秒５

http://race.sanspo.com/keiba/news/20131023/ope13102311540015-n1.html

2013.10.23 11:53

【天皇賞・秋】ジェンティル完璧追い！１２秒５

ジェンティルドンナは栗東坂路で単走。スムーズに加速し、わずかに気合をつけられたラスト１Ｆを１２秒５でまとめた【拡大】

　宝塚記念のジェンティルドンナは伸び切れずに３着。「もうかなり前のことだし、振り返るのもイヤだね」（石坂調教師）は本音だろう。秋は２戦２勝、それもオークスとジャパンＣの東京でスタート。気持ちを切り替えるには最高の舞台となる。

　栗東坂路で単走。外ラチ沿いを素軽いフットワークで１４秒５－１３秒９－１２秒８とスムーズに加速し、わずかに気合をつけられたラスト１Ｆを１２秒５でまとめた。先週１７日が重馬場ながら超抜の内容で、４Ｆ５１秒３の一番時計。完調にもってこられたからこそ、先週の“動”から、当週は“静”に変わった。

　「しまいは、軽くならない程度にはやりたかった。仕掛けてからの反応は良かったし、思惑どおりの追い切りができた」とトレーナー。「前走後は放牧。日ごろからカイ食いはいいけど、リラックスさせてやると本当に食いが良く、かなりの体重増で帰ってきた。これまでの休み明けのなかでは最もいい状態。府中は大きいレースで２戦２勝だから悪いわけはない」とキッパリ。

　岩田騎手も、「先週跨ったが、春とは全然違っていい感じ。馬体も大きくなって成長を感じるし、宝塚記念のときのような力みもない。年度代表馬らしい走りをみせたい」と、最強女王の座に戻れる状態に仕上がった。（夕刊フジ）