2013年1月7日月曜日

マC

http://hochi.yomiuri.co.jp/horserace/news/20130106-OHT1T00156.htm

ジェンティルドンナ、ドバイ・シーマC決定…JC祝勝会で発表

 昨年の牝馬3冠とジャパンCを制したジェンティルドンナ(牝4歳、栗東・石坂厩舎)の2013年初戦が、ドバイ・シーマクラシック(3月30日、メイダン競馬場)に決まった。6日、京都市内のホテルで行われた「ジャパンカップ優勝記念祝賀会」で、石坂調教師が発表した。
 今年の最大目標を秋の凱旋門賞に置いているジェンティルドンナが目指すのは、芝2410メートルのシーマクラシック。デューティフリー(芝1800メートル)にも登録しているが、5馬身差で圧勝したオークス、5冠馬オルフェーヴルをねじ伏せたジャパンC、そして凱旋門賞ともほぼ同じ距離のG1で、引き続き岩田を鞍上に世界の強豪へ挑む。
 力試しではなく、勝算があっての遠征だ。「使ったら面白い、という感じでは行けない。勝つつもりじゃないとだめだし、やるぞという気持ち」。早くも高揚した表情で、石坂師は語った。
 その後は未定だが、視野に入るのは宝塚記念(6月23日、阪神)だ。オルフェーヴルも、ドバイか同じ週の大阪杯で始動し、宝塚記念へ向かうプランが有力。また、有馬記念でG1・3勝目を挙げたゴールドシップも、阪神大賞典、天皇賞・春、宝塚記念の3戦を予定しており、上半期のドリームレースで、「OGG対決」が実現する可能性が高い。
 ジェンティルドンナは現在、栗東近くのノーザンファームしがらきで放牧中。2月上旬に帰厩し、国内でほぼ態勢を整え、2週間前に現地へ入る見通しだ。「いい競馬ができると思うし、普通の体調で行けるようにするだけ」と石坂師。夢の凱旋門賞制覇へ向け、中東の地で第一歩を踏み出す。

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