2007年12月4日火曜日

one for all,all for one

ONE FOR ALL,ALL FOR ONE
一人は皆のため、皆は一人のため

ラグビーの基本精神だ。

違う方向で実践しちゃったみたいね、関東学院大学のラグビー部。

関東学院大ラグビー部、大麻汚染拡大…部員12人が吸引認める
起訴された部員2人の部屋から押収されている大麻草と栽培道具一式
新たに発覚したラグビー部の不祥事について説明する関東学院大の瀬沼達也広報室長=3日、横浜市金沢区(撮影・北野浩之)
事件の舞台となった寮とは別の関東学院大ラグビー部合宿所
 関東学院大ラグビー部員の大麻事件で、大麻取締法違反罪(栽培)で起訴された同大3年の元部員2人が、神奈川県警の調べに「ほかのラグビー部員十数人も吸った」と供述していることが3日、分かった。県警が計12人から事情聴取したところ全員が吸引を認め、うち1人が3年のレギュラー選手だった。“大麻汚染”の拡大発覚で、春口廣監督(58)=顔写真=は「もし事実なら辞表を出すしかない」と辞任を示唆した。

 「夏に刈り取った大麻をほかのラグビー部員十数人も吸った」
 大麻取締法違反罪(栽培)で起訴された関東学院大ラグビー部3年の梅埜(うめの)桂嗣(21)、中村大樹(21)両被告=退部処分=の供述で同部をむしばむ新たな疑惑が発覚した。
 供述に基づき神奈川県警が3日までに、3年生のレギュラー選手1人を含む2-4年生の部員計12人から任意で事情聴取したところ、全員が吸引を認めた。同法には「使用」の処罰規定がなく、県警は部員らの吸引について、大麻の共同所持容疑などでの書類送検の可否を検討するなど、慎重に調べる。
 さらに両被告は「9月に遠征先の英国で大麻の種を買い、国内に持ち込んだ」などと供述。国内で買ったものと合わせて栽培していた。県警は英国から持ち込んだ経緯や方法なども追及する。梅埜被告は「大麻の種を買い、高校時代の友人に受け取ってもらった」とも供述しており、県警は3日までに、同法違反(栽培)ほう助の容疑で川崎市多摩区登戸、専修大3年、安井嘉浩容疑者(21)を逮捕した。
 両被告の逮捕で関東学院大はすでに、来年3月末までの対外試合の自粛や、春口監督の3カ月活動停止などの処分を決定している。
 心臓に持病をもつ春口監督はこの日、市内の病院で検査を受けた後、大学側と今後の対応などを協議したが、部員とは接触していないもよう。春口監督は関係者に「今回の件は捜査中で分からない」と断った上で「再発防止のためにやっていこうと思っていたのに、非常にショックだ。もし事実なら辞表を出すしかない」と漏らしたという。
 同大の瀬沼達也広報室長は今回の事態を受け「事件以降、春口監督が部員一人一人に事件への関与を確認したときは全員、否定していた」と困惑。決定済みの処分について「犯罪ということなら変わる可能性もある」と肩を落とした。一方、関東ラグビー協会は当初「大学から報告が来た時点で対処する」(水谷真理事長)としていたが、4日に臨時理事会の招集を決定した。
★日本代表にOB多数、大学選手権6度V
 関東学院大ラグビー部は全国大学選手権6度優勝の強豪。昭和36年の創部で、57年に関東リーグ1部に昇格した。今季もリーグ戦で首位に立っていたが、公式戦の出場自粛で、東海大が2位の同大を僅差で上回り初優勝を飾った。10月のラグビーW杯(フランス)で戦った日本代表には、箕内拓郎選手(31)ら同部OBが多数、顔をそろえていた。
■関東学院大ラグビー部員の大麻事件
 神奈川県警は11月8日、大麻取締法違反(栽培)の現行犯で部員2人を逮捕。調べでは、川崎市内のクラブで客が大麻を吸うのを見て興味を持ち、1月にマニュアル本を、3月ごろに種を購入。春からラグビー部が借り上げていた横浜市金沢区のマンションで大麻草を栽培し、夏ごろに刈り取ったとされる。9月ごろから再び大麻草16本を栽培していた。押収した吸引パイプには使用跡があり、両被告は「自分たちで吸った」と供述。

関東学院大大麻 部員12人も吸った
関東学院大ラグビー部寮の正面玄関には鍵がかけられ静まり返っていた
 関東学院大ラグビー部の大麻問題が、さらに拡大した。先月8日に大麻取締法違反で逮捕、起訴された2人の元部員が、神奈川県警の調べに「他の部員も吸った」と供述したことが3日、明らかになった。任意で事情聴取を受けた部員のうち12人が大麻吸引を認めた。1人は3年生のレギュラー選手だった。来年3月末まで活動を自粛している強豪ラグビー部に新たな衝撃が走った。  すでに起訴され、退部処分となった梅埜桂嗣(21)、中村大樹(21)の両被告の取り調べを行っていた神奈川県警の発表は、衝撃的だった。両被告が栽培した大麻の吸引を、任意で聴取した部員12人が認めていた。大麻取締法には「使用」に関する処罰規定がないため、同県警は「共同所持」容疑で書類送検できるかどうかを慎重に検討しているという。 さらに2人は、ラグビー部が合宿した長野県のホテルでも、他の部員とともに吸引したと供述。9月にラグビー部が英国に遠征した際も種を購入していたという。逮捕された2人はレギュラーではなかったが、吸引を認めた12人には3年生のレギュラー選手が含まれていた。関東学院大の大麻問題は、氷山の一角の事件から部全体の問題に拡大した。 この事実を報道機関からの問い合わせで知ったという大学側は、対応に苦慮した。県警に連絡を取り、事実を確認。夕方に瀬沼達也広報室長が文書で遺憾の意を表明し、夜になって「捜査中のことなので分かりません」との春口広監督の短いコメントを発表したが、会見は行わなかった。 11月8日の事件発覚後、春口監督はメールや面談で「関与した者がいれば名乗り出るように」と部員に伝え、全員が関与を否定したという。その矢先の問題拡大。ラグビー部は今季の活動自粛を決めているが、同室長は「処分が変更になる可能性はある」という。全体の1割近い部員が大麻に関与していたことになる問題は、逮捕の有無にかかわらず、さらなる処分が科されるのは避けられない状況になった。 [ 2007年12月04日付 紙面記事 ]

部員12人「大麻吸った」 関東学院大ラグビー部
2007年12月03日15時22分
 関東学院大学(横浜市金沢区)ラグビー部の部員2人が大麻草を栽培した容疑で逮捕、起訴された事件で、神奈川県警の事情聴取に対し、現役のラグビー部員12人が2人からもらった大麻を吸っていたことを認める供述をしていたことが3日、わかった。大麻取締法では使用を禁じる規定がなく、県警は所持や譲り受けの容疑が固まりしだい書類送検をする方針だ。
 県警によると12人のうち4人が2年、5人が3年、3人が4年生部員。梅埜(うめの)桂嗣被告(21)、中村大樹被告(21)=いずれも同法違反の罪で起訴、退部処分=が今年3~7月に育てた大麻草をもらい、7~8月に夏合宿中のホテルや寮で吸い、多い部員は10回程度吸っていたという。12人には1軍選手も1人含まれる。
 両被告は当初、「収穫した大麻を夏休みに2人で全部吸った」としていたが、その後、ほかの部員も吸ったことを認める供述を始めた。同大は7月31日~9月20日が夏休みで、2人を含むラグビー部全員が8月13日から約2週間、長野県内で合宿をしていた。
 梅埜被告は今年9月にラグビー部が英国遠征をした際にも、現地で大麻種子を購入し、国内に持ち込んだとされている。
 また、県警は3日、梅埜被告に代わって宅配便で送られてきた大麻種子20個を受け取り、同被告に渡したとして、川崎市多摩区登戸、専修大学3年安井嘉浩容疑者(21)を同法違反(幇助(ほうじょ))容疑で逮捕したと発表した。安井容疑者は梅埜被告の中学の同級生。「頼まれて受け取ったが、中身は知らない」と容疑を否認しているという。種子は梅埜被告がインターネットのサイトを通じて購入したという。
 関東学院大学ラグビー部は全国大学選手権や関東大学リーグで何度も優勝している強豪。両被告の逮捕を受け、来年3月末までの対外試合自粛と、春口広監督が3カ月間ラグビー指導を外れることを決めている。

他の部員12人も大麻吸引、関東学院大ラグビー部
 関東学院大ラグビー部員による大麻取締法違反事件で、3年生のレギュラー1人を含む他の部員計12人も吸引していたことが3日、神奈川県警の調べで分かった。全員が吸引を認めているといい、合宿中にも吸引したほか、押収した大麻の一部はラグビー部の英国遠征中に入手した可能性まで強まった。
 同法には大麻吸引の罰則がないため、県警はこれらの部員について、大麻の共同所持や譲り受けなどの容疑で書類送検する方針。事件は全国大学選手権を6度制した名門ラグビー部の組織的な不祥事へと発展する見通しとなった。
 調べによると、押収した大麻の一部は、同法違反(栽培)の罪で起訴された同大3年の梅埜桂嗣被告(21)=退部処分=が「英国で9月ごろ種を買った」と供述していることも判明。この時期に関東学院大ラグビー部が英国遠征に行っていることから、この際に購入したとみられる。(20:55)

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