2013年10月28日月曜日

あだ

http://hochi.yomiuri.co.jp/horserace/news/20131027-OHT1T00117.htm

【天皇賞・秋】ジェンティルドンナ、2着 好スタートがあだ

ジャスタウェイ(左)はジェンティルドンナ(左から3頭目)以下を4馬身突き放した
 ◆第148回天皇賞・秋(27日、東京競馬場・芝2000メートル、良=17頭立て) 5番人気のジャスタウェイが、中団追走から直線のラスト200メートル手前で一気に抜け出し、4馬身差で快勝。昨年2月のアーリントンC以来11戦ぶりのVが、うれしいG1初制覇となった。鞍上の福永祐一騎手は、先週の菊花賞(エピファネイア)に続くG1勝利。1番人気のジェンティルドンナは2着に敗れ、昨年の覇者エイシンフラッシュは3着だった。
 最高のスタートが、結果的にあだとなった。抜群の反応を見せてゲートを飛び出したジェンティルドンナ。並びかけてきたトウケイヘイローを行かせて2番手で進めたが、軽快なペースで飛ばす逃げ馬を追いかける形となったことで、持ち味の末脚が影を潜め2着に敗れた。
 「ある程度、流れが速くなるのは分かっていた。4~5番手くらいの中団で脚をためられていればよかったが…。あのスタートじゃ下げられない」。岩田は悔しさを押し殺しながら、淡々と敗因を分析した。
 1番人気には応えられなかったが、逃げ馬が10着まで沈んだことを考えれば、負けて強しの内容とも言える。「リラックスしていたし、力まずレースはできていた。早く勝たせてあげたい」と岩田が切望したように、昨年の年度代表馬は、今年の成績が〈2〉〈3〉〈2〉着。状態に問題がなければ、次走となるジャパンCで悔しさを晴らすしかない。

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