2013年6月20日木曜日

2013.6.19 16:53

岩田康誠騎手に聞く「ドバイより良かった」

　３強の激突で盛り上がる「第５４回宝塚記念」（２３日、阪神、ＧＩ、芝２２００メートル）の追い切りが１９日に行われ、昨年の年度代表馬ジェンティルドンナが栗東トレーニングセンター（滋賀県）の坂路で極上の動きを見せた。

　－－けさの動きについて

　岩田康誠騎手「坂路を楽に上がったと報告を受けました。先週は自分が乗ったけど、動きも馬体もほれぼれするくらい良かった。ドバイのときより良かったと思う」

　－－ドバイシーマクラシックは２着

　「レースで少し折り合いを欠いた。今回はそこも気をつけて乗りたい。日本なので、そう気にはしていないけど」

　－－５６キロは初めて

　「馬体もあるし、そこは全然気にならない。牡馬は５８キロを背負うんだし、負担重量は気にせず伸び伸びと走らせたい」

　－－今週末は雨予報で道悪の可能性もある

　「道悪でも全然走れる馬だと思う。馬場状態や気温のこと、いろいろと想定しながらレースを組み立てたい」

　－－オルフェーヴルは回避したが、勝てば改めて最強を証明

　「（オルフェーヴルとは）実際に走るのを楽しみにしていただけに、残念。牝馬はなかなか勝てないレースといわれているけど、男勝りの走りをする馬。すごくいい状態で臨めるので、１人でも多くのファンに走りを見にきてもらいたい」

（夕刊フジ）