2013年6月20日木曜日

記念

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3強の並びはほぼ決まった宝塚記念

 4強と3強では盛り上がりが違う。特にオルフェーヴルに対するファンの期待度を考えるとなおさらで、単に馬券的な妙味が薄らいだ、というだけでなく、回避によって凱旋門賞へも不安な影を落とした格好。

 ‘無事是名馬’という言葉を思い出す。ましてトップクラスが一堂に会するなんて滅多にないこと。上半期を締めくくるビッグステージに加え、ファンの注目度が例年以上に高かっただけに、何とも言えない脱力感がある。

 実は、大阪杯優勝後の順調さを確認して◎オルフェーヴルを決めていたので、モチベーションまで低下。せめて枯れ木のにぎわいならまだしも、少頭数だけに展開の紛れも生じにくい。レースそのもののレベルダウンは否めず、こうなればビジュアル面で楽しませてもらいたい。

 つまり、シルポートにはせこい逃げではなく、レースが進むにつれ後続との差を拡げて7F辺りでは20馬身引き離す。そうなれば見る方としては面白い。今のシルポートにそこまでのパワーが残っているか疑わしいが、TV馬で終わっても誰も文句は言うまい。11Fでもマイルのつもりで逃げて欲しい。少なくとも、4角で早々と並ばれるような展開だけはゴメンだ。

 オルフェーヴル不在ならハイレベル世代の4歳3強と考えるのが妥当。

 昨年のダービーが12F2分23秒8で、フェノーメノはタイム差なし。あともう一歩でダービー馬。ゴールドシップは5着。フェノーメノとの差は0秒2。

 その1週前のオークスが2分23秒6。ジェンティルドンナが圧倒的な強さでヴィルシーナに5馬身差。タイム比較ではジェンティルドンナ、フェノーメノ、ゴールドシップの順。そんな見方も可能。

 また、秋のJCではフェノーメノに0秒8先着のジェンティルドンナは2戦2勝したようなもの。フェノーメノとゴールドシップは、今春の天皇賞が終わった時点で前者の2戦2勝。そうなると3強の並びはほぼ決まり。

 もちろん、当日の馬場レベルがスタンダード以下で時計がかかるとなれば、話しは別だが、先週の馬場を考える良発表なら推定2分10秒台。これまでの10~12Fの持ちタイムからみても3強の並びは動かない。

 3強以外で1頭選ぶならトーセンラー。10F1分57秒7の持ちタイムがある。さらに、上がり32秒6に33秒台で1、1、3着。11Fでも京都記念での鮮やかな差し切り。

同じディープ産駒でもダノンバラードはデビュー以来、まだ上がり34秒を切ったことがない。GⅠで足りる、足りないのポイントだろう。

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