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【宝塚記念】ジェンティルドンナ反応抜群!(1/2ページ)
これが世界を制した女王の貫禄だ。前走のドバイシーマCでGI6勝目を挙げたジェンティルドンナが、坂路で熱のこもったスパーリング。万全の態勢を整えた。
「しっかり併せて、ラストもしっかり動けていた。(川田)ジョッキーも『ハミがかりがよかったですし、先週よりよくなっています』と言っていた」。上昇カーブを描く姿に、石坂調教師が頬を緩めた。
オークス(2012年5月、1着)以来の再コンビとなる川田騎手を背に、坂路で併せ馬。僚馬アルバタックス(500万下)と馬体を併せながら、まっすぐに駆け上がっていく。スムーズに折り合い、追ってからの反応も抜群。ラスト1ハロン12秒2と力強く伸びて、1馬身先着した(4ハロン51秒3)。
先週の追い切りにも騎乗した川田騎手は「2週連続で併せました。順調に追い切りを終えることができました」と満足げ。井上助手も「先週より切れのある動きをしていた。久々でも息はできているよ」と好気配を伝えた。
ドバイから宝塚記念は、昨年と同じローテーション。だが、今年は昨年よりも1週間ほど早い5月7日に帰厩し、入念に乗り込んできた。繊細な牝馬の凱旋レースになるが、体調に関しては一点の曇りもない。
昨年の宝塚記念は3着に敗退。雨でしぶった馬場(発表は良馬場)で、身上の切れ味がそがれてしまった。今週末も天気は微妙だが、陣営は自信を持って送り出す。
「今年はさらに精神的に大人になって、いい筋肉もついた。天気はどうしようもないけど、昨年よりも強くなっていますからね。(ファン投票3位で)相手も強いですが、私の中ではジェンティルが一番だと思っています」とトレーナーは信頼を寄せる。
牝馬の宝塚記念制覇となれば、1966年エイトクラウン、2005年スイープトウショウに続く3頭目。心身ともに進化し続ける女傑が、春のグランプリでもライバルを一蹴する。 (鈴木康之)
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