http://hochi.yomiuri.co.jp/horserace/news/20071125-OHT1T00004.htm
ヴァーミリオン楽勝砂王…ジャパンCダート
ファンの祝福にガッツポーズで応える武豊 [写真を拡大]
◆ジャパンCダート(24日・東京) 直線で鋭く伸びた1番人気のヴァーミリアン(武豊)が、2分6秒7のレコードで優勝。2着は昨年3着のフィールドルージュが入り、3着はサンライズバッカス。外国馬(3頭)は、スチューデントカウンシルの8着が最高成績だった。
他の15頭と並んで“普通に”切ったスタート。その時点で、ヴァーミリアンの勝利は決まっていたのかもしれない。直線の残り150メートルで先頭に立つと、後続を引き離すだけ。レコードを1秒3更新する驚異的なタイムでゴール板を駆け抜け、名実ともに“国内ダート王”の座に就いた。
「スタートを五分に出て理想通りの場所に付けることができたし、1度も無理することはなかった。いや、本当に強いなと思った」と武豊。前走のJBCクラシックに続く“横綱相撲”。終わってみれば、過去2回のJRAダートG1で敗れていたのが、うそのような楽勝だった。
もう国内に敵はいない。石坂調教師はレース後すぐに、海外へと目を向けた。「この後は、国内で1、2戦。それからドバイへ行きたい」今年4着に終わってしまったドバイWCを、来年も目指すことを宣言した。
JRA重賞250勝、JRAのG1、60勝と区切りのVとなった武も「この馬なら、堂々とチャレンジできると思う」と笑顔を見せたが、まずはすぐ近くにやるべきことがある。「明日ですね。今からどう乗るかしっかり考えますよ」メイショウサムソンとコンビを組むジャパンCで、02年のデットーリ以来となる2日連続Vに挑む。
◆ヴァーミリアン 父エルコンドルパサー、母スカーレットレディ(父サンデーサイレンス)。牡5歳の黒鹿毛。戦績20戦9勝(うち地方5戦5勝、海外1戦0勝)。総収得賞金5億7156万9500円(うち地方2億8000万円、海外3574万8500円)。主な勝ち鞍・04年ラジオたんぱ杯2歳S、07年川崎記念、JBCクラシック。生産者・北海道安平町(旧早来町)のノーザンファーム。馬主・(有)サンデーレーシング。栗東・石坂正厩舎所属。
(2007年11月25日06時00分 スポーツ報知)
http://hochi.yomiuri.co.jp/horserace/news/20071124-OHT1T00157.htm
ヴァーミリアンがレコード勝ち…ジャパンCダート
第8回ジャパンカップダートで優勝した武豊とヴァーミリアン [写真を拡大]
ダートの国際G1レース、第8回ジャパンカップダート(2100メートル、良)は24日、東京競馬場で海外招待馬3頭、地方馬1頭を含む16頭が出走して行われた。1番人気のヴァーミリアンが直線伸びて、2分6秒7のレコード勝ち。JBCクラシックに続いてG1連勝となった。鞍上の武豊は23日の京阪杯に続いて2日連続の重賞V。これでJRA重賞250勝目となった。2着はフィールドルージュ、3着はサンライズバッカス。
武豊騎手「手応えはずっと良かったので早く先頭に立たないように気をつけた。(中央競馬通算重賞250勝、G1・60勝に)まだ、あした(ジャパンカップ)があります」
石坂正調教師「心の中ではこの馬が日本で一番強いと思っていたが、このレースを勝ち、現実となって本当にうれしい」
◆ヴァーミリアン 5歳牡馬 父エルコンドルパサー、母スカーレットレディ。北海道安平町のノーザンファーム生産、馬主はサンデーレーシング。戦績は20戦9勝(うち地方5戦5勝、海外1戦0勝)、重賞は7勝目。獲得賞金は5億7156万9500円(うち地方交流2億8000万円、海外3574万8500円)。
(2007年11月24日17時27分 スポーツ報知)
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