2013年4月30日火曜日

29thヘアカット

ヘアカット
6ミリ

2013年4月27日土曜日

否未

http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2013/04/27/kiji/K20130427005687520.html

ジェンティルドンナ 凱旋門登録、石坂師「現時点で出否未定」

 昨年の年度代表馬ジェンティルドンナ(牝4=石坂)が仏G1・凱旋門賞(10月6日、ロンシャン)に登録したことが分かった。26日、石坂師は「予備登録は済ませた。選択肢の一つだが、現時点で出否は未定」と話した。

 先月遠征したドバイシーマクラシック2着後は滋賀・ノーザンファームしがらきで調整中、今後は宝塚記念(6月23日、阪神)を目指す。指揮官は「輸送で減った体は戻っているし、馬体重は485キロぐらい(JCは460キロ)。5月中に帰厩し、順調に調教を積んでいきたい」と話した。
[ 2013年4月27日 06:00 ]

門賞

http://race.sanspo.com/keiba/news/20130427/ove13042705010001-n1.html

2013.4.27 05:00

ジェンティルドンナ、凱旋門賞登録

 ドバイシーマクラシック2着のジェンティルドンナ(栗・石坂正、牝4)が、凱旋門賞(10月6日、仏ロンシャン、GI、芝2400メートル)の登録を行ったことが26日、明らかになった。
 石坂調教師は「登録しました。出否は未定だけど、まずは登録しておかないとな」と明かした。
 5日にドバイから帰国し、現在は滋賀県のノーザンファームしがらきで宝塚記念(6月23日、阪神、GI、芝2200メートル)に向けて調整中。トレーナーは「馬は元気。そこ(宝塚記念)に向けて順調に調整している」と語った。5月中旬には栗東トレセンに帰厩する予定だ。

2013年4月26日金曜日

26thプール

16:33~18:35
55.80~55.25
連荘です。
コースです。
ゆっくりゆっくりです。
脱力して泳ぎました。
通常よりjかんかかりまあした。
1500、ウォーク、ジャグジー、サウナ、クールダウン、サウナ、クールダウン、サウナ、クールダウン。
外国人が来てました。若いです。イケメンです。
シャワー浴びてから脱水機しました。
知人に会いました。
大柄な方です。
貧疎な尻を見られました。

に登

http://hochi.yomiuri.co.jp/horserace/news/20130425-OHT1T00185.htm

ジェンティルドンナ、凱旋門賞に登録

 昨年の牝馬3冠&ジャパンC制覇を成し遂げ、年度代表馬に輝いたジェンティルドンナ(牝4歳、栗東・石坂厩舎)が、凱旋門賞(10月6日、仏ロンシャン競馬場・芝2400メートル)の登録を行ったことが25日、分かった。管理する石坂調教師が明かしたもの。
 「24日に登録を済ませました。出否は未定だけど、登録しないと使えないからね」と石坂師。昨年のジャパンC後に凱旋門賞挑戦を明言し、今年初戦もドバイ・シーマクラシック(2着)に挑んだ。出否は、上半期の大目標であり、オルフェーヴルやゴールドシップも参戦する宝塚記念(6月23日、阪神)の結果などを見てからになるが、遠征が実現すれば日本の牝馬としては初めての挑戦となる。
 ドバイから帰国後は、輸入検疫を経てノーザンファームしがらきで着地検査中だが、先週からキャンターを開始するなど調整は順調だ。「レースの1か月前くらいに戻すことになると思います」と石坂師は話しており、5月中旬の帰厩を予定している。

2013年4月25日木曜日

25thプール

16:33~18:09
56.10~55.75
1500、ウォーク、ジャグジー、サウナ、クールダウン、サウナ、クールダウン

16時半過ぎに入館しました。
子供たちだけでした。
コースでゆっくりやりました。
18時を過ぎで混んできました。
シャワーでは頭だけ洗いました。
ボディは家の風呂で洗います。
偏頭痛に芋たれです。
体調はいまいち君です。
泳いでどう変わるかですね。

塚決

http://www.nikkansports.com/race/news/p-rc-tp0-20130425-1117330.html

ジェンティル宝塚決めた!3強対決へ

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 競馬ファン待望の「3強決戦」が実現する。昨年の3冠牝馬で年度代表馬のジェンティルドンナ(牝4、石坂)が、6月23日阪神の宝塚記念(G1、芝2200メートル)へ向かうことが固まった。24日、同馬を管理する石坂師が「宝塚記念へ行くと思います」と話した。
 前走のドバイシーマクラシックは惜しくも2着に敗れたものの、世界の強豪とも堂々と渡り合った。帰国後は兵庫・三木ホースランドパークでの検疫を終え、現在はノーザンファームしがらきで放牧中。栗東への帰厩時期について師は「未定」としたが、春のグランプリへ調整が進められる。
 宝塚記念には、一昨年の年度代表馬オルフェーヴルも出走予定。ジェンティルとは昨年のジャパンCで2着に敗れて以来の再戦となる。また、今週の天皇賞・春に主役として出走するG1・3勝馬ゴールドシップも次戦は宝塚を予定。ジェンティル、オルフェとは未対戦で、現役最強を争う“3強”が初夏の阪神でいよいよ激突することになる。
 [2013年4月25日8時55分 紙面から]

2013年4月22日月曜日

外で

http://uma36.com/?pid=column_view&id=400010&no=443037

海外で勝つことの難しさ
 ジェンティルドンナが挑んだ先日のドバイシーマクラシック。結果はご存じの通り、前年の2着馬セントニコラスアビーにゴール前で突き放される形で完敗に終わった。JC以来のぶっつけで初の海外遠征だったことを思えば上等だろうが、それでもどれだけ強い馬であろうと海外で勝つことは容易ではないと改めて思わす今回の挑戦だった。

 その遠征に帯同していた井上助手。ジェンティルドンナが出発する1日前(3月21日)にドバイへ入り、そこからレースまでずっと調教に携わっていたが、話を聞けば調整はこちらが思っていたよりも順調にできたとのこと。「環境の変化に戸惑ってイレ込まないように、いつもより多めにメンコを持って行ってたんだけど、その必要がないくらい落ち着いていた。カイバもしっかり食べていたし、ホント順調だったよ」。昨年の秋華賞前にも一度聞いたことがあるのだが、オークスで遠征を経験したことで気持ちがどっしりしたのだと言う。その精神面での成長が今回のドバイ遠征での順調な調整につながったのだろう。むしろ太めが残らないか心配だったと言うほどだからさすがのひと言だ。

 そのジェンティルドンナは5日に日本へ帰国。三木ホースランドパークで1週間の検疫を経て、11日にノーザンFしがらきへ放牧に出された。今後の予定はまだはっきり発表されていないが、おそらく宝塚記念が有力。もし出走するとなればオルフェーヴルとの再戦に加えてゴールドシップとの対決も考えられるだけに非常に楽しみだ。海外遠征を経て、よりパワーアップした3冠牝馬の姿を見られる日を今から心待ちにしている。

