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ドバイ出走馬の調教状況と関係者コメント
3月29日(土)にUAE・ドバイのメイダン競馬場で行われるドバイワールドカップデーに出走予定の日本馬の調教状況および関係者のコメント。
ドバイワールドカップ(GI、オールウェザー2000メートル)
◎ベルシャザール(牡6歳、栗東・松田国英厩舎)黒野調教助手が騎乗し、タペタでキャンターを1周。
◆松田国英調教師「タペタは着地時にグリップが効きすぎるのではと心配していましたが、タペタは合っているようです。また、輸送直後は馬が細く見えましたが、今は日ごとに毛づやも良くなって、馬体重も戻ってきています。明日もタペタで調教を行う予定です」
※タペタ=メイダン競馬場の全天候馬場(オールウェザーコース)の素材の名称。
◎ホッコータルマエ(牡5歳、栗東・西浦勝一厩舎)は幸英明騎手が騎乗し、タペタでキャンターを1周。
◆西浦勝一調教師「私がメイダン競馬場に到着したときには調教が終わっていましたが、順調と聞いています。馬はたくましくなっており、体調面も良く、輸送減りもしていません」
◆幸英明騎手「調教では良い感じで走れており、スピードも上がってきています。体調面も、特に変わったところもなく順調にきています。ゲートは日本より窮屈なので、今日練習しておいて良かったです」
ドバイシーマクラシック(GI・芝2410メートル)
◎ジェンティルドンナ(牝5歳、栗東・石坂正厩舎)は井上調教助手が騎乗し、芝コースをキャンターで1周。
◆石坂正調教師「昨年は馬がドバイ遠征に慣れていませんでしたが、今年は昨年の経験もあり、落ち着いていて、いい雰囲気です。昨年もきちんと走ってくれましたが、今年はさらに期待が高まります。改めて昨年同様、『勝てればいい』ではなく、『勝ちに』来ました。明日は、暑くならないうちに芝で調教を行うつもりです」
◎デニムアンドルビー(牝4歳、栗東・角居勝彦厩舎)は浜中俊騎手が騎乗し、芝コースで追い切り。
◆浜中俊騎手「3コーナーから徐々にペースを上げ、直線で肩ムチを入れ、最後はしっかり追いましたが、良い動きでした。環境にも慣れています。栗東にいるときも良い動きでしたが、こちらに来てからも息の入り、反応、すべてにおいていいと思います」
ドバイデューティフリー(GI、芝1800メートル)
◎ジャスタウェイ(牡5歳、栗東・須貝尚介厩舎)は榎本調教助手が騎乗し、芝コースを1周。
◆須貝尚介調教師「馬はリラックスしており、カイバもよく食べています。いつもより落ち着いて見えます。また、輸送の疲れは見えません。馬体は前走よりもすっきり見えます。今まで思い通りの調整ができています」
◎トウケイヘイロー(牡5歳、栗東・清水久詞厩舎)は武豊騎手が騎乗し、芝コースで追い切り。
◆清水久詞調教師「あまりテンションをあげないようにしているので、馬は落ち着いていて、リラックスしています。追い切りは計画通りで、順調にきています」
◆武豊騎手「今日はソフトな感じに乗りました。芝の状態もこの馬に合っていると思います。レースでは強いメンバーと走ることになりますが、自分のレースをするとしぶとい馬なので、楽しみです」
◎ロゴタイプ(牡4歳、美浦・田中剛厩舎)は三樹調教助手が騎乗し、芝コースで3000メートルのキャンター。
◆田中剛調教師「輸送した翌日は、カイバ食いが悪いかなと思いましたが、すぐに回復したので、輸送自体には対応できたと思います。日本で毎日乗っている助手が乗り続けることで、結果につなげていけるのではと思います」
ゴドルフィンマイル(GII・オールウェザー1600メートル)
◎ブライトライン(牡5歳、栗東・鮫島一歩厩舎)は寺井調教助手が騎乗し、タペタでキャンターを1周半。
◆鮫島一歩調教師「今日は折り合いもついており、体も絞れ、ハリもあり、良い状態です。本番に向けてスタンバイOKという感じです。輸送も問題なく、馬は何事にも動じていません。また、タペタも走りやすそうな感じでした。明日もタペタで馬なり程度で追い切る予定です」
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