2014年2月23日日曜日

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惨敗ジェンティル「下降線」か「復活」か | 東スポWeb – 東京スポーツ新聞社 <!-- 切抜きのjquery
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2014年02月21日 16時30分



沈痛な面持ちでレース映像を眺める石坂調教師(右)と福永
【京都記念】16日、京都競馬場で行われたG2京都記念(芝外2200メートル)は、G1・5勝のジェンティルドンナが6着に敗れるまさかの結末。次走に予定されるドバイ遠征に暗雲が垂れ込めた。巻き返しの可能性は果たしてあるのか? 

“ドバイ壮行戦”に最悪の結末が待っていた。

 圧倒的1番人気に支持された女王ジェンティルドンナが、まるでらしさを見せないレースぶりで6着惨敗。馬券対象どころか、掲示板すらも守れない大失速に、スタンドからはどよめきが起こった。

 ジェンティルドンナへの騎乗は今回が初めてだった福永。「ゲートで潜ってしまい、体勢を戻している途中でスタートを切られてしまった。リズムを修復するのに時間がかかり、トゥザグローリーが動いてきたときには余力が残っていなかった。馬の後ろで壁を作った方がいいタイプなのかも…。これだけの馬で負けてしまい、申し訳ないです」とうなだれたが、今回の敗因は騎乗法うんぬんではなく、ジェンティルドンナ自身の問題ではないだろうか。

 得意ではない渋った馬場、結果の出ていない休み明け初戦…。いくつかのマイナス要因が重なったとはいえ、掲示板を外したのはキャリア初。数々の逆境をはねのけてきた現役最強牝馬の凡走に石坂調教師も「なんとも…という感じです。すいません」と、声を絞り出すのがやっと。気になる今後についても「予定通り? はい」と、ドバイで行われるGⅠシーマクラシック(3月29日=メイダン競馬場・芝2410メートル)に向かう意向こそ示したが、昨年より帰キュウを3週間も早め、万全の調整をしてきた上での敗戦。全盛期を過ぎてしまったのであれば、叩いた上積みが見込めたとしても、世界を相手に戦うことは困難だ。

 ジェンティルドンナに残された時間は、あと約1か月。このわずかな時間で女傑復活は見られるのだろうか? 陣営の手腕も含め、その動向に注目が集まる。
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