2014年2月10日月曜日

2014.2.10 15:08

【京都記念】負けられぬ！ジェンティル始動戦

ジェンティルドンナがドバイシーマクラシックを見据えて京都記念から始動。ユーイチとの新コンビにも注目だ【拡大】

　１６日の京都メーンは伝統の「第１０７回京都記念」（ＧＩＩ、芝２２００メートル）。好メンバーがそろいそうだが、主役は何といっても１２＆１３年ジャパンＣを連覇した究極の女王ジェンティルドンナだ。

　春の目標は昨年２着に負けたドバイシーマクラシック（３月２９日、メイダン、ＧＩ、芝２４１０メートル）。そのために負けられないステップ戦だ。

　１月９日にノーザンファームしがらきから帰厩して、先々週２９日、先週５日と新コンビの福永騎手が騎乗。５日の坂路では４Ｆ５２秒５、ラスト１Ｆ１３秒１を馬なりでマークし、併走馬を楽に２馬身半突き放した。

　「２週前は少しズブい感じがしたけど、より負荷をかけた１週前は反応が違った。走りに無駄がないのはさすが。折り合いも加速も実にスムーズだった。調教の内容に関しては申し分ないわけだし、楽しみは大きい」と、ユーイチは満足の手応え。

　昨年もその存在感は示していたが、シーマＣ２着、宝塚記念３着、天皇賞・秋２着と、ＪＣ以外勝てなかったことが物足りないといえば物足りない。今年は初戦からしっかりＶ街道を進んでいきたい。（夕刊フジ）