2008年11月4日火曜日

中日

武ヴァーミリアン連覇
2008年11月4日 紙面から
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/race/news/CK2008110402000157.html
 地方競馬の祭典「第8回JBC競走」が3日、兵庫県・園田競馬場で行われ、第10レース「JBCクラシック」(G1・1870メートル)は武豊騎乗のヴァーミリアンが1分56秒7のレコードタイムで優勝、昨年の大井に続いて同レース連覇を達成した。ヴァーミリアンは国内G16連勝。第9レース「JBCスプリント」(G1・1400メートル)は、松岡正海騎乗のバンブーエールがマイペースの逃げに持ち込み1分25秒6で快勝。G1初優勝を飾った。
 2日の天皇賞・秋では長い写真判定にヤキモキさせられた武豊は「勝ち馬がすぐに分かったから、よかったですよ」。JBCで2着サクセスブロッケンとは首差だったが、ヴァーミリアンの強さだけが際だった。
 先行したのは3歳ダート王者のサクセスブロッケンと、地方最強馬のフリオーソ。「前の馬は強い馬だけど、ヴァーミリアンもマイペースで行けたし、意識しなかった」と武豊。直線、サクセスとのたたき合いは、ダート最強馬の名にふさわしいパワーを披露。園田のレコードタイムを更新するおまけつきで、3歳馬の挑戦を退けた。
 東京、園田で連日のG1制覇に、武豊もよろこび倍増だ。「久々を全く感じさせない万全の仕上がりでしたね。乗りやすい馬だし、スタッフの努力のたまもの。こんな強い馬に乗せてもらって、本当にありがたいです」と感謝すれば、石坂正調教師は「仕上げは昨年よりも良かった。100%の状態だったですよ。あとはヴァーミリアンの強さを信じていただけ」。
 昨年はJBC優勝後にJCダート、東京大賞典、フェブラリーSとG1で4連勝の快進撃で王者の貫禄を見せつけた。今年3月のドバイWCは最下位12着に終わったが、武豊は「海外でも活躍できる力はある」と、まだ海外G1をあきらめていない。ドバイWC以来のレースで気鋭3歳馬を力でねじ伏せたヴァーミリアンは、12月7日のJCダート(阪神)で外国馬の挑戦を受ける。 (外山謙一)

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