2013年10月27日日曜日

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2013.10.27 05:09

【天皇賞・秋】女傑にゾッコン!ジェンティル(1/3ページ)

女傑ジェンティルドンナは絶好の仕上がり。主戦の岩田騎手を背に牡馬を蹴散らし、GI5勝目を飾る
女傑ジェンティルドンナは絶好の仕上がり。主戦の岩田騎手を背に牡馬を蹴散らし、GI5勝目を飾る【拡大】
 最強古馬決定戦、天皇賞・秋(GI、芝2000メートル)が27日、東京競馬場で開催される。サンケイスポーツ・加藤隆宏記者は、昨年の年度代表馬で前売り1番人気のジェンティルドンナを本命に推した。


女傑ジェンティルドンナは絶好の仕上がり。主戦の岩田騎手を背に牡馬を蹴散らし、GI5勝目を飾る
女傑ジェンティルドンナは絶好の仕上がり。主戦の岩田騎手を背に牡馬を蹴散らし、GI5勝目を飾る【拡大】
 女傑が進化した姿を見せる。◎ジェンティルドンナが牡馬16頭を一蹴。王座に君臨する。
 上半期の2戦は不完全燃焼。初の海外遠征となったドバイシーマクラシック(2着)は外々を走らされたロスが響き、折り合いも欠いた。宝塚記念(3着)はスタートから1コーナーまで力んでしまい、道中は外からゴールドシップ(1着)にプレッシャーをかけられた。ともにジェンティルにとって不本意な結果だが、力負けではないのが救いだ。
 宝塚記念後、陣営は天皇賞を万全の状態で戦うためのスケジュールを作成。約2カ月前の8月28日、放牧先から栗東トレセンに帰厩し、質量ともにハードな調教を積んできた。海外遠征帰りで、レースの5週間前に帰厩した宝塚記念とは、調教の中身が違う。馬体は24日の計量で490キロ(前走470キロ)。鍛錬の効果で筋肉量が増えて、体はさらにたくましくなった。動きの素晴らしさは言うまでもない。
 井上泰平調教助手が「(負けても)言い訳のできない状態」と胸を張り、岩田康誠騎手が「リラックスできているし、力をつけているのを感じた。自信を持って乗れる」と言い切るのも納得がいく。
 天も味方についた。台風は太平洋のかなたへ去って、27日の予報は晴天。泥田のような道悪を回避できたのは大きい。東京競馬場は2戦2勝。オークス、ジャパンCの両GIを制しているように、ジェンティルにとって東京は気持ちよく、伸び伸び走れるコースなのだ。折り合いを考えると、2000メートルの距離は望むところだろう。
 オルフェーヴルと並ぶ現役最多のJRA・GI5勝目へ、不安はなし。ジェンティルドンナが完全無欠な走りで、ウオッカ(7勝)、ブエナビスタ(6勝)に次ぐ歴代牝馬3位タイとなる勝利を挙げる。 (加藤隆宏)
★天候と馬場
 26日の東京競馬場は芝、ダートともに不良馬場だった。台風27号は日本列島から遠ざかり、27日は晴天の予報だが、良馬場まで回復するかどうかは微妙だ。ジェンティルドンナは不良馬場だった2011年の新馬戦で2着。エイシンフラッシュは稍重だった10年の皐月賞と11年の天皇賞・春でそれぞれ3、2着に入っている。両馬は切れ味勝負型ではあるが、多少馬場がしぶっても大きなマイナスにはならない。

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