2012年9月24日月曜日

戦線

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3冠牝馬、誕生するか=秋競馬、3歳戦線本格化-ジェンティルドンナ

春の桜花賞で優勝したジェンティルドンナ(騎手は岩田康誠)。10月の秋華賞で3冠に挑む=4月8日、兵庫・阪神競馬場
 中央競馬は秋の3歳戦線が本格化する。注目は牝馬のジェンティルドンナ。春の桜花賞とオークスを制し、秋華賞(10月14日)で3冠に挑む。牡馬の路線は菊花賞(同21日)が3冠レースの最終関門となる。
 【牝馬】ジェンティルドンナはオークスで、2着に5馬身差の圧勝。タイムもレースレコードで、ほぼ同時期に同じ舞台で行われた日本ダービーをしのいだ。秋シーズンを迎え、前哨戦のローズステークスを快勝。馬体重も大幅に増え、順調に夏を越した。秋華賞が行われる京都コースも経験済みで、3冠への期待は膨らむ。
 偉業を阻止するとすればヴィルシーナだろう。桜花賞、オークスに続きローズステークスでも2着で厚い壁を破れなかったが、手綱を取る内田博幸は馬の成長を感じ取っている。
 【牡馬】菊花賞では、3000メートルの距離への対応がカギになる。皐月(さつき)賞馬ゴールドシップの父ステイゴールド、母の父メジロマックイーンはともに長距離での実績があり、うってつけの血統と言える。調整途上だった秋初戦の神戸新聞杯で完勝し、2冠へ大きく前進した。
 日本ダービーで鼻差の2着と惜敗したフェノーメノも、ステイゴールドの子。菊花賞のトライアルレース、セントライト記念を順当に勝った。ダービー馬ディープブリランテは距離に不安があり、天皇賞・秋に向かう可能性もある。(2012/09/24-13:59)

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