宝塚記念展望
逃げ馬=シルポート
まず、こういったレースはリスクばかりが多いということを考えてください。3強で決まった場合、どういう買い方をしてもなかなか儲けを出すのは難しいでしょう。だからといって、その3頭で決まるほど甘くないのが競馬。予想と馬券、いいレースと儲かるレースは違うものだと考えます。シルポートの逃げを3番のフェノーメノや10番ジェンティルドンナが追い掛ける展開でしょう。そこに早めに進出してくるゴールドシップがどう絡んでくるのか。前走の天皇賞(春)を見る限り、3番フェノーメノはここで3着を外す確率は少ないでしょう。堅実に走れるタイプの馬ではないでしょうか。JCでジェンティルに離されていますが出遅れているうえ、4コーナーで進路を外に持ち出す際に、やや手こずってしまいました。実走着順に直せば、数字上の5馬身負けではなく3馬身程度だと考えられます。広いコースを得意とするジェンティルドンナと、どちかといえば、直線が長いコースではない(それでも天皇賞を勝ちましたが)方がいいタイプのフェノーメノなら、宝塚記念の舞台である阪神芝2200mなら逆転も可能だと思っています。注目は玉砕逃げ覚悟のシルポートの単騎逃げがにはまるかどうか。上手く運べば3着位はあるでしょう。
※注記
Kスタンダードでは以下の要素を重要視します
1. 逃げ馬
・展開上有利になる馬を探します。展開の鍵を握る逃げ馬を把握することでペースを読み解き、中心となる馬を探します。
2. 実走着順
・レースにおいて、すべての馬が必ずしも同じ距離を走っているわけではありません。着順が下でもコースロスや外を回って差がなかったなど、レースにおける様々な要因を分析し、どの馬も不利なく走った場合の結果は実際にどうなるのかを検討するのが実走着順です。
3. レースレベル
基本的にG1を目指して番組が組まれています。しかし、臨戦過程によって、レベルが高かったり、低かったりするもの。レベルの高いレースを探して、そのレースに出走していた馬を購入すればいいという考えです。
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