(栗東厩舎班・赤木俊介)
2013年04月14日

2013年4月21日日曜日

体検

http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2013/04/19/kiji/K20130419005637900.html

【2歳馬特報】馬体検査で目を引くジェンティル弟グレンシーラ

ジェンティルドンナの弟として、デビューに注目が集まるグレンシーラ
ジェンティルドンナの弟として、デビューに注目が集まるグレンシーラ
Photo By スポニチ
 競走馬が馬体検査を受けて競走馬登録を完了する産地馬体検査が16~19日の日程で北海道で行われている。今年デビューする2歳馬が多く集まることから、POGファンには注目の的。18日は早来地区で行われ、社台グループを中心に約120頭が受検。スポニチ本紙ではいち早く期待馬をピックアップした。

 多くの報道陣が集まった産地馬体検査3日目。社台グループの良血が次々と検査を受ける中、ひときわ目を引いたのはグレンシーラ(牡=石坂、父ゼンノロブロイ)。栗毛のド派手な馬体に、早くも風格が漂っている。母ドナブリーニは既にドナウブルー、ジェンティルドンナと2頭の重賞ウイナーを輩出。特にジェンティルは昨年、牝馬3冠を達成し、ジャパンCではオルフェーヴルを撃破。先月のドバイシーマクラシックでも2着に好走しており、血統面でも今が旬の1頭だ。

 調教を積むノーザンファーム空港事務局の並木芳和氏も「現時点では言うことない。お父さんは替わった(姉2頭はディープインパクト)がジェンティルに似たタイプ。骨格も筋肉の付き方も申し分ないし、順調に調教を積めている」と高評価。デビュー時期は未定だが秋以降が濃厚だ。

 社台ファームではアンヴェイルド(牡=戸田、父ディープインパクト)が好素材。全兄は京都新聞杯、京都記念2着のベールドインパクト。同ファーム事務局の青田力也氏は「力強いがキビキビ走るタイプ。しっかり調教を積めているのがいい。兄同様、瞬発力勝負のイメージ」と話す。

 早期デビュー予定組では追分ファームのグレートアイランド(牡=松田博、父マンハッタンカフェ)に注目。ドリームパスポート、ラウンドワールドの半弟で夏デビューを目指している。「兄より脚長で動きもいい」と畠山調教主任。早い時期から活躍する血統で、POGの即戦力候補にお薦めだ。
[ 2013年4月19日 06:00 ]

5月

http://www.daily.co.jp/horse/2013/04/20/0005914451.shtml

ジェンティル5月中旬にも栗東に帰厩へ

2013年4月20日
 ドバイシーマクラシック2着のジェンティルドンナ(牝4歳、栗東・石坂)が、順調なら宝塚記念(6月23日・阪神、芝2200メートル)を目指して5月中旬にも栗東トレセンに帰厩することが19日、サンデーレーシングのホームページで発表された。
 兵庫県の三木ホースランドパークでの輸入検疫を終え、滋賀県のノーザンファームしがらきに移動しており、現在は普通キャンターなど乗り運動を再開している。

2013年4月20日土曜日

20thプール

12:14~14:19
55.35~54.65
連荘しました。
地元のプールです。
午後入館です。
少年団ガ終わってからです。
知人に遭遇。
12時から2時半まで休憩時間らしい。
コースですいすい。
1500、ウォーク、ジャグジー、サウナ、クールダウン、サウナ、クールダウン、シャワー
午後から子供たちが増えていた。
にぎやかです。
肩もよく動きました。
筋肉痛筋肉披露は無いです。
明日が心配ですね。
変な力みもなしです。
地元の初日にしてはまずまずです。

19thプール

久々でした。
13時15分入館。
すでにコースは埋まってました。
自由コースもいましたが、スペースを見つけて泳ぎました。
1500、サウナ、クールダウン、サウナ、スパ
53.30

回数券なくなりました。

地元のプールもオープンしたのです。
これからはそちらがメインになります。

2013年4月14日日曜日

13thヘアカット

ヘアカットした。
6ミリ。
ついでに風呂の掃除もした。
そろそろお湯はすぐ抜こうと思う。
温かくなってきたので。

2013年4月13日土曜日

ほっともっと

ほか弁を買った。
カツ丼390円。
ほっともっとだ。
はじめてでした。
食べた感想はまあまあ。
ダイエーのカツ丼に似ていた。
わりした?はかつおの風味が強い。
ちょっと甘みが強いかな。
かつは温かかったがサクサクではない。
まあ、値段を考えればこんなもんか。
セイコーマートのほうがカツが太いか。
こちらは500円です。
カツの太さでいうとドンキのほうが太いか。
こっちは298円だっけ。
かつてんのカツ丼は390円。
カツは揚げたて。
こちらはわりした?がいまいち好みではない。
しょうゆを足すことがある。
かつやのカツ丼は514円。
やはりここが一番レベルが高いか。
カツはサクサク揚げたて。
わりした?は好みのあじ。
オーソドックスな、昔から慣れ親しんでいたカツ丼にちかい。


2013年4月7日日曜日

温泉

車を点検に出した。
夕方まで時間あった。
代車を借りて近くの温泉へ行った。
何でも揃ってる温泉でした。
インターネットでメールを送った。
業務用のメールでした。
それから温泉へ行った。
浴場の腰掛湯に座った。
隣にいた青年、ポンチがピンコ立ちでした。
風呂から上がって岩盤浴に入った。
汗がたくさん出た。
1時間ほど汗を出した。
それからもう一度インターネットで遊んだ。
後ろにいた子供が大声でごねていた。
本当にうるさかった。
我慢した。
休憩所で漫画を読んだ。
あまり、興味がそそられる漫画はなかった。
普段から漫画を読まないからだ。
少しうとうとした。
女性が足にぶつかって目が覚めた。
その後、女の子の携帯コードが足に引っかかった。
これでぱちっとめがさめた。
ディーラーから電話が来た。
そろそろできあがる。
ロッカーへ行って着替えた。
同じ島のロッカーにいた子供がオムツを取っていた。
そおあとそこでおしっこをたれた。
参りました。
一緒にいたおじいさんがタオルでふいていた。
気をつけながら着替えた。
まあ、いろいろあった。

2013年4月6日土曜日

ら帰

http://www.keibabook.co.jp/homepage/topics/topicsinfo_new.aspx?subsystem=0&kind=0&category=09&filename=KON24323
ジェンティルドンナなど5頭がイから帰国
2013年 4月 5日 21時45分
ドバイ国際諸競走に出走した日本馬5頭(ケイアイレオーネ、ジェンティルドンナ、タイセイレジェンド、トレイルブレイザー、ファリダット)が4月5日12時34分に関西国際空港に到着した(EK9891便)。5頭は輸入検疫のため、三木ホースランドパークに入厩した。

