2013年6月20日木曜日

璧走

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2013.6.19 16:55

【宝塚記念】3強から1強へ!ジェンティル完璧走(1/3ページ)

宝塚記念の最終追い切りを行ったジェンティルドンナ。坂路で極上の動きを見せた
宝塚記念の最終追い切りを行ったジェンティルドンナ。坂路で極上の動きを見せた【拡大】
 3強の激突で盛り上がる「第54回宝塚記念」(23日、阪神、GI、芝2200メートル)の追い切りが19日に行われ、昨年の年度代表馬ジェンティルドンナが栗東トレーニングセンター(滋賀県)の坂路で極上の動きを見せた。ドバイ遠征以来、国内では今年初のレースだけに仕上がりが注目されていたが、調教チェッカーズも文句なしのA評価。昨年のジャパンC時同様、輝いている。
梅雨曇りの重いムードを一気に吹き飛ばすかのように、女王が爽快な動きを見せた。けさの栗東TCで一番の輝きを放っていたのは、ジェンティルドンナの完成された姿だ。
 朝一番に坂路に入り、井上調教助手を背に単走でゆったりと駆け上がった。前半のテーマは人馬のコンビネーション。ドバイシーマクラシックで前半引っ掛かって2着に敗れたことからも、そこは見逃せないポイントだったが、折り合いは完璧についていた。気合を前面に出していた昨年とは少し違う、古馬らしい“枯れた”走り。しかしゴールラインが近づくにつれ、その4冠エンジンが唸りを上げた。
 気合をつけられたラスト1Fは、鋭く反応して12秒3。余力を残しながらも、超A級の脚力とメリハリをアピールする極上フィニッシュだ。
 「先週、併せ馬で目一杯負荷をかけていて、当週の単走の動きとしては上々だ。体重は(JC時の460キロより重い)470キロ台になるだろうけど、しっかり調教を積んでの470キロ台だから。すべて思いどおりにやってこれたし、体調の不安はありません」
 3月のドバイ遠征からの帰国初戦という難しいシチュエーションを乗り切ったことで、石坂正調教師が胸を張る。けさの坂路は朝一番から4F50秒台が頻出するとても時計が出やすい馬場。4F51秒8は、極悪馬場でケタ違いの猛時計(4F51秒9)を出した先週12日との比較では地味なくらいだが、ビッシリ追う必要はないほど仕上がり切っているということだ。
 「ドバイも勝つつもりで挑んだが、初めての海外輸送やナイター競馬のなかで、明らかに日本にいるときとは精神状態が違っていた。走り慣れた日本に戻って、前走とは全然違う平常心で競馬ができるはず。道悪は未知な部分もあるけど、下手ではないと思っている。私のなかでは何も懸念材料はありません」
 3強ではなく、“1強”だ。JCでオルフェーヴルを破った実績からもそんな自信がみなぎる。「今後のことはすべてここが終ってから」と言いながらも、トレーナーは宝塚記念を勝っての凱旋門賞(10月6日、仏ロンシャン競馬場、GI、芝2400メートル)挑戦をしっかり思い描いている。世界を意識する女王が、牝馬3冠+JCに続く国内5冠目にまた一歩、前進した。(夕刊フジ)

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