2009年12月30日水曜日

波乱万丈

相方がいなくなった。
愛猫の具合が悪いという。
地元の病院では原因がわからないということで大病院にいった。
腫瘍がある。摘出不可能。薬で治すしかないという。
長年連れ添った愛猫だ。
気持ちは痛いほどわかる。
肉親よりかわいい。
自分の子供のようにかわいがっている。
自分の命の次に大事な存在だとも言っていた。
一人暮らしの寂しさを癒してくれた存在であったんだろう。
その愛猫が病気。
しかも、命にかかわる。
気が動転しているみたい。
しかし、自分はのほほんとしている。
助けてもあげられない。
病院へは友人の運転で行ったという。
自分は不在だった。
自分より愛猫との付き合いが長い。
相方の心情を思うとなにもいえない。
最善を尽くしてとしか。
結局、年内に戻ってくるのかわからない。

相方と知り合って4ヶ月。
激動だった。
刺激的だった。
何度も危ない場面があったが、
何度も別離を覚悟したことがあったが、
相方は離れなかった。
振られても仕方がない原因は自分にある。
だから、いつも覚悟はしている。
踏ん切りがつかない自分。
相手の要求を受け入れられない自分。
変われない自分がそこにはいる。
情けない。
申し訳ない。
不甲斐ない。
何度いったことか。
結局、相方は実家に戻ってきてから安心してないんではないか。
毎日何かあるような気がする。
親との関係、将来の不安、自分との関係。。。
眠れぬ日々を過ごしているようだ。
いまは友人のところにいる。
身を寄せている。
もしかしたら、地元にいるより彼ら友人たちと一緒にいたほうが楽しくて、不安もなくて、いやな思いもしないで暮らせるんじゃないだろうか。
こっちにいるから、自分とかかわってるから、毎日不安な日々を過ごしているのではないか。
そんな気もする。
そして、自分が将来について決断できないから。
相方が望んでいる言葉を口にできないから。
もし、だめなら、相方はこっちにいる意味がないとでも思っているのかも。
しかし、まだ、自分は自信がもてない。
決断できない。
いざ、そういう話になると黙り込んでしまう。
責任を背負い込みたくないからか。
一人なら何とかなるが、二人になるとその自信がもてないからなのか。
急に臆病になる。
こんなんじゃだめだ。
でも、変われない。
いつふられてもおかしくないよね。
だから、もう、何時そうなっても言いように心の準備をするようにした。
結局、自分がかわいいからか。
大事なのは自分ということか。
旅に出て、本を読んで考えが変わればと思ったが、いまだに変わってない。
世も末だ。

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