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2014年03月30日

その他

3/29(土)ドバイシーマクラシック(Ｇ１)に55kgＲ・ムーア騎手騎乗で出走しました。気合いも乗って、好調時の状態に見えました。五分のスタートを決めて馬群の中団につけ、デニムアンドルビーがスローなペースで後続を引っ張る中、道中は折り合いよく中団やや前寄りの内を追走しました。直線を向いて馬群の中から追い出すと、手応え十分に伸び脚を見せました。しかし、前が壁になり、鞍上が外に進路を変更しましたが、そこで他馬と接触する不利がありました。ようやく外に持ち出したときには前との差が少し開きましたが、そこからムーア騎手が懸命にステッキを入れると、不利をものともせずに再び加速して、ゴール手前で前を交わしきって１着。昨年２着の雪辱を果たすとともに、ついに海外Ｇ１制覇の栄光を手にしました。勝ちタイムは２分27秒26でした。石坂調教師は「昨年よりも状態はよかったと思います。直線入口では手応えがよく、これならいけると思ったところで、馬群でごちゃつき、無理に外に出さざるを得なかったです。そこで接触の不利もあって、並の馬ならひるむのですが、そこから本当によくがんばってくれましたね。ぶつけられていましたので、レース後の状態をよく確認しておきます」と歓喜の瞬間の直後にコメントしています。また殊勲のムーア騎手は「状態は去年よりよくて、道中の手応えも抜群でした。直線に入って窮屈になって外に出せませんでしたが、それでも外に出してからは本当によく伸びてくれました。ありがとうございました」とコメントしています。京都記念では不本意な競馬に終わりましたが、ひと叩きされて、昨年惜敗に終わったドバイで、強いジェンティルドンナが戻ってきました。会員のみなさま、誠におめでとうございました。