ナな

http://race.sanspo.com/keiba/news/20130405/ove13040518220000-n1.html

2013.4.5 18:21

ジェンティルドンナなどドバイ組帰国

 3月30日に行われたドバイ国際競走に出走した日本馬4頭(ジェンティルドンナ、トレイルブレイザー、タイセイレジェンド、ケイアイレオーネ)と、帯同していたファリダットの5頭が、5日の12時34分に関西国際空港に到着した。
 その後、午後4時36分に兵庫県の三木ホースランドパークに移動。輸入検疫期間に入る。

走日

http://www.jra.go.jp/news/201304/040505.html
ドバイワールドカップデー出走日本馬が帰国
2013/4/5
 
 3月30日(土)にドバイのメイダン競馬場で行われたドバイワールドカップデー諸競走に出走したケイアイレオーネ号、ジェンティルドンナ号、タイセイレジェンド号、トレイルブレイザー号及び3月9日(土)に同競馬場で行われたマハーブアルシマール(G3)に出走したファリダット号が、関西国際空港に無事到着しましたのでお知らせいたします。



    ケイアイレオーネ号 (牡3歳 栗東・西浦 勝一厩舎)
    ジェンティルドンナ号 (牝4歳 栗東・石坂 正厩舎)
    タイセイレジェンド号 (牡6歳 栗東・矢作 芳人厩舎)
    トレイルブレイザー号 (牡6歳 栗東・池江 泰寿厩舎)
    ファリダット号 (牡8歳 栗東・松元 茂樹厩舎)

     なお、5頭は輸入検疫のため、16:36に三木ホースランドパークに入厩しました。

2013年4月5日金曜日

が5

http://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=74167

ドバイで2着に敗れたジェンティルドンナが5日に帰国

[中央競馬] 2013年04月04日(木)12時00分
注目数:1人
コメント数:5件
 ドバイシーマクラシックで2着に敗れたジェンティルドンナ(牝4歳、栗東・石坂)は4日に現地を出発し、5日に関西国際空港へ到着する予定。石坂師は「調整自体はうまくいったが、ナイターが初めてだったからね。環境に対する戸惑いがあった。敗因の80%はそれだろう」と振り返った。帰国後は兵庫県の三木ホースランドパークでの輸入検疫を経て、滋賀県のノーザンファームしがらきで着地検査に入る。宝塚記念(6月23日・阪神、芝2200m)については「まずは馬の様子を見てから。現時点では何も言えない」と話すにとどまった。

提供:デイリースポーツ

2013年4月4日木曜日

4thプール

15時入館
コースには先客2人。
ひとつあいてました。
キャップを拾いました。
係員に渡しました。
4月からキッズスクールが始まりました。
大体16時からのようです。
ちびっこがたくさんいました。
保護者の方も見学してます。
1500、ウォーク、ジャグジー、サウナ、スパ
52.35でした。
明日も行こうか思案中です。

2013年4月3日水曜日

プデ

http://pc.keibalab.jp/topics/17201/

ドバイワールドカップデー Vol.2

2013-04-02 11:39 更新
ドバイワールドカップデーのクライマックス第2弾は、芝2410mで行なわれるG1ドバイシーマクラシック、11頭立て。日本の三冠牝馬で年度代表馬ジェンティルドンナとG2・2勝馬トレイルブレイザーの2頭が出走した。馬券発売したどの国でも1番人気はジェンティルドンナだった。

レースは、トレイルブレイザーが1番のスタートを決めたが、その内からセントニコラスアビー、1番枠のシャリタ、外からジェンティルドンナ、4頭が前に行き、思わぬ展開である。その中からシャリタがペースセッターになった。セントニコラスアビーが2番手、ジェンティルドンナも4分の3馬身差で3番手、譲らない。トレイルブレイザーだけが下がって5番手となった。

人気の有力馬3頭が前で戦う展開、フラクションは 50.71-1:15.47-1:40.20 これまでの2年間では全くお目にかかれない速いペースである。セントニコラスアビーは、残り500mでシャリタを捕えて先頭に立ち、2000mの通過ラップは2分03秒69。3番手ジェンティルドンナとの差は1馬身である。しかし、ゴールでは残り350mで2番手に上がったジェンティルドンナとは2馬身4分の1に広がった。

セントニコラスアビーの勝ちタイムは2分27秒70、30秒の壁さえ破れなかった時計が一気に縮まるトラックレコードでの優勝だった。ラスト410mの上りは、セントニコラスアビー24秒01に対し、ジェンティルドンナの上りは24秒20、更にジェンティルドンナから1馬身4分の1差3着したカタールのヴェリーナイスネームは7番手から24秒03の上りで追い込んでいる。

19才の若いジョッキー、ジョセフ・オブライエンは「スミス(共同オーナーの1人)が昨年2着の後、何が起こるかを見るためにも少し前で騎乗した方が良いと言った。奴はタフだと知っていたから、ハードにトライさせようと思った。今日はとてもリラックスしていて、偉大な走りだったと思う」と話した。

オブライエン・シニアは「皆、厩舎では一生懸命働いてくれている。明らかにジョセフは大きな助けになっている。とても素晴らしい環境です。私はいつもこの馬は少し苦しめた方が良いと感じていた。しかし、ジョセフとデリック・スミスは違う考えだった。明らかに彼らの方が今日は正しかったと言えるでしょう」と語った。

ジョセフ・オブライエン騎手で勝ったセントニコラスアビーは5つ目のG1優勝、通算成績を20戦8勝、2着2回、3着7回とした。今年は今までとは違ったセントニコラスアビーの走りが期待出来そうである。馬群の中5番手を追走したトレイルブレイザーは直線に入って手応えが怪しくなり失速して最下位に終わった。

DWCデーの締めくくりは、タペタ馬場の2000mで行なわれる、総賞金1000万米ドルの世界で最もリッチなG1ドバイワールドカップ、当日前年の勝馬モンテロッソの歩行に不具が見られた為出走取消、これに伴ってアフリカンストーリーはキーラン・ファロン騎手からミカエル・バルザローナ騎手に騎手変更が行われた。

レースは、マイク・スミス騎乗のエクリプス賞最優秀古牝馬に輝いたロイヤルデルタが思い切りよく飛び出した。フラクションは 26.59-50.02-1:13.63 初手はスローペースに抑えた為、外から2011年のケンタッキーダービー馬アニマルキングダムも楽に上がって行き2番手に収まる。英サイドグランス、ゴドルフィンのハンターズライトが前団を形成した。

アニマルキングダムは早くも4コーナーで先頭に立ち、直線で飛び出し2分03秒21のタイムで優勝、最後の大レースでアメリカの乾きを一掃した。直線8番手から内ラチ沿いに入れて急追した香港ヴァーズ勝馬の英レッドカドーに2馬身差まで詰め寄られはしたが、全く危なげのないスペクタキュラーな走りだった。その後ろは直線5番手から外を追い込んだプラントゥールが4馬身4分の3差で去年に続いての3着、サイドグランスはクビ差で4着に残った。

