相方がいなくなった。
愛猫の具合が悪いという。
地元の病院では原因がわからないということで大病院にいった。
腫瘍がある。摘出不可能。薬で治すしかないという。
長年連れ添った愛猫だ。
気持ちは痛いほどわかる。
肉親よりかわいい。
自分の子供のようにかわいがっている。
自分の命の次に大事な存在だとも言っていた。
一人暮らしの寂しさを癒してくれた存在であったんだろう。
その愛猫が病気。
しかも、命にかかわる。
気が動転しているみたい。
しかし、自分はのほほんとしている。
助けてもあげられない。
病院へは友人の運転で行ったという。
自分は不在だった。
自分より愛猫との付き合いが長い。
相方の心情を思うとなにもいえない。
最善を尽くしてとしか。
結局、年内に戻ってくるのかわからない。
相方と知り合って4ヶ月。
激動だった。
刺激的だった。
何度も危ない場面があったが、
何度も別離を覚悟したことがあったが、
相方は離れなかった。
振られても仕方がない原因は自分にある。
だから、いつも覚悟はしている。
踏ん切りがつかない自分。
相手の要求を受け入れられない自分。
変われない自分がそこにはいる。
情けない。
申し訳ない。
不甲斐ない。
何度いったことか。
結局、相方は実家に戻ってきてから安心してないんではないか。
毎日何かあるような気がする。
親との関係、将来の不安、自分との関係。。。
眠れぬ日々を過ごしているようだ。
いまは友人のところにいる。
身を寄せている。
もしかしたら、地元にいるより彼ら友人たちと一緒にいたほうが楽しくて、不安もなくて、いやな思いもしないで暮らせるんじゃないだろうか。
こっちにいるから、自分とかかわってるから、毎日不安な日々を過ごしているのではないか。
そんな気もする。
そして、自分が将来について決断できないから。
相方が望んでいる言葉を口にできないから。
もし、だめなら、相方はこっちにいる意味がないとでも思っているのかも。
しかし、まだ、自分は自信がもてない。
決断できない。
いざ、そういう話になると黙り込んでしまう。
責任を背負い込みたくないからか。
一人なら何とかなるが、二人になるとその自信がもてないからなのか。
急に臆病になる。
こんなんじゃだめだ。
でも、変われない。
いつふられてもおかしくないよね。
だから、もう、何時そうなっても言いように心の準備をするようにした。
結局、自分がかわいいからか。
大事なのは自分ということか。
旅に出て、本を読んで考えが変わればと思ったが、いまだに変わってない。
世も末だ。
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