2008年11月28日金曜日

1週前追い

岩田ヴァーミリアン好感触 JCダート1週前追い
 ヴァーミリアンがJCダート連覇へ向け、着々と態勢を整えている。1週前追い切りは武豊の負傷により手綱を任されることになった岩田が騎乗して坂路単走。ラスト重点で4F55秒7-13秒7を刻んだ。目立つ時計ではないが、これで十分。岩田が好感触だ。 「稽古はもともと動かないタイプって聞いていたからね。動き自体は良かったし、具合はいいと思うよ」 秋初戦・JBCクラシックをモノにし、この中間の調整過程にもスキはない。久保助手は「馬がドッシリとしている。出来は文句なしだよ」と充実ぶりに自信の表情。王者が圧倒的な存在感を放っている。
[ 2008年11月28日付 ]

【JCダート】ヴァーミリアン13秒7
2008.11.28 05:03
【フォト】
 《栗東》連覇を目指すヴァーミリアン(石坂、牡6)は初コンビとなる岩田康騎手を背に坂路を駆け上がり、4ハロン55秒7-41秒1-13秒7をマーク。「調教ではあまり動かないと聞いていましたが、思ったよりも動いてくれた。反応もよく、すごく乗りやすかったですね」と岩田康も好ジャッジ。
 JBCクラシックでヴァーミリアンの2着に敗れた3歳馬サクセスブロッケン(藤原英、牡3)は、CWコースで6ハロン82秒4、3ハロン38秒7-12秒5をマークして、カリオンツリー(牡5、1600万下)に1馬身先着。「ここは目標のレースだし、100%の状態でいくのが1番。経験は浅いけど充実している」と藤原英調教師は力を込めた。
 3年前の覇者カネヒキリ(角居、牡6)は新コンビを組むルメール騎手が騎乗し、CWコースで5ハロン67秒7、3ハロン39秒1-11秒6をマーク。内デオ(牝2新馬)に1/2馬身、外ポップロック(牡7オープン)に1馬身1/2各先着。「いい状態。今日の走りなら1800メートルはこの馬にピッタリじゃないかな」とルメールも好感触だった。
 ダートGI7勝のブルーコンコルド(服部、牡8)はDWコース単走で6ハロン83秒7、3ハロン38秒1-12秒4(一杯に追う)をマーク。「動きは悪くないです。いい感じでレースを迎えられそう」と幸騎手の口調も滑らかだった。

岩田ヴァーミリアンに好感触/JCダート
 JCダートの1週前追い切りが27日、美浦、栗東トレセンで行われた。連覇へ向けて着々と態勢を整えたのがヴァーミリアン(牡6=石坂)。武豊の負傷で手綱を任されることになった岩田が騎乗して坂路単走。ラスト重点で4F55秒7~13秒7を刻んだ。目立つ時計ではないが「稽古はもともと動かないタイプって聞いていたからね。動き自体は良かったし、具合はいいと思うよ」と岩田も好感触だった。 【JCダート
[ 2008年11月28日 ]

ヴァーミリアン岩田乗り味絶賛…JCダート1週前追い切り
 ◆JCダート1週前追い切り(27日) 来週のジャパンCダート(12月7日、阪神)に出走するヴァーミリアンが、坂路で1週前追い切りを行った。もともと調教駆けしないタイプで、55秒7。ラストも13秒7と時計を要したが、初めて騎乗した岩田の評価は悪くない。「『攻め馬では動かない』と聞いていたが、動きは良かった。乗り味はいいね」。国内でG16連勝中の“砂王”の背中にほれ込んだ様子だった。(栗東)

ヴァーミリアンはモノが違う/JCダート
記事を印刷する

<JCダート:1週前追い切り>
 12月7日に行われる「第9回ジャパンCダート」(G1、ダート1800メートル、阪神)の1週前追い切りが27日東西トレセンで行われ、ヴァーミリアン(牡6、栗東・石坂)は栗東坂路単走で4ハロン55秒7-13秒7をマーク。初めてまたがった岩田騎手も「攻め駆けしないと聞いていたからね。乗り味からしてモノが違う」とうなった。前走のJBCクラシックは本気を出したのは最後の1ハロンだけ。強敵の3歳馬サクセスブロッケンを余裕で突き放しレコード勝ち。久保助手は「馬体を触っていて、なんの問題もない。目を見張る出来。昨年もスゴいと思ったけど、今年はそれ以上」と太鼓判を押した。
 [2008年11月28日8時16分 紙面から]

0 件のコメント: