2013年10月28日月曜日

・秋

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ジェンティルドンナ2着、ロケットスタートが足かせに=天皇賞・秋

スポーツナビ 10月27日(日)19時59分配信
ジェンティルドンナ2着、ロケットスタートが足かせに=天皇賞・秋
ジェンティルドンナ(左)はジャスタウェイ(右)に突き放されての2着完敗【撮影:中原義史】
 秋競馬伝統の大一番、第148回GI天皇賞・秋が27日、東京競馬場2000メートル芝を舞台に争われ、福永祐一騎乗の5番人気ジャスタウェイ(牡4=栗東・須貝厩舎、父ハーツクライ)が優勝。一方、岩田康誠騎乗の1番人気ジェンティルドンナ(牝4=栗東・石坂厩舎)は、ジャスタウェイから4馬身離されての2着に敗れた。

 東京競馬場が驚きの歓声に包まれた。女王ジェンティルドンナが、それまで通算2勝馬のジャスタウェイになんと4馬身も突き放されての完敗。それでも、昨年の覇者エイシンフラッシュに2馬身差をつけることで意地は見せたが……。
「スタートが思った以上に良すぎました。レース前はゲートを出たなりで流れに乗って行こうと思っていたんですが……」
 岩田が開口一番に語ったのは、“良すぎた”スタートだった。本来、競馬ではゲートを上手に出ることは好走要因の1つであり、事実、今回のジャスタウェイの勝因の1つも苦手だったスタートを克服したことだった。しかし、道中で脚をタメていきたいジェンティルドンナにとっては、あまりにも良すぎるロケットスタートが逆に足かせとなってしまった。

「あそこからだと無理して下げることはできない。でも、春先のように力まないでレースはできたし、他の馬には全然負けていないんですけど、勝った馬の脚が違いすぎましたね」
 ハイペースの中、2番手追走を余儀なくされた苦しい展開でもエイシンフラッシュ以下は完封。ジェンティルドンナ以外の先行勢が総崩れとなった結果を考えると、十分に力は見せたとも言える。しかし、これで昨年のジャパンカップを勝って以降、今年はいまだ勝ち星がなく、昨年の年度代表馬としては物足りなさが残るのも事実。もちろん、このままで終われるはずがない。岩田もきっぱりと巻き返しを誓った。
「次はもっと良くなると思う。脚をタメて4、5番手から中団でレースができれば」

 順調ならば、次走はおそらくジャパンカップ(11月24日、東京競馬場2400メートル芝)となるはず。今年最後の府中を、復活と2連覇の舞台としてみせるか。

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