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【東西現場記者走る】集大成の秋!ジェンティル反撃(1/3ページ)
1週間の密着取材で勝ち馬を探り出すGI企画『東西現場記者走る』。天皇賞・秋は東京サンケイスポーツの森田実記者(43)が担当する。初日の27日は実績最上位のジェンティルドンナがターゲット。前走の宝塚記念は9着だったが、巻き返しの可能性をチェックした。
26日の菊花賞で確信を持って◎を打ったワンアンドオンリーは9着と惨敗。申し訳ありません。天皇賞・秋をビシッと当てて、大王としての威厳を保ちます。
全休日だった27日の滋賀県栗東トレーニングセンター。パラついていた雨が取材開始の午前6時を前にピタリとやんだ。「これはいい兆候」とほくそ笑んだが、お目当てのジェンティルドンナは朝の取材では空振り。午後に出直して、担当の日迫助手を直撃した。
ジェンティルのGI6勝の実績は抜けている。2着だった昨秋の天皇賞で4馬身離されたジャスタウェイも今回は不在。しかし、前走の宝塚記念で9着と凡走したのはやはり気になる。
「(緩い)馬場もあったのだろうけど、前走では馬体が木曜(482キロ)から想定外に減っていた(レースは468キロ)。暑い時期は難しい」と日迫助手は振り返った。
いくら強くても繊細な牝馬。初夏の暑さが微妙に影響したようだが、反撃の態勢は整っている。夏は栗東近くのノーザンファームしがらきで英気を養い、9月9日に栗東へ帰厩。2週前、1週前追い切りでは新パートナーの戸崎騎手が坂路で手綱を取り、抜群の動きを見せた。「今のところ順調。カイバ食いは問題ないし、目方(23日で494キロ)の割に太め感もありません」と日迫助手は目を細める。
5歳の今年限りで引退が決まっている女傑は最後まで王道を歩む。消長の激しい牝馬には珍しいが、それを超越するのが真の名馬。「持って生まれたものでしょう」と同助手は相棒を頼もしげに見つめる。東京ではオークスを勝ち、史上初のジャパンC連覇を達成。ジェンティルがGI7勝目を飾る可能性は大いにありそうだ。
それでも、魅力的な馬は栗東にも美浦にもまだまだいる。気合を入れて取材を続けていきたい。 (森田実)
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