ヴァーミリアン王座譲らん!!/JBCクラシック
http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2008/11/03/20.html
ドバイワールドC以来のレースとなるヴァーミリアン Photo By スポニチ
ダート競馬の祭典「第8回JBC競走」は3日、兵庫・園田競馬場でスプリント、クラシックのG1・2レースが行われる。西日本で初開催となる今回、最大の注目馬はドバイワールドC以来となる“王者”ヴァーミリアンだ。昨年はこのパターンでクラシック圧勝。連覇での王座防衛へ態勢は整った。ダート無敗の3歳サクセスブロッケンがこれにどう挑むか。 日本のダート最強馬ヴァーミリアンが帰ってきた。G1馬5頭が参戦してきた今年のJBCクラシック。5頭の合計G1勝利数は12勝。中でも5勝を挙げている同馬の実績は断然だ。 昨年は川崎記念、JBCクラシック(大井)、JCダート、東京大賞典を圧倒的な強さで制し、史上初のダートG1年間4勝。今年のフェブラリーSでも、直前の川崎記念出走取り消しの不安を吹き飛ばす快勝で王座を揺るぎないものとした。2度目の挑戦となったUAE・ドバイワールドCこそ12着に敗れたが、国内では負けられない。 昨年もドバイ4着後から鉄砲駆けを決めてはいるが、やはり最も気になるのは状態面だ。10月31日の最終追い切りは栗東坂路でいっぱいに追われ4F53秒4。石坂師は「9月11日に(栗東へ)帰厩。たっぷり時間はあったので徐々にピッチを上げていき、すべて順調にいきました。最終追い切りもしっかりやれ、動きも良かった。体つきもちょうどいい」と語った。 園田は初めてだが、浦和(05年浦和記念)や名古屋(06年名古屋GP)など小回りコースでも実績を残している。「今まで“どこの馬場が合わなかった”というようなことは一度もない。展開に注文は付かないし、地方の馬場にも対応できる。受けて立つという意識は特にありませんが、しっかりと仕上げて競馬できますね」と石坂師。2年連続秋3冠さらに、ダートG1歴代最多勝更新(現在はブルーコンコルドの7勝)といった偉業への期待も懸かる“王者”が新たな一歩を踏み出す。
[ 2008年11月03日 ]
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