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【宝塚記念】ジェンティル、パワーUP!(1/2ページ)
今週の阪神日曜メーンは上半期の総決算、宝塚記念(23日、GI、芝2200メートル)。有力候補の1頭だったオルフェーヴルは肺出血発症で回避したが、残る“3強”のジェンティルドンナ、ゴールドシップ、フェノーメノは順調そのものだ。そのうちジェンティルドンナは16日、栗東トレセンのCWコースでキャンター調整。陣営は、昨年の年度代表馬に輝いた同馬の強さの秘密の一端を明かした。
まだ薄暗い午前4時過ぎ。前夜の大雨の影響で水分を含んだ栗東CWコースを、ジェンティルドンナが15-15程度のキャンターで軽快に駆け抜けた。「いい動きでしたし、順調に来ています」。井上調教助手が状態の良さに太鼓判を押す。
昨年は牝馬3冠を制し、ジャパンCではオルフェーヴルとの叩き合いをハナ差制してV。年度代表馬に輝いた。今年はドバイシーマクラシックで世界の強豪相手に2着。まさにワールドレベルだ。馬体重は今月13日の計量で482キロ。昨年のジャパンC時より22キロも増えている。
「体は成長しているし、去年と比べてもパワフルな感じ。これだけ毛づやがいいのは珍しいですよ。牝馬は夏に強いと言いますしね。体が物語っていますね」と井上助手は語る。
これまでGI4勝。担当の日迫調教助手は「エンジンがいいのはもちろんだけど、牡馬と違って骨格やパーツが軽くてしなやかさがある」と強さの極意を明かす。
「(ドイツの高級車)ベンツで言うと、Eクラス(Executiveの意で上から2番目とされる)のボディーにSクラス(最上級のSpecialtyの意)のターボエンジンを搭載している感じ。軽自動車にSクラスのエンジンを積んでも脚元がもたないからね。心臓とボディーのバランスがいいから、これだけ走れていると思う」
今年の国内初戦。ジェンティルドンナのパフォーマンスに注目だ。(渡部陽之助)
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