2014年2月14日金曜日

上げ

http://www.nikkansports.com/race/news/p-rc-tp0-20140213-1256832.html

ジェンティル、G1仕上げ/京都記念

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坂路で単走、力強く追い切るジェンティルドンナ(撮影・奥田泰也)
坂路で単走、力強く追い切るジェンティルドンナ(撮影・奥田泰也)
<京都記念:追い切り>
 京都記念(G2、芝2200メートル、16日=京都)から始動する名牝ジェンティルドンナ(牝5、石坂)が12日の栗東坂路で最終追い切りを行い、楽々と4ハロン53秒5-12秒9の好時計をマークした。G2に参戦するのは一昨年9月のローズS以来7戦ぶりだが、仕上がりは万全。厳冬の京都でもジャパンC2勝馬の走りを披露しそうだ。
 朝一番のラッシュが一瞬緩和された午前7時4分にジェンティルドンナは坂路を駆け上がった。
 スタート直後はゆったりとしたリズムだったが、ゴールが近づくごとにピッチが上がって、迷彩色のマスクが素早く上下する。それなのに気負いや力みは皆無。鞍上の荻野助手いわく「(ジェンティルドンナ自身が)これぐらい走っておけばいいでしょう、といった感じで走っていた。最後は物見する余裕まであった」。それでいて4ハロン53秒5-12秒9の好時計。走り終えた後は「すぐに息も入っていた」(同助手)。この日の馬場開場時の気温はマイナス3度と栗東は厳寒が続くが、準備はしっかりと整った。
 昨年は出走した4戦すべてがG1だった。一昨年も最後の2戦は秋華賞とジャパンCで、G2に出走するのは12年9月のローズS以来1年5カ月ぶりだ。ジェンティルドンナほどのレベルの馬にとってG2戦は大レースへ向けての前哨戦的な色合いが濃い。実際、今回はドバイシーマクラシックへ向けてのステップ戦だ。「レースを使ったら良くなる馬だから、去年とは(ドバイへ向かうまで)方法を変えてみた」と石坂師はいう。
 だからと言って調整に手加減はしない。「仕上げはG1(出走時)と同じ。去年使ったレースと同じぐらいしっかりとやった」と師は言い切る。1月9日にノーザンファームしがらきから帰厩して以降は厳冬の中を乗り込まれた。「これまでのほとんどの休み明けより調教量は多いぐらい」と井上助手も話す。目標とするレースではなくても、出走する限り勝たなくてはならない。そんな立場であることを陣営は心得ている。
 寒風吹きすさぶ京都の直線が、仕上がったジェンティルにとってドバイへの滑走路となる。【岡本光男】

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