2013年6月13日木曜日

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2013.6.13 05:05

【宝塚記念】ジェンティル、数段パワーアップ!(1/2ページ)

坂路を一直線に駆け上がってきたジェンティルドンナ(中央)は併せたベストウォーリア(右)を一蹴。ドバイ遠征時よりもパワーアップして、余裕たっぷりに好タイムをマークした(撮影・横幕雅大)
坂路を一直線に駆け上がってきたジェンティルドンナ(中央)は併せたベストウォーリア(右)を一蹴。ドバイ遠征時よりもパワーアップして、余裕たっぷりに好タイムをマークした(撮影・横幕雅大)【拡大】
 上半期の総決算、宝塚記念(23日、阪神、GI、芝2200メートル)の1週前追い切りが12日、東西トレセンで行われた。栗東では、昨年の年度代表馬ジェンティルドンナが僚馬を2馬身突き放す圧巻のパフォーマンスを披露。GI3勝馬ゴールドシップも併せ馬で2馬身半差をつけてフィニッシュし、順調ぶりをアピールした。両馬と“4強”を形成するオルフェーヴル、フェノーメノの1週前追いは13日、実施される。
絶対的女王の貫禄を感じさせる動きだった。“4強”の一角を担うジェンティルドンナが、パワフルに登坂。手綱を取った岩田騎手は確かな手応えを口にした。
 「ドバイのときよりも数段パワーアップしている。息が乱れていなくて、しっかり踏み込んで走れていた。去年以上のパフォーマンスを見せられると思います」
 朝一番の坂路でベストウォーリア(牡3、1600万下)と併せ馬。序盤からスピードに乗って急勾配を攻めた。残り2ハロンで馬体を接し、右の肩ムチを合図にギアチェンジ。ラスト1ハロン12秒4(4ハロン51秒9)と鋭く伸びて、食い下がろうとする僚馬に2馬身先着した。鞍上が舌を巻く。
 「けっこうな時計を出して上がりもしっかり走っているけど、ケロッとしていてまだ余裕がある。リラックスしていて、馬が充実しているんじゃないですか」
 海外初挑戦だった今年初戦のドバイシーマクラシックは、道中で引っ掛かり、最後の直線で伸びを欠いて2着に敗れた。帰国後は放牧を挟んでリフレッシュ。5月中旬に帰厩後は、オルフェーヴルとゴールドシップ、フェノーメノが集う大一番に照準を合わせた。状態は右肩上がりだ。
 「(昨年のジャパンCで破った)オルフェに挑むというのは変わらない。完ぺきな状態にもっていって、完ぺきなレースをするだけ」
 岩田騎手は力強く締めくくった。昨年の年度代表馬ジェンティルドンナが、直接対決でその称号にたがわぬ強さを見せつける。(川端亮平)

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