2013年6月21日金曜日

診断

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宝塚記念など追い切り診断

2013年06月20日(木)18時00分
注目数:11人
【栗東トラックマン情報】
◆日曜阪神11R・宝塚記念(GI)
・ジェンティルドンナ
 5月15日にノーザンFしがらきから帰厩し、順調に調教を消化。追い切りは週1本のペースでこなしており、そのリズムが狂っていないということは、至極順調に仕上げられているということだろう。

 最終追い切りは坂路で単走だったが、最初の1F目を14.1秒で入って、次第に加速。理想的なラップを踏み、4F51.8~3F37.7~2F24.5~1F12.3秒。ラチと他馬の窮屈な進路だったが、全く怯むようなところはなく、力強い走りで駆け上がってきた。調整過程、そして馬体の様子などを見ていると、海外遠征帰りとはいえ、気になるような点は全くないと言える。

・ダノンバラード
 前走鳴尾記念は少し間隔が空いたこともあり、調教本数はごく標準。最終追い切りの併せ馬でも同入。それなりの反応の良さは見せていたものの、まだまだ良化途上という印象があった。

 今回は中2週で調教本数も強化。最終追い切りは3頭併せの真ん中だったが、相手2頭が走らなかったこともあり、最後はほとんど単走のようなもの。ゴール前は右手前になっていたが、もたれる感じはなく、しっかりと伸びていた。状態に関しては、申し分ないだろう。

・ローゼンケーニッヒ
 連勝中とはいえ、1000万下での2戦。まだ、1600万下の身ではあるが、2012年神戸新聞杯では、ゴールドシップの5着という実績もあり、本格化してきた今回は、本当に胸を借りるつもりでの、GI挑戦となった。

 最終追い切りには、初コンビを組む、C.ウィリアムズ騎手が跨っての単走追い切り。引っ掛かり癖がある馬だけに、慎重に乗っていた印象があるが、その結果が、坂路4F54.2~3F41.1~2F27.6~1F14.3秒。全体の時計が遅いことはよいとして、ラスト1Fが最も遅くなる、流すような追い切りは決して評価できない。

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