2024年9月14日土曜日

ダートGI9勝のヴァーミリアンが疝痛のため12日に死す…22歳 エルコンドルパサー産駒

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ダートGI9勝のヴァーミリアンが疝痛のため12日に死す…22歳 エルコンドルパサー産駒

ダート路線で一時代を築いたヴァーミリアン
ダート路線で一時代を築いたヴァーミリアン

 2008年のフェブラリーSなどダートGI、JpnIを9勝したヴァーミリアンが疝痛のため12日に死んでいたことが分かった。22歳だった。けい養されていた北海道苫小牧市のノーザンホースパークが14日、SNSで発表した。

 ヴァーミリアンは父エルコンドルパサー、母スカーレットレディ、母の父サンデーサイレンスという血統。栗東・石坂正厩舎からデビューし、デビュー4戦目でGⅢラジオたんぱ杯2歳Sを制した。同世代のディープインパクトなどとクラシック路線で戦ったが、3歳秋にエニフSでダート初挑戦Vを飾ると、そこからは引退するまで砂街道を歩む。

 待望のビッグタイトル初制覇は5歳年明けの川崎記念。同年にはJBCクラシック、ジャパンCダート、東京大賞典と秋のビッグレースを総なめにし、JRA賞の最優秀ダートホースに選ばれた。翌年にはフェブラリーSを制した。その後も8歳時の川崎記念で7年連続重賞勝ちを飾るなど息長く活躍し、国内外で通算34戦15勝の戦績を残した。

 引退後は種牡馬入り。ノブワイルドやリュウノユキナといった活躍馬を送り出し、種牡馬生活を退いてからはノーザンホースパークで余生を過ごしていた。同パークには15日から10月31日まで献花台が設けられる。

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