2010年にDWCがメイダン競馬場に移ってタペタ馬場で行なわれるようになって以来、この国際イヴェントの上位3着までに北米勢が入って来なくなった。アニマルキングダムは以前の米国勝馬、1996年シガー、1998年シルヴァーチャーム、2001年キャプテンスティーヴ、2004年プレザントリーパーフェクト、2005年ロージズインメイ、2007年インヴァソール、2008年カーリン、2009年ウエルアームドに続いた。

優勝ジョッキーのジョエル・ロザリオ騎手は「直線に向いたところで彼はソラを使った。長い直線だったので、馬には余力を十分残しているつもりだった」と話す。この勝利は、オーストラリアでも分かち合った。ルロワデサニモーの5歳の牡馬は、昨年12月、アローフィールドのジョン・メッサーラ氏がチームヴェーラーから種牡馬として購入していた。

チームヴェーラーは売却に伴う少数株主持ち分を保持しながら、アニマルキングダムの種牡馬としての生産に拘って行くことになる。アカテナンゴ産駒のダリシアから生まれたアニマルキングダム、母のダリシアは今日本で繋養され、第1仔は今年デビューになる2歳である。

アニマルキングダムは、2月9日のG1ガルフストリームパークターフHを2着して臨んだ。ジョエル・ロザリオ騎手はこの時初めてアニマルキングダムに騎乗したが、バックストレッチの半ばから先頭に立ってポイントオブエントリーの1馬身半差2着に敗れた為、その早い仕掛けについて批判を浴びた。

「この馬はある種の武勇伝を持っている。浮き沈みの大きい。我々は皆それを知っていた。ダービーでもBCマイルでも」とチームヴェーラーのバリー・アーウィン氏は語る。グラハム・モーション調教師は「1年前に怪我をした時、バリーは2013年のDWCを目標にしようと言った。私は彼がクレイジーだと思った」と話すと、アーウィンは「君がBCマイルに行きたいと言ったのと一緒じゃないか」とレスポンスして周囲を笑わせた。

アニマルキングダムは、販売の時点で、ドバイから英国に飛ぶ予定になっている。引退前の可能なレースは、6月のロイヤルアスコットで行なわれるG1プリンスオブウェールズS(芝10F)である。今彼の通算成績は11戦5勝、2着5回。唯一着順表示板を外したのはスロッピー馬場で行なわれたベルモントSの6着である。この日の1着賞金600万ドルが加算されて、アニマルキングダムの生涯獲得賞金は839万9884ドルになった。


海外競馬評論家 和田栄司
ラジオ日本のチーフディレクターとして競馬番組の制作に携わり、多岐にわたる人脈を形成。かつ音楽ライターとしても数々の名盤のライナーを手掛け、海外競馬の密な情報を把握している日本における第一人者、言わば生き字引である。外国馬の動向・海外競馬レポートはかねてからマスメディアで好評を博しており、それらをよりアップグレードして競馬ラボで独占公開中。

2013年4月2日火曜日

着に

http://kuriyama.miesque.com/?eid=672

ジェンティルドンナ2着に敗れる

「あのオルフェーヴルを破った馬」ということで世界的にきわめて評価が高かったジェンティルドンナ。初の海外遠征に選んだドバイシーマクラシック(G1・芝2410m)は2着でした。スローペースの外目3番手につけ、最後の直線で St Nicholas Abbey(2番人気)と一騎打ちになったときには勝ったかと思ったのですが、ゴール前で力尽きました。タイムは2分27秒70(Good)。
http://youtu.be/l2MHXL-WXXs

勝てなかったのは残念ですが、世界最高峰の芝レースのひとつですから、よく走ったといえるのではないでしょうか。堂々と戦って堂々と負けた一戦、と映りました。このレベルのレースを下馬評通り確実に勝てる馬というのは世界を探してもなかなかいません。スタートからゴールまですべてうまく行く競馬などめったにありませんし、今回は外を回ったこと、道中でハミを噛んでいたこと、休み明けで100%の調子ではなかったことなど、いくつかの敗因があります。負けるときはこんなものでしょう。今回に関しては St Nicholas Abbey が一枚上だったということです。決して敵わない相手だとは思わなかったので、別の場所でリベンジすることを期待したいですね。
http://www.pedigreequery.com/st+nicholas+abbey



父 Montjeu はエルコンドルパサーを破って凱旋門賞を制した馬です。その父は Sadler's Wells。

オルフェーヴルを破った Solemia、ナカヤマフェスタを破ったワークフォース、ブエナビスタを破った Dar Re Mi と、海外のビッグレースで日本馬を破って優勝した馬は、いずれも Sadler's Wells を持っています。やはりこの血は大したものです。
 

ナ2

http://casinodrive-usa.blogspot.jp/2013/04/st-nicholas-abbey-sheema-classic.html

2013年4月1日月曜日

ドバイシーマクラシック、ジェンティルドンナ2着。セントニコラスアビーがG1競走5勝目。

3月30日に行われたG1ドバイシーマクラシック(芝2410m)は、2番手追走のセントニコラスアビーが3番手追走のジェンティルドンナに最終コーナーで半馬身差まで迫られましたが、最後は突き離して2・1/4馬身差をつけて優勝し、昨年6月の英G1コロネーションカップ(芝12ハロン10ヤード)以来となるG1競走5勝目を挙げました。

カタールローカルG1を2連勝して挑んだベリーナイスネームが人気薄で3着しペリエ騎手はさすが。一昨年の豪G1メルボルンカップ勝ち馬ドゥナデンが4着。昨年の英G1ヨークシャーオークスおよび仏G1ヴェルメイユ賞勝ち馬シャレータが6着。昨年の独G1オイロパ賞勝ち馬ジローラモが8着。

中団前目追走のトレイルブレイザーは残り600mですでに苦しく最下位11着に敗れています。鼻出血再発も疑いましたが、4月1日時点ではそのような報告は無いですね。


セントニコラスアビーは父モンジュー、母ハリーピングウォーター(未出走。半弟がG1馬)、母の父シュアブレードという血統

一昨年の米G1 BCターフなどこれでG1競走5勝目。昨年の英G1コロネーションカップでは、この1レース後のドバイワールドカップで2馬身差2着したレッドカドーに4・1/4馬身差をつけて完勝しています。

昨年のBCターフはトレイルブレイザーに1馬身先着する3着に終わっていましたが、ここは昨年シリュスデゼーグルに1/4馬身差2着した得意といっても良い舞台でもあり、「ジェンティルドンナを負かせるのはこの馬だけだなー」と思っていたら本当に負かされてしまいました。いつもより前につけたのはオーナーのデリック・スミス氏の指示によるものだそうです。


Trakus によると、ジェンティルドンナは外枠の分、セントニコラスアビーより9m、約3・1/2馬身分だけ長い距離を走っており、それで2・1/4馬身差だから、枠が逆だったらどうだったのかと、たらればを言いたくなりますね。

時計の話をすると、上位2頭の1600m以降のラップは次のとおり。全馬ラップはこちら。1800m地点をジェンティルドンナがセントより0.01秒速く通過していることになっているのでやや信用しにくいですが。
47.44(11.97)-35.47(11.46)-24.01(11.43)-12.58
47.60(11.80)-35.80(11.60)-24.20(11.34)-12.86

