【JCダート】初の兄弟対決もそろって沈黙
14着に沈んだヴァーミリアン=阪神競馬場
「JCダート・G1」(5日、阪神11R)
注目の兄弟初対決は、ともに悔しい結果に終わった。中央、地方を合わせて史上最多のG1・9勝を誇る兄ヴァーミリアンは4番人気で14着。序盤は好位をキープしたが、5カ月ぶりの実戦で勝負どころでは早々に手応えが怪しくなった。武豊も「こんなに負ける馬ではないけどね。3角からだんだん抜かれていった。こんなのは初めて」と首をひねる。体調と相談しながらだが、次戦の東京大賞典(29日・大井)で巻き返しを図る。
弟キングスエンブレムも厳しさを味わった。シリウスSで重賞初Vを飾り、G1初挑戦で3番人気に推されたが9着。開口一番、福永は「気ムラな面を出してしまった」と肩を落とした。「スタートも出てくれたし、ポジションも思うところが取れたが、勝負どころで手応えが怪しくなった。苦しくなると(気ムラな面が)出てしまう」。課題も残したが、敗戦を糧に飛躍が期待される。
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