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【天皇賞・秋】ジェンティルドンナ、気合乗った!
2014年10月30日6時0分 スポーツ報知
◆天皇賞・秋追い切り(29日)
派手な時計は必要なかった。ジェンティルドンナは栗東・坂路を単走。徐々にスピードを上げ、ラスト2ハロンは12秒6、12秒5。最後の急勾配を苦にせずに、最も速いラップで締めくくった。「先週、しっかりやったので単走で十分。道中はセーブしたけど、やれば51秒は出る。気合が乗って元気いっぱい。やれることはやった」と井上助手。併せ馬だった前走の宝塚記念(9着)との違いを強調した。
全体の時計は52秒9。宝塚記念の51秒3に比べると地味だが、これは東京への輸送を考慮してのもの。「思った通りの時計。3週ぐらい前から、いい意味で変わってきて、馬も競馬が近いと感じている。今までより気合乗りがいい」と、石坂調教師は力説した。
栗東トレセン近くのノーザンファームしがらきから、9月9日に帰厩。新コンビを組む戸崎が2週連続で騎乗するなど、坂路での追い切りは実に7本。この日を含め、5週連続でラスト12秒台をマークした。「G17勝目というよりも、この天皇賞を勝ちたいと思っています。何とか去年(2着)の悔しい思いを晴らしたいです」と、トレーナーは意気込んだ。10年ブエナビスタ以来となる牝馬Vを飾り、ジャパンCで前人未到の3連覇へ。歴史的名牝の最終章が始まる。(内尾 篤嗣)
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