ヴァーミリアンが引退 今後は種牡馬となる予定
今年の川崎記念でG1・9勝目を挙げるヴァーミリアン(手前) Photo By スポニチ |
交流G1も含め、史上最多のG1・9勝をマークしているヴァーミリアン(牡8=石坂)が引退することになった。7日、管理する石坂師が明らかにした。
8歳になった今年も1月川崎記念でレコードVを飾っていたが、帝王賞9着に続き、5日に行われたJCダートでも見せ場なく14着に敗れたことから、急きょオーナーサイドと協議が行われ、予定を早めての引退に踏み切ることになった。
種牡馬となる予定で、けい養先などの詳細は今後、詰められていく。また、オーナーサイドと石坂師は歴代最多G1勝利の功績を称えて引退式を行いたい意向で、JRA側と話し合って近日中にも発表される予定だ。通算成績は35戦15勝(海外、地方競馬を含む)。
▼石坂師 JCダートのレースを見ると肉体面ではなく、精神面で燃え尽きていたのかなと思った。たくさんG1を勝ってくれてウチの厩舎を長年にわたって支えてくれた。ヴァーミリアンには感謝の言葉しかない。元気なままで牧場に戻って、種牡馬になれることに、私としては肩の荷が下りた安ど感もある。
◆ヴァーミリアン 父エルコンドルパサー、母スカーレットレディ(母の父サンデーサイレンス)牡8歳 栗東・石坂厩舎所属 馬主・サンデーレーシング 生産者・北海道早来町のノーザンファーム 戦績35戦15勝 総収獲得賞金11億6860万7500円。
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