最後は200mではなく210mなので、残り200mを単純に計算すると(21で割って20を掛けると)、セントが約11.98、ジェンティルドンナ約12.25 です。

ジェンティルドンナにとっては不良馬場で2着だったデビュー戦以来の上がりのかかるレースで、去年のジャパンカップほど条件は合ってなかったでしょう。

まあでも、ジェンティルドンナについてニューヨーク競馬協会(NYRA)のハンデキャッパーがレース前に「今日ドバイで走る中で最も優れた馬であるといって問題ないだろう」とツイートするなど注目を浴びただけの走りはしたと思います。今後は宝塚記念を検討されているとのことで、オルフェーヴル、ゴールドシップとの3強対決が楽しみです。

2013年ドバイシーマクラシックのレース映像。内から6頭目、紫の帽子・勝負服がセントニコラスアビー。


ドバイシーマクラシック(Dubai Sheema Classic Presented By Longines )
2013年3月30日、ドバイ・メイダン競馬場、芝2410m
4歳以上、G1、11頭、レース結果、総賞金500万米ドル

馬名性齢騎手着差通算成績
主な成績
1セントニコラスアビー
St Nicholas Abbey
6牡J.オブライエン
57.0kg
2分27秒7020戦【8-2-7-2】
BCターフなどG1競走5勝
2ジェンティルドンナ
Gentildonna
4牝岩田康誠
54.5kg
2・1/410戦【7-2-0-1】
牝馬3冠、ジャパンカップ
3ベリーナイスネーム
Very Nice Name
4牡O.ペリエ
56.5kg
1・1/413戦【6-1-5-1】
カタールローカル重賞4勝

界の

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/sports/other/horse/2013/columndtl/201304010002-spnavi?page=1
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/sports/other/horse/2013/columndtl/201304010002-spnavi?page=2

ジェンティルドンナ、世界の舞台で価値ある2着
合田直弘のドバイミーティング回顧
JRA-VAN
2013年4月1日 14:59

2着健闘! 今後が楽しみなジェンティルドンナ

ドバイシーマクラシック、初のアウェーで2着と健闘したジェンティルドンナ(中央)。右は、1着のセントニコラスアビー
ドバイシーマクラシック、初のアウェーで2着と健闘したジェンティルドンナ(中央)。右は、1着のセントニコラスアビー【写真は共同】
この路線のG1を2つ制している他、一昨年のG1凱旋門賞(芝2400m)2着の実績のある、レーティング第3位(122)の仏国調教馬シャレータ(牝5)が先行。一昨年のG1BCターフ(芝12F)を含めてG1で4勝の実績を挙げている、レーティング第2位(124)の愛国調教馬セントニコラスアビー(牡6)が2番手を追走。そして、牝馬3冠達成に加えてG1ジャパンC(芝2400m)優勝の実力が評価され、堂々レーティング第1位での出走となったジェンティルドンナ(牝4)が3番手を追走する展開となった。

 半マイル(4F)通過50秒71、6F通過1分15秒47という緩やかな流れとなった中、直線入り口でセントニコラスアビーがシャレータをかわして先頭へ。遅れずについて行ったのがジェンティルドンナで、直線は2頭の一騎打ちとなった。しかし、残り100m付近からジェンティルドンナの脚が上がらなくなり、セントニコラスアビーが優勝。スローだった前半とは一変、後半はペースが上がり、勝ち時計は2分27秒70のトラックレコードとなった。
 2馬身1/4差の2着がジェンティルドンナで、逃げたシャレータは6着に敗退。前半は好位で競馬をしたトレイルブレイザー(牡6)は、後半失速して11着に終わっている。

 8番枠からスタートし、終始外目を回らされる厳しい展開となったことが、ジェンティルドンナの敗因と見られる。しかし、初めてのアウェーで世界の強豪を相手にしての2着は立派な成績で、ここで遠征経験を積んだ同馬の秋の凱旋門賞参戦が、ますます楽しみになったと言えそうである。

タペタを攻略したアニマルキングダム

<ドバイワールドカップ(AW2000m)>

 昨年のこのレースの勝ち馬で、出走予定馬の中でレーティング最上位(126)だったモンテロッソ(牡6)が、レース当日の朝に左前ハ行のため出走を取り消し、12頭立てとなった。

 代わってレーティング最上位(125)となった、北米からの遠征馬ロイヤルデルタ(牝5)が好スタートからハナを切り、同じく北米からの遠征馬で、レーティング第3位(124)のアニマルキングダム(牡5)が直後を追走する展開となった。
 4コーナー手前で早くもロイヤルデルタをかわしたアニマルキングダムが先頭で直線へ。そのまま後続の追撃を封じこめ、2馬身差の完勝を演じた。昨年暮れにG1香港ヴァーズ(芝2400m)を制している英国調教馬レッドカドー(セン7)が、後方から追い込み2着に食い込んでいる。
 一方、逃げたロイヤルデルタは終盤急激に失速して10着に大敗。半マイル通過が50秒02と決して無謀なペースで逃げていたわけではなく、調子も最高と伝えられていただけに、「タペタ」というブランドのオールウェザートラックへの適性がなかったことが、敗因と見て良さそうだ。

 勝ったアニマルキングダムは、北米産の北米調教馬で、3歳時にG1ケンタッキーダービー(ダート10F)を制している強豪だ。昨年もドバイ遠征を計画していたが、故障で断念。復帰戦となった昨年秋のG1BCマイル(芝8F)で2着となって能力の高さをあらためて実証した後、今季初戦となったG1ガルフストリームターフH(芝9F)で2着となって、ここへ臨んでいた。

 ロイヤルデルタだけでなく、北米のオールウェザーでG13勝の実績を誇るデュラハン(牡4)も11着に大敗した中、タペタを難なくハンドリングしたアニマルキングダムの多才さが光った一戦だった。


レイナルドザウィザードが7歳でG1初制覇

<ドバイゴールデンシャヒーン(AW1200m)>

 日本から遠征したタイセイレジェンド(牡6)が、G1BCスプリント(ダート6F)勝ち馬・トリニバーグ(牡4)、G1マリブS(ダート7F)2着馬プライベートゾーン(セン4)という、北米調教馬2頭とともに果敢に先行。短距離路線の水準が高い豪州で、昨年11月にG1パティナックファームクラシック(芝1200m)を制し、レーティング第1位(121)での出走となったメンタル(セン4)は後方からの競馬となった。
 直線残り300m付近で先頭に立ったのは、前哨戦のG3マハブアルシマール(AW1200m)の勝ち馬で、前半は先行馬群を前に見る位置で競馬をしていたレイナルドザウィザード(セン7)。G3マハブアルシマール3着馬のバルモントマスト(セン5)がゴール前で追い込むも、これをクビ差で退けて優勝を飾った。

