2013年10月27日日曜日

ンナ

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天皇賞・秋・追い切り情報(1)ジェンティルドンナ

天皇賞・秋・追い切り情報(1)ジェンティルドンナ
 ジェンティルドンナは栗東坂路を力強く駆け上がった。牝馬の仕上げのセオリー通り1週前にしっかり負荷をかけ、この日の追い切りは余力残し。それでも楽々と4F53秒7-39秒2-12秒5をマークした。

 井上助手を背に単走追い。テンからスムーズに折り合い、後半2Fを過ぎると加速する。手綱を押して気合をつけ、ラスト1Fは12秒5でフィニッシュ。石坂師は「軽くならない程度で、そこそこはやっておいての指示。思惑通りです」と満足そうにうなずいた。

 緩んだ馬場に泣き、折り合いも欠いた宝塚記念(3着)については「だいぶ前の話。振り返りたくない」。顔をしかめ、悔しさをにじませる指揮官。胸中にあるのは、気持ちを切り替えての秋全勝だ。

 ぶっつけで天皇賞・秋、そして連覇がかかるジャパンC(11月24日・東京、芝2400m)というローテーションは当初の予定通り。ノーザンファームしがらきでの夏休みを2カ月にとどめ、8月下旬には帰厩。500キロ前後までふくらんだ体を豊富な運動量で絞った。「今までの休み明けの中でも一番乗り込めて、能力を出せる状態にもってこれた」。共同会見では「ジェンティルドンナがどんなに強いか、いい走りをお見せすることができそうです」とV宣言が飛び出した。

 この春未勝利に終わった昨年の年度代表馬が2戦2勝(12年オークス、同年ジャパンC)の府中でうっぷんを晴らす。

ジェンティルドンナは栗東坂路で万全の最終リハ
2013年10月24日

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