2012年9月17日月曜日

前進

http://www.daily.co.jp/horse/2012/09/17/0005384997.shtml

【ローズS】ジェンティル3冠へ前進

2012年9月17日
 力の違いを見せつけたジェンティルドンナ(左)、右端は2着のヴィルシーナ(撮影・片岡寛尚)
 力の違いを見せつけたジェンティルドンナ(左)、右端は2着のヴィルシーナ(撮影・片岡寛尚)
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 「ローズS・G2」(16日、阪神)
 快挙へ大きく前進した。秋華賞(10月14日・京都)での牝馬3冠達成を狙うジェンティルドンナが、始動戦を完勝。後続馬もお手上げの“先行して伸びる”ストロングスタイルで強さを見せつけた。2着ヴィルシーナ、3着ラスヴェンチュラスまでの上位3頭が本番の優先出走権を獲得。なお、3連単の払戻金は重賞では過去最低の800円だった。
 最強女王の座は譲らない。秋華賞を想定したレース運びで、2冠馬ジェンティルドンナが秋初戦を鮮やかに飾った。
ヴィルシーナの後方から運んだ、桜花賞やオークスとは違う戦法で臨んだ。岩田は本番、紛れのある舞台を見据えていた。「秋華賞の2000メートルの内回りでは後ろから行くと落とす馬が多いので。こういうレースもできるんやなと馬にも教えないといけないし」。そんな思いから相棒を2番手へリード。先行して迎え撃つ形を選択した。
 先頭に立ったのは残り300メートル。満を持して追い出すと鋭い反応で後続を突き放し、楽々とVを決めた。鞍上は「きょうは完勝しないといけないレースだった。責任を果たせてよかった」と満足げな表情で汗をぬぐう。
 先週のセントウルSに続き、重賞連勝を果たした石坂師は「春の実績から負けるわけにはいかなかった。勝ってホッとしています」と笑顔を浮かべる。この日の馬体重は12キロ増。「ほぼ成長分。パドックでもおとなしかったし、精神的にも大人になっていると思った」。ただ、強いだけじゃない。確かな成長を遂げた姿を誇らしげにする。
「もっと反応が良くなるだろう。次は大事な一戦。邪魔をしないように乗りたい」と岩田がこぶしを握れば、トレーナーも「目標に向かって行くだけです」と力を込める。史上4頭目の牝馬3冠達成へ‐。また一歩、夢に近づいた。

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