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【外れ馬券のつぶやき】
女傑が強い天皇賞・秋 JCにらみ勝ちに行く
秋のGI戦線は10月27日に東京競馬場で第148回天皇賞・秋(芝2000メートル)を迎える。最終登録に24頭がエントリーしたが、GI馬は3頭のみでハイレベルとは言い難い。さらに3歳馬は皐月賞3着のコディーノと、レッドレイヴンの2頭にとどまり、古馬vs3歳馬の構図も成り立たない。競馬ファンには少々物足りない陣容になりそうだが、最大の焦点は約4カ月ぶりのレースとなるGI4勝馬ジェンティルドンナ(牝4歳)の走りっぷりだろう。
最近5年の天皇賞・秋で、牝馬は2度も牡馬の間隙を突いた。2010年のブエナビスタに、08年のウオッカだ。08年には2着にダイワスカーレットが入り、1、2着を牝馬が独占し、牝馬の層が充実していた。05年には15番人気のヘヴンリーロマンス(牝5歳)が1番人気でGI3勝馬ゼンノロブロイを退けて勝ち、3着に牝馬ダンスインザムードが入り、3連単は122万6130円と驚異的な高配当となった。
今年の顔触れを見れば、ジャパンカップでGI5勝馬オルフェーヴルとのたたき合いを制した牝馬三冠馬ジェンティルドンナが自然とあぶり出される。活躍した12年が明けた今年は2戦して【0・1・1・0】とまだ勝利がない。3月のドバイシーマCは2着、6月の宝塚記念は勝ったゴールドシップに目標とされ、ゴール前では2着のダノンバラードをクビ差捉えきれずの3着に敗れた。
ただ、今回の登録メンバーでライバルと目されるのは、近3走で3連勝中のトウケイヘイロー(牡4歳)、昨年の天皇賞・秋勝ち馬エイシンフラッシュ(牡6歳)、毎日王冠2着のジャスタウェイ(牡4歳)といったところか。
女傑が強い天皇賞・秋 JCにらみ勝ちに行く
宝塚記念2着のダノンバラードは5勝のうち左回りは1勝しか挙げておらず、左回りコースは割り引きか。天皇賞・春2着と実績のあるトーセンラー(牡5歳)だが、左回りは【0・0・0・4】とからっきし。産経賞オールカマー勝ちのヴェルディグリーン(牡5歳)も左回りは【2・0・1・6】とまあまあの成績だが、過去10年でオールカマーをステップにした馬は【0・1・0・21】と連対率も4・5%で信頼度は低い。
となれば、ジェンティルドンナとトウケイヘイローとの競り合いの構図が浮かび上がる。トウケイヘイローは前走・札幌記念を逃げ切り、後続に6馬身差をつける圧勝劇を演じた。2走前の函館記念も逃げ切り、鳴尾記念では3コーナーで先頭に立つとそのまま押し切った。2000メートルの距離は3戦3勝と適距離といえる。左回りも【3・1・0・3】と苦にしていない。札幌記念勝ち馬は11年のトーセンジョーダンが天皇賞・秋を制しており、最近10年では2勝を挙げて勝率は20・0%と最も高い。
ジェンティルドンナも東京コースは2戦2勝。しかもジャパンカップとオークスのGIというのは心強い。2000メートル戦は1戦1勝と経験は少ないが、その距離で勝ったのは秋華賞である。父はディープインパクトと血統は申し分ない。陣営は今年を国内に専念させる方針を示しており、天皇賞・秋の次走としてジャパンカップを見据える。2連覇が懸かるだけに、天皇賞・秋を勝って弾みをつけたいところだ。
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