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【天皇賞・秋】ジェンティルドンナ負けられぬ(1/2ページ)
今週の東京日曜メーンは、GI天皇賞・秋(芝2000メートル)。主役は、昨年の年度代表馬ジェンティルドンナ(栗東・石坂正厩舎、牝4歳)だ。
ドバイ遠征からの帰国初戦だった前走・宝塚記念は、良馬場ながら水分を含んだ重い馬場が影響。持ち前の切れ味がそがれ、3着に敗れた。今回は4カ月ぶりの実戦だが、順調そのものだ。今月17日の1週前追い切りでは、主戦の岩田康誠騎手を背に栗東坂路で4ハロン51秒3の一番時計をマーク。僚馬を4馬身半突き放した。「東京コースは無敗なので期待している」と岩田騎手。確かに、昨年のオークス、ジャパンCともにVと、府中は2戦2勝。得意のコースだ。台風の接近により、天皇賞当日の馬場状態が気になるところだが、負けられない一戦となる。
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相手筆頭はエイシンフラッシュ(栗東・藤原英昭厩舎、牡6歳)か。鞍上は昨年のこのレースで、鮮やかなイン突きで2年5カ月ぶりの勝利へエスコートしたミルコ・デムーロ騎手だ。秋初戦の前走・毎日王冠では、他馬より2~4キロ重い58キロを背負いながら快勝。史上2頭目の天皇賞・秋連覇へ弾みをつけた。2010年の日本ダービーと合わせ、GI2勝をあげている東京で本領を発揮する。
トウケイヘイロー(栗東・清水久詞厩舎、牡4歳)は、中距離路線への転身が成功し、強力な逃げで注目を集める。名手・武豊に導かれ、GIII鳴尾記念、GIII函館記念、GII札幌記念と目下重賞3連勝中。特に重馬場で開催された札幌記念は6馬身差の圧勝で、サマー2000シリーズ王者となった。同シリーズ優勝馬では2006年にスウィフトカレントが天皇賞・秋で2着に入っており、道悪になればチャンスはさらに広がる。
唯一の3歳馬で皐月賞3着のコディーノ(美浦・藤沢和雄厩舎、牡)は、日本ダービーで9着に敗れ、菊花賞挑戦を断念。中距離路線に活路を求めてきた。秋初戦の毎日王冠では出遅れが響いて7着に敗れたが、上がり3ハロン32秒7はメンバー最速タイ。もともとクラシックを狙える素質馬として注目を集めていた存在だけに、「スタート五分で脚をタメられれば」と藤沢和雄調教師は期待する。
ヴェルデグリーン(美浦・相沢郁厩舎、牡5歳)は蹄の弱さが解消し、GII産経賞オールカマーで重賞初V。本格化をうかがわせる。中山で4勝を挙げているが、東京でも2勝をマークしており、コース適性は高い。
ほかにも、毎日王冠で2年連続2着のジャスタウェイ(栗東・須貝尚介厩舎、牡4歳)、今年の宝塚記念でジェンティルドンナ、フェノーメノに先着(2着)したダノンバラード(栗東・池江泰寿厩舎、牡5歳)、一昨年の2着馬ダークシャドウ(美浦・堀宣行厩舎、牡6歳)など多士済々だ。
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