2012年9月15日土曜日

は?

http://www.tokyo-sports.co.jp/race/horse/38502/
ジェンティル好走のサインとは?
2012年09月14日 10時00分
【トレセン発 秘話】パドックや返し馬といった我々がチェックできる場所で、競走馬がその日走るか走らないかに関わる“癖”を見せる時がある。

 例えば先週のセントウルSに出走したエーシンホワイティ。好走する時は本馬場入場の際にうるささを見せ、引き手を離した途端に勢い良く返し馬に突入してしまうことが多いのだとか。それが先週は妙におとなしく、ゴール板まで歩かせてからようやく返し馬ができたことで、担当の米盛助手は「今日はあまり良くないかもしれない」と察知したらしい。結果は15着大敗だ。

 今夏の小倉記念を勝ったエクスペディションの好走時はパドックで2人引きをしないといけないぐらいテンションが高めで、冬場に結果が出ていない時は1人引きで大丈夫なほどおとなしかったとか。

 一方、馬券を買えない時間帯に、こうした癖を見せる馬もいる。昨年、安田記念6着↓府中牝馬S14着とらしくない競馬が続いたアパパネが、エリザベス女王杯で3着と見せ場を作った時、国枝調教師がレース後、こんなことを言って報道陣を笑わせた。

「今日はゲート入りを嫌がるそぶりを久々に見せていたからね。ああいうしぐさを見せた時の方が走るみたい。だけどゲート入りしてからじゃ皆は馬券が買えないよな」

 ローズSに出走するジェンティルドンナの場合は、ジョッキーがまたがってから結構テンションが上がる方で、オークスの時などゲート裏で暴れ回っていた。競馬は圧勝だったから、むしろあの元気の良さは調子がいいサイン?

 ひと夏越しての精神的な成長もあるかもしれないが、もし今回テンションが高いように見えたとしても、それは走っている時と同じ兆候であり、全く心配はない…と思う。

(栗東の坂路野郎・高岡功)

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