2013年7月10日水曜日

ジェンティルドンナ、凱旋門賞回避　天皇賞→ＪＣ有力