2014年3月30日日曜日

える

http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2014033000019

ドバイ沸かせた日本馬2頭=陣営の思いかなえる

 日本馬2頭が、ドバイの競馬ファンを大いに沸かせた。陣営が特別な思いを注いだジェンティルドンナとジャスタウェイが、GIをそろい踏みで制した。
 ジェンティルドンナは昨年2着で奪えなかった栄冠を手にした。中団を追走して迎えた最後の直線。内で詰まると並走する馬を先に行かせ、外にスッと出た。「うまく持ち出せた。よく伸びてくれた」とムーア騎手。豪快に差し切った。
 昨年は初の海外レースで準備段階から適応できず、餌の摂取量も減った。今回は「2度目の環境で、馬も慣れていた」(石坂調教師)。陣営は既に今年限りでの引退を表明している。海外での輝く勲章を手に、秋のジャパンカップを見据える石坂調教師は「3連覇が大目標」と意気込んだ。
 昨秋の天皇賞馬ジャスタウェイは、圧倒的な強さを誇示。後方3番手から最後の直線でぐいぐい伸び、2着を6馬身以上離した。「天皇賞の再現。この勝ちっぷりはすごい」と福永騎手。コースレコードを2秒以上更新し、父ハーツクライとの親子制覇を果たした。
 福永は2月の京都競馬で不注意騎乗があり、3月に16日間の騎乗停止処分を受けた。「利己的だったのが、進歩できた。今は競馬を純粋に楽しめている」。第1子となる長女が誕生したばかりでもあり、騎手としての成長を実感した様子だった。(ドバイ時事)(2014/03/30-09:16)

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