初戦も

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【最新リポート】ドンナ秋初戦も石坂厩舎に重圧なし／ローズＳ

2012.9.12 17:38

      

牝馬３冠の偉業がかかるジェンティルドンナだが、石坂厩舎にプレッシャーはない【拡大】

　先週のセントウルＳをエピセアロームで制し、今季８度目の重賞Ｖを飾った石坂厩舎。小倉記念をエクスペディションで、関屋記念をドナウブルーでぶち抜いた今夏の勢いを保ったまま、いよいよ主役の登場だ。

　秋華賞で史上４頭目の牝馬３冠を目指すジェンティルドンナがローズＳへスタンバイ。「重賞で１番人気になったことがないらしいけどそれもここまで。牝馬同士なら一歩も譲れないし、来春までは（１番人気を）続けていかないと」と古川助手。プレッシャーなどこれっぽっちもなく、どっしりと構える。

上がり馬・ニューダイナスティ東上

　セントライト記念にはニューダイナスティが挑む。こちらは夏の新潟・佐渡特別をレコードで逃げ切った。「降級した古馬もいるなか、わずか１走で１０００万下をクリアしてくれた」と古川助手。もちろん、ここも積極策だ。「前走のようにハナに行ってうまく脚をためれば、直線でまた伸びるのが分かった。左回りのほうが乗りやすそうだけど、脚質的に中山は合っている」。前走と同じ２２００メートルを舞台に持ち味の先行力、しぶとさで勝負。夏の上がり馬が菊花賞への道を切り開くか。（南）