2010年12月8日水曜日

種牡馬入り

ヴァーミリアン引退 種牡馬入り

 史上最多のG1・9勝を挙げたヴァーミリアン(牡8歳、栗東・石坂厩舎)の現役引退が7日、サンデーサラブレッドクラブのホームページで発表された。

 同馬は、今年1月に川崎記念を優勝。6月の帝王賞9着の後は、今月5日のジャパンCダート一本に目標を絞って臨んだが、15着に大敗した。この日までに、石坂調教師とオーナーサイドが協議を行った結果、現役を退く決断が下された。

 通算成績は34戦15勝(うち地方13戦10勝、海外2戦0勝)。3歳秋からダート路線を歩むと素質が一気に開花し、G1最多勝となる9勝をマーク(07年ジャパンCダート、08年フェブラリーS、07、08、09年JBCクラシック、07年東京大賞典、09年帝王賞、07、10年川崎記念)。砂の王者として君臨した。

 父エルコンドルパサー、母スカーレットレディ(父サンデーサイレンス)の血統で、今後は、北海道安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬入りする予定だ。

0 件のコメント: