2007年12月10日月曜日

えぇ話ゃ・・・・・

引き取り希望殺到! 73歳女性救助犬の名前は…
 茨城県ひたちなか市で認知症の女性(73)を凍死の危機から救ったお手柄老犬が、無事に飼い主の元に帰った。老犬は12、13歳の雄の雑種で、黒と白のまだら模様から名前は「ウシ」と名付けられていた。
 老犬と女性は5日午後1時ごろ、同市内の公園近くの草むらで寄り添っているところを通行人の男性が見つけ、ひたちなか西署に保護された。
 お手柄犬は女性によくなついていたため、女性が「自分の犬」として連れ帰ろうとしたが、家族が否定。同署が野犬として保護し、薬殺処分の対象になっていた。6日には「首輪があるので飼い犬の可能性もある」(同署)として発見現場近くで放されたが、8日午後3時半ごろ、最初の発見者により改めて保護されていた。
 一方、飼い主の礒崎和子さん(44)=同市=は5日午後5時ごろに飼い犬の「ウシ」がいなくなったことを知り、8日夜になって、「うちの犬では」と名乗り出た。
 無事、飼い主の元に戻って一安心の“湯たんぽ犬”だが、同署にはこれ以外にもたくさんの野犬が野犬保護用の犬舎に保護され、薬殺処分を待っている。報道を受け、8日午後までに「(ウシを)飼いたい」という問い合わせが殺到していた。
 同署は問い合わせに対応しつつ、「別の犬もいますが」と聞いてみたが、いずれも「別の犬では意味がない」と他の野犬の引き取りは拒否されたという。
 同署幹部は「私も可哀相で1匹引き取った。有名な犬でなければいらないというのも、なんだか悲しい話です」とポツリとこぼした。
ZAKZAK 2007/12/10

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