2012年9月16日日曜日

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http://www.sanspo.com/keiba/news/20120916/kei12091605050015-n1.html

2012.9.16 05:04

【ローズS】最新ナマ情報(1/2ページ)

 秋華賞で牝馬3冠を狙うためにも前哨戦で負けられない(6)ジェンティルドンナは栗東の坂路を1本。4ハロン66秒1の軽めだが、落ち着きがあって堂々とした雰囲気が目に付いた。帰厩してから順調に乗り込み、最終追い切りの動きも抜群。オークス以来の休み明け初戦としてはしっかりと仕上がったようだ。「リラックスして坂路を上がっていたし、ここまで順調に来たと思います。何より馬に力強さが出てきましたね。すごく太いということもないし、春よりも体調面は間違いなくいいと思いますよ」と、井上調教助手は2冠を獲った春以上の状態に満足そうな表情だった。
 桜花賞、オークスとも2着だった(7)ヴィルシーナは栗東の角馬場での運動で最終調整を済ませた。すっきりとした体つきで、休み明けでも太め感のない仕上がりになっている。友道調教師は「追い切りの後も変わりなく順調に来ました。現状で馬体重は20キロぐらい増えていますけど、ほとんどは成長分。太めということはありません。ここまでひと夏越して予定どおりのメニューをこなしてきたし、心配ない状態で出せそうです。後は相手だけ。強い馬はいますけど、1強より2強の方が盛り上がりますからね」と、春の雪辱に密かな自信をみなぎらせていた。
新潟で上がり3ハロン32秒台の決め手を連発している(8)ラスヴェンチュラスは、栗東の角馬場で落ち着いた姿を見せた。若干、馬体はさびしくなっているが、馬の雰囲気は良く、力は出せそうだ。諏訪間調教助手は「栗東に入った当初は少し体が減っていましたが、カイ食いは戻っているし、今週は坂路でしっかり追い切りもできました。これなら力は出せると思うので、なんとか秋華賞の出走権を獲りたいですね」と、春はかなわなかったGI出走に意欲を見せていた。
 札幌で500万下を勝ち上がってきた(2)スピークソフトリーは栗東坂路でキャンターを消化。4ハロン67秒9と軽めの調整だが、脚取りは軽快で状態の良さが伝わってきた。千田調教師は「札幌から栗東に帰厩して中2週。間隔が詰まっているけど、馬体はキープできていますね。状態も変わりなくいいし、今回の有力馬とはチューリップ賞でそれほど差のない競馬をしているので楽しみです」と、春のクラシック組との対戦にも笑顔を見せていた。
 阪神で忘れな草賞を勝っている(3)キャトルフィーユは朝一番の4時に坂路4ハロン66秒8。骨折休養明けだが動き自体は素軽さがあった。「オークスはレース中に骨折していて、力を出せなかったからね。今週は負荷をかける調教ができているし、春よりも馬は成長していると思います。あとは強敵相手にどこまでやれるかでしょう」と清山調教助手。
(紙面から)

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