【宝塚記念(日曜=29日、阪神芝内2200メートル)注目馬18日1週前追い切り:栗東】最強牝馬がいよいよ戦闘モードに突入した。これまで単走でサッとしか追い切っていなかったジェンティルドンナ(写真右)だが、1週前はオークス以来の手綱となる川田が騎乗して坂路でクレスコモア(古馬500万下)とビッシリ併せ馬を消化した。
2馬身ほど後ろから追走してラスト1ハロンで体を並べるとしっかり追われて併入フィニッシュ。4ハロン51・0―37・4―24・5―12・4秒。
手応えは相手のほうが上回ったように見えたが、そのパートナーに騎乗し普段はジェンティルの調教を務める井上助手は「こっちが走り過ぎた感じだったけど、ジェンティル自身も十分な時計は出ていた。前半からムキにならずに走っていたし、去年のこのレースに比べてもいいように思う」。
また石坂調教師は「1週前にしっかり負荷をかけた併せ馬ができたし、動きも良かったと思います。去年もいい状態だったと思うけど、馬が物事を分かってますます落ち着いています」と完成の域に近づいた最強牝馬に目を細めた。
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