 レイナルドザウィザードは北米産馬。祖国で走っていた2歳時にG2・3着の成績を残しているものの、その後は長く低迷。前走が重賞初制覇で、ここがG1初制覇と、7歳にして我が世の春を迎えることになった。

 一方、人気のメンタルは後方のまま良いところなく10着に大敗。前走メイダンのG3アルシンダガスプリント(AW1200m)を快勝し、タペタ適性も高いとの評価を得てここへ出走していた同馬だが、このレースの勝ち時計は前走より1秒87も遅く、時計のかかる仕様になっていたタペタをうまくハンドリングできなかったことが、敗因と見てよさそうだ。
 また、プライベートゾーン9着、トリニバーグ11着、タイセイレジェンド12着と、先行した馬たちも軒並み大敗。展開が不向きだった上に、タペタ適性も低かったことが、タイセイレジェンドの敗因と言えそうである。

レーディング最上位のシュルク、タペタに適応できず

<UAEダービー(AW1900m)>

 イタリアのG1グランクリテリウム(芝1600m)勝ち馬で、レーティング第3位(110)のロウエンフォースメント(牡3)が先行。G3UAEオークス(AW1900m)勝ち馬で、牝馬ながらレーティング第1位(116)での出走となった シュルク(牝3)は3番手グループ外目を追走。前哨戦のリステッドレースであるアルバスタキヤ(AW1900m)を制している、レーティング第2位(112)のシークレットナンバー(牡3)は、スタートで後手を踏んで後方からの競馬となった。
 直線残り350m付近で先頭に立ったのが、道中2番手で競馬をしていたラインズオブバトル(牡3)で、そのまま後続の追撃を退けて優勝を飾った。

 ラインズオブバトルは愛国調教馬。昨年10月にダンドーク競馬場で行われたリステッドレースのスターアピールS(AW7F)を制し、欧州調教馬ながらオールウェザーでの実績をあげての参戦だった。

 アルバスタキヤの4着馬エルヴァル(セン3)が、後方から追い込んで1馬身1/2差の2着。2着馬から半馬身差の3着がシークレットナンバーだった。
 一方、レーティング最上位のシュルクは、終盤伸びを欠き7着に敗退。ゴールデンシャヒーンの項目でも記したが、この日のタペタは時計がかかる仕様になっており、このレースの勝ち時計もシュルクが制したG3UAEオークスより3秒33も遅いものだった。適性としては力を要求される状態だったようで、牝馬のシュルクには厳しい条件だったと言えよう。

(文・合田直弘/協力・JRA−VAN)

回顧

http://prc.jp/jraracingviewer/contents/dubaiwc2013/report.html

レース回顧【合田 直弘】

2013/04/01 (Mon) 11:44
合田 直弘(ごうだ なおひろ)
合田 直弘。1959年(昭和34年)東京に生まれ。父親が競馬ファンで、週末の午後は必ず茶の間のテレビが競馬中継を映す家庭で育つ。1982年(昭和 57年)大学を卒業しテレビ東京に入社。営業局勤務を経てスポーツ局に異動し競馬中継の製作に携わり、1988年(昭和63年)テレビ東京を退社。その後 イギリスにて海外競馬に学ぶ日々を過ごし、同年、日本国外の競馬関連業務を行う有限会社「リージェント」を設立。同時期にテレビ・新聞などで解説を始め現在に至る。

ドバイシーマクラシック(G1)
レースに向かうジェンティルドンナ(左)とトレイルブレイザー(右)

3月30日(土) メイダン競馬場 2,410m(芝) 北半球産馬4歳以上、南半球産馬3歳以上
第8レース 21:20(日本時間:26:20)発走

賞金総額:US$5,000,000 1着賞金:US$3,000,000
 残念ながら、06年のハーツクライ以来となる日本馬によるこのレースの優勝は実現しなかった。
 典型的な逃げ馬がおらず、誰がどんなペースで逃げ、有力馬がどこに位置するかが鍵と言われていたこのレース。1コーナーの入りでは、最高のスタートを切ったトレイルブレイザー(牡6)がペースを作りかけたが、1番枠から出たシャレータ(牝5)がコーナーワークを利して先手を取り、鞍上J・オブライエンが意識的に前目の競馬を心掛けたセントニコラスアビー(牡6)がここで2番手を確保。向こう正面に入って隊列が落ちついた時、ジェンティルドンナは3番手外目をキープすることが出来たが、8番枠から出た同馬は1~2コーナーを含めてここまで終始外目を廻らされた上に、その後も前に馬がいない状態で内埒から3~4頭目を通ることになった。能力的にはジェンティルドンナが1枚抜けていると見られていただけに、多少のコース損は覚悟の上で、馬群の中に入れて閉じ込められるリスクは避けたいというのが陣営の思惑だったのかもしれない。


 
 直線に向くと先頭に立ったのはセントニコラスアビーで、ジェンティルドンナも遅れずについて行き、逆転を試みるも、残念ながら馬体を併せるところまで行かず、最後は逆にセントニコラスアビーに2.1/4馬身突き離され、ジェンティルドンナは2着に甘んじることになった。初のアウェイで、しかも4カ月の休み明けで、世界の精鋭を相手にしての2着は、大健闘である一方、優勝を期待されていただけに、非常に悔しい結果とも言えよう。 レース中盤から徐々にポジションを下げたトレイルブレイザーは11着だった。こんな実力の馬ではないだけに、ドバイの環境が合わなかったものと推測される。勝ったセントニコラスアビーは、これが5度目のG1制覇。今季も芝12F路線の中心的存在となりそうだ。(合田 直弘)
石坂 正調教師(ジェンティルドンナ)のコメント
「レース前半で多少ハミをかんでいましたが、最後は伸びると思っていました。外、外と回ったことが敗因だと思います。4ヶ月ぶりのレースで初の海外遠征であったことを思えば、2着だし全く駄目だったということはないと思います。次走については、日本に帰って状態をチェックした上で考えます。何とか勝ちたいと思っていましたが、申し訳ありませんでした。」
岩田 康誠騎手(ジェンティルドンナ騎乗)のコメント
「パドックのテンションはいつも通りでした。2着で悔しいです。失速はしませんでしたが、並ぶところまでいきませんでした。強い競馬を見せようと思っていましたが、残念です。」
池江 泰寿調教師(トレイルブレイザー)のコメント
「スタートは良かったです。ジェンティルドンナとセントニコラスアビーを追走していましたが、4コーナーで手応えが怪しい感じでした。なぜだか分かりません。シンガポールのレースに登録をしましたが、出直します。」
武 豊騎手(トレイルブレイザー騎乗)のコメント
「レースは3コーナーまでは思い描いた通りでしたが、4コーナーで手応えがなくなりました。良いときのコンディションに戻っていなかったのではないでしょうか。」
(各コメントはJRA発表)
 
