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【ドバイ国際競走】ジェンティルドンナ、帰ってきた!石坂師「勝つことが目的」
【ドバイ(アラブ首長国連邦)24日】ドバイ国際競走(29日、メイダン競馬場)の出走馬が確定した。昨年2着に終わったシーマクラシック(15頭立て)で雪辱を狙うジェンティルドンナは現地入り後も順調。英ブックメーカーは1番人気タイに推している。
悲願の世界制覇へ、日本の最強女王が帰ってきた。ジェンティルドンナは到着2日目の24日の朝、メイダン競馬場の芝コースを1周軽く流した。「去年はコース場の白いマーカーに物見していたけど、今年はリラックスして走れていた」と井上助手は好感触だ。
「勝てるんじゃないかというのではなくて、勝つことが目的」。石坂調教師がこう意気込んで臨んだ昨年はセントニコラスアビーに2馬身1/4差の2着。だが、悔しさを糧に成長を加えた昨秋、ジャパンCでレース史上初の連覇を飾り、再び世界を見据えた。
経験は、苦いものばかりではない。昨年はジャパンC以来のぶっつけでドバイへ臨んだが、今年は京都記念で始動。自身ワーストの6着だったが、トレーナーは「1回使えたのは、大きなプラス」ときっぱり。日本での検疫も「2度目のせいか、落ち着いていた。そういう精神面の変化が、去年とは違う」と自信を深めている。
昨年の雪辱を期す戦いに、「今年は今年。今は静かな気持ちです」とトレーナーは闘志を押さえ込む。「最終的に勝つのが目標ではあるが、いい競馬をしてほしい」。たくましさを増した、愛馬を信じ、ゲートインを待つ。
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