2014年3月26日水曜日

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2014年03月24日

ジェンティルドンナがドバイシーマクラシックに出走します

サンデーサラブレッドクラブ所属馬ジェンティルドンナ(牝4、父ディープインパクト、栗東・石坂正厩舎)が出走を予定しているG1ドバイシーマクラシック(メイダン競馬場、芝2410m)が、いよいよ今週末3月29日(土)深夜に迫りました。このレースの展望を海外競馬ジャーナリストの秋山響氏(サラブレッド血統センター)に寄稿いただきました。

最大のライバルは、アイルランドのマジシャン(牡4、父ガリレオ、A.オブライエン厩舎)です。昨年はG1愛2000ギニー(芝8f)、G1BCターフ(芝12f)のG1・2勝。特に、約4カ月半ぶりのレースにもかかわらず、後方から一気に差し切った11/2のBCターフの勝ちっぷりは強烈でした。今回もそのBCターフ以来の休み明けとなりますが、それを苦にしないことはすでに証明済み。強敵になります。
香港のドミナント(牡6、父カシク、J.ムーア厩舎)とフランスのシリュスデゼーグル(セン8、父イーヴントップ、C.バランドバルブ厩舎)も侮れません。ドミナントは昨年暮れのG1香港ヴァーズ(芝2400m)の勝ち馬。その後は、LG1スチュワーズC8着、LG1香港ゴールドC3着と連敗していますが、これは明らかに距離不足(それぞれ芝1600mと芝2000m)。得意の距離に戻っての巻き返しを警戒したいところです。
シリュスデゼーグルは一昨年の勝ち馬。昨年の勝ち馬であるセイントニコラスアベイを2着に下しての勝利ですから価値があります。それから2年が経ち、さすがにピークは過ぎた印象がありますが、まだG1で上位争いを演じるだけの力はありそうです。
そのほかでは日本のデニムアンドルビー(牝4、父ディープインパクト、栗東・角居勝彦厩舎)も有力でしょう。昨年のG1ジャパンカップで見せた切れ味は非凡。再びジェンティルドンナに迫っても不思議ない実力の持ち主です。
ジェンティルドンナは初めての海外遠征となった昨年が惜しい2着。今年はその経験が生きるはずです。大きな期待を持ってレースを待ちたいと思います。 

なお、レースの模様はグリーンチャンネルでライブ中継されます。ぜひ熱い応援のほどをお願いいたします。
☆グリーンチャンネル ドバイワールドカップデー中継
放送日時 3月29日(土) 第1部 22:00~22:30  第2部 24:30~28:00 

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