優勝馬 セントニコラスアビー
 
ドバイゴールデンシャヒーン(G1)
タイセイレジェンド、ライアン・ムーア騎手と矢作調教師

3月30日(土) メイダン競馬場 1,200m(オールウェザー) 3歳以上
第6レース 19:45(日本時間:24:45)発走

賞金総額:US$2,000,000 1着賞金:US$1,200,000
 
 日本から参戦したタイセイレジェンド(牡6)は、果敢に先行したものの、4コーナー手前で戦線から脱落して12着に敗れた。タペタというブランドの人工素材を敷設したメイダンのオールウェザートラックは、馬によって巧拙がはっきり分かれる傾向がある。適性がないと能力を全く発揮出来ないというタペタの罠に、タイセイレジェンドは嵌ったようだ。
 勝ったのは、前半4番手から残り300mで先頭に立ったレイナルドザウィザード(騸7)。5シーズンぶりの重賞挑戦となった前哨戦のG3マハブアルシマール(AW1200m)を制した時には、周囲をおおいに驚かせたが、この日のレースを見ると、7歳にしての本格化と見て間違いなさそうである。(合田 直弘)
矢作 芳人調教師のコメント
「この距離のレースは世界的にも強い馬が多く、厳しい戦いになるのは覚悟していました。力の差はあったと思います。内外からプレッシャーを受け、展開的にもきつく、馬場もこの馬にとっては重かったです。馬とオーナー、応援していただいたファンの方々に感謝しています。」
ライアン・ムーア騎手(タイセイレジェンド騎乗)のコメント
「ゲートの出は良かったが、二の脚を使わされました。ひょっとしたら馬の状態が万全でなかったのかもしれません。3,4コーナー中間で手ごたえがなくなったので、今の状態はベストでなかったのかもしれません。」
(各コメントはJRA発表)

 
優勝馬 レイナルドザウィザード(左)
 
UAEダービー(G2)
3月30日(土) メイダン競馬場 1,900m(オールウェザー) 3歳
第4レース 18:25(日本時間:23:25)発走

賞金総額:US$2,000,000 1着賞金:US$1,200,000
 日本から参戦のケイアイレオーネ(牡3)は、前半後方に控えて末脚にかけたが、残念ながら10着に敗退した。そうでなくとも普段通りの戦いをするのが容易ではないのがアウェイで、ましてや心身ともに完成途上にある3歳馬が本領を発揮するのは、大きな困難を伴うようだ。
 勝ったのは、前半2番手から直線残り350m付近で先頭にたったラインズオブバトル(牡3)だった。欧州の愛国からの遠征馬だったが、昨年10月にダンドーク競馬場の準重賞(AW7F)で勝利を収めてオールウェザー適性を実証済みだったの加え、昨年11月には敗れたとはいえ北米のBCジュヴェニルターフに参戦し、遠征経験を積んでいた馬だった。(合田 直弘)
西浦 勝一調教師のコメント
「道中、力んでしまったように、精神面も含めて力不足でした。世界の壁は厚かったです。まだ3歳ですし、これをいい経験としてこれから力をつけていければと思います。」
幸 英明騎手(ケイアイレオーネ騎乗)のコメント
「ポジションは後ろでしたが、落ち着いていい感じに走ってました。走りは良かったのですが、内も詰まって、最後は止まってしまいました。」
(各コメントはJRA発表)
 

優勝馬 ラインズオブバトル
 
ドバイワールドカップ(G1)
3月30日(土) メイダン競馬場 2,000m(オールウェザー)
北半球産馬4歳以上、南半球産馬3歳以上
第9レース 22:05(日本時間27:05)発走

賞金総額:US$10,000,000 1着賞金:US$6,000,000 
 昨年の覇者モンテロッソ(牡6)が左前跛行でレース当日朝に取り消したものの、近走好調でなおかつタペタ適性の高い精鋭を揃えた地元勢と、ビッグネーム3頭擁した北米勢の争いになると見られたこのレース。先手をとったのは、北米で2年連続牝馬チャンピオンの栄誉を手にしているロイヤルデルタ(牝5)で、ゴドルフィン勢の代表格と見られた前哨戦G1マクトゥームチャレンジラウンド3(AW2000m)勝ち馬ハンターズライト(牡5)は4番手からの競馬となった。
 

優勝馬 アニマルキングダム
 4コーナー手前で先頭に立ったのは、そこまで2~3番手で競馬をしていた北米調教馬アニマルキングダム(牡5)で、そのまま後続に2馬身差をつける快勝。一昨年のG1ケンタッキーダービー(d10F)以来となるビッグタイトルを手にすることになった。一方、期待の高かったハンターズライトは7着、ロイヤルデルタは10着と、いずれも自分の競馬を出来ずに終わっている。(合田 直弘)
 

ドバイワールドカップ表彰式

2013年4月1日月曜日

ルメ

http://race.sanspo.com/keiba/news/20130401/ove13040105030002-n1.html

2013.4.1 05:02

【ドバイSC】ルメール強さ称賛「グッドレース」

 ドバイシーマCで逃げて6着だったシャレータ(仏=ドロワイユデュプレ、牝5)に騎乗したクリストフ・ルメール騎手は、ジェンティルドンナの強さを認めた。「ペースが速かったし、ジェンティルドンナもグッドレースだったと思うよ。今回は勝った馬が強かった」。ハイペースで先行しながら崩れなかった点を称賛していた。

セン

http://eurace.jp/news/detail/id/1224

セントニコラスがシーマクラシックの栄光を勝ち取る

レポート:UAE、土曜日

メイダン競馬場:ロンジン・ドバイシーマクラシック(G1) 芝2,400m 5歳以上

セントニコラスアビー(St Nicholas Abbey)が本来の走りを取り戻してシーマクラシックを制し、自身5つ目となるG1勝利を挙げた。

この勝利は鞍上ジェセフ・オブライエン騎手の素晴らしい戦略によるところも大きい。同騎手は愛馬を逃げるシャレータ(Shareta)の直後の特等席に入れ、最終コーナーを曲がると勝利に向け一気に抜け出した。

対照的に、日本で旋風を巻き起こしたジェンティルドンナ(Gentildonna)の鞍上ヤスナリ・イワタ(岩田康誠)騎手は終始外を回され、勝馬に比べて大幅なコースロスもあり2着に終わった。

セントニコラスアビーにとっては、後方から脚を伸ばしシリュスデゼーグル(Cirrus Des Aigles)に僅差2着まで迫った昨年のレース経験があり、今年が2度目の参戦だった事もラッキーだった。

昨年と同じ轍を踏むまいと、オブライエン騎手は序盤から好ポジションを取りに動き、今年6歳となったパートナーもその意思に応え、逃げ馬の直後を手応えよく追走した。

コロネーションカップ2勝、ブリーダーズカップ優勝の経験のある同馬は、オブライエン騎手の合図に応えて滑らかに加速、仕掛けのタイミングも完璧で、ゴール前迫るジェンティルドンナを最後まで抑え込んだ。

日本の牝馬三冠馬は自身キャリアの中で2度目の敗戦となった。とはいえ、G1パフォーマーとしての実力は十分に見せた。

もう一頭の連勝馬ベリーナイスネーム(Very Nice Name)もその勢いのまま3着に好走した。

勝利したオブライエン騎手は次のように答えた。「予想ではそれほど速いペースにはならないと思っていたし、(共同オーナーの)スミス氏も前々でレースをした方が良いと言っていた。この馬はとてもタフで、いつも一生懸命走ってくれる。それでいて常にリラックスしていて、能力にあふれている、本当に素晴らしい馬だよ。あなたが騎乗しても、あなたの望むように走るよ」

エイダン・オブライエン調教師が付け加えた。「私はこの馬について後方から脚を伸ばした方が良い馬だと思っていたが、ジョセフ(オブライエン騎手)とデリック(スミス)氏が彼を先行させたいと言っており、今日は彼らの言うような展開になった。だからおそらく彼らの方が正しかったのだろう」
情報提供: レーシングポスト

闘一

http://www.daily.co.jp/horse/2013/04/01/0005862758.shtml

激闘一夜…ジェンティル次走は宝塚か

2013年4月1日
 ドバイシーマクラシックを2着で終え、引き揚げるジェンティルドンナと岩田(共同)
 ドバイシーマクラシックを2着で終え、引き揚げるジェンティルドンナと岩田(共同)
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 ドバイシーマクラシックの激闘から一夜明けたジェンティルドンナは31日、厩舎でゆっくりと過ごした。石坂師は「馬を見て安心しました。初めてのことばかりで、全能力の80~85%くらいだったけどよく頑張った。次に海外遠征するときは全能力を発揮できるのでは」とうなずいた。「次走は未定ですが、皆さんが思っているところを目指すことになるでしょう」と宝塚記念への出走を示唆。ここでオルフェーヴルと再対決して、秋の凱旋門賞を目指すことになりそうだ。

ル無

http://www.daily.co.jp/horse/2013/04/01/0005862763.shtml
http://www.daily.co.jp/horse/2013/04/01/1p_0005862763.shtml
http://www.daily.co.jp/horse/2013/04/01/2p_0005862763.shtml

【ドバイSC】ジェンティル無念の2着

2013年4月1日
 最後の直線で、先頭のセントニコラスアビー(右)を追うジェンティルドンナ(共同)
 最後の直線で、先頭のセントニコラスアビー(右)を追うジェンティルドンナ(共同)
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 「ドバイシーマクラシック・G1」(30日、UAEメイダン)
 日本牝馬によるドバイG1初制覇の快挙はならなかった。「ドバイシーマクラシック・G1」(芝2410メートル、1着賞金300万ドル=約2億8200万円)に挑んだジェンティルドンナ(牝4歳、栗東・石坂)は、海外初戦を飾れず、悔しい2着。直線で勝ち馬を射程圏に入れたが、並び掛けることができず、最後は突き放される形で2馬身1/4差で敗れた。力は示した形だが、残念ながらG15連勝はならなかった。
 「とらえられる!」。馬上の岩田はもちろんのこと、直線で猛然とスパートするジェンティルドンナの姿を見て、日本のファンは勝利を確信した。しかし、もどかしいほどに差が縮まらない。鞍上が全身を激しく揺らして、馬を叱咤(しった)するが、残り100メートルで、逆にセントニコラスアビーが突き放してゲームオーバー。桜花賞からジャパンCまで続いていた連勝は5で途切れ、岩田は「結果を出せずに悔しいし、申し訳ない」と両手を合わせて頭を下げた。 外枠に泣いた。「外を回らされたな。もう1頭分、内だったら」と硬い表情で回顧した石坂師に、ジョッキーがうなずく。トラックレコードが出た絶好馬場。3日連続、自らの足で芝を走っていただけに、内が有利だったことは分かっていた。「この枠(11頭立て(8)番)だったから逃げることも考えていた。内枠だったらインを取れただろうけど」。道中は勝ち馬の外につける3番手。距離ロスが、徐々に1番人気に推されていた女王のスタミナを奪っていった。
 ウオッカ、ブエナビスタといった名牝でさえ勝てなかったドバイは、やはり牝馬にとって鬼門だった。ゲートに入るまでは、全てが順調。懸念材料だった空輸をクリアして、現地の環境にもすぐになじんだ。ドバイカーニバル恒例の花火も、防音効果の高い特注のメンコを装着したことで、影響を最小限に抑えられた。
 ただ、想定外はゲート内で起こった。日本とは違い、ゲートの側面が板で覆われていたため、左右が気になったジェンティルは、盛んに首を振りイレ込み始める。スタートこそタイミングを合わせて出たが、向正面まで力みが消えることはなかった。「その分、上がりの脚が切れなかったのもある」と、岩田はもう一つの敗因として挙げた。
 それでも、海外初戦で銀メダルは褒められる。「悔しいが、勝ちにいってのものだから大したもの」と石坂師が話せば、岩田も「世界に通用することは証明できた。次につながれば」と顔を上げた。視線の先にある大目標は、秋の凱旋門賞(10月6日・ロンシャン)。砂漠での苦い敗戦をバネにして、花の都パリで大輪の花を咲かせてみせる。

押し

http://www.nikkansports.com/race/news/p-rc-tp0-20130401-1105934.html

セントニコラス押し切る/ドバイシーマC

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<ドバイシーマC>◇30日=メイダン◇G1◇芝2410メートル◇北半球産4歳上、南半球産3歳上◇出走11頭
 昨年2着のセントニコラスアビー(牡6)が雪辱した。道中はジェンティルドンナの内の2番手から。ポジション取りや仕掛けも絶妙だったが、早め先頭から押し切る強さが際立った。ジョセフ・オブライエン騎手は「今日のトラックコンディションが速かったのが良かった。ジェンティルドンナが迫ってきたのが分かったが、この馬場なら押し切れると思った」と勝因に触れた。英ブックメーカーではジェンティルドンナにつぐ2番人気で、レーティングは124のトップだった。
 [2013年4月1日8時20分 紙面から]

すみ

http://www.nikkansports.com/race/news/p-rc-tp0-20130401-1105936.html

岩田無念「すみません」/ドバイシーマC

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レースを終えて帰路に就く石坂師(左)と岩田騎手(撮影・國廣陽子)
レースを終えて帰路に就く石坂師(左)と岩田騎手(撮影・國廣陽子)
<ドバイシーマC>◇30日=メイダン◇G1◇芝2410メートル◇北半球産4歳上、南半球産3歳上◇出走11頭
 主要ブックメーカーで1番人気のジェンティルドンナ(牝4、石坂)は2着に惜敗した。
 岩田康誠騎手(39)は「勝つ姿を見せたかった。悔しい。すみませんでした」と率直な気持ちを述べた。「2番手の馬(セントニコラスアビー)が強いことは分かっていたので、なるべく近くにいようという気持ちで乗っていた。その分、道中は掛かり気味だった」。オーストラリアや香港でG1を勝っているが、ドバイ遠征は今回が初めて。週中には芝コースのコンディションを確認。レース経験のある騎手にも傾向などを聞いて対策を練ったが、悔しい敗戦となった。
 [2013年4月1日9時5分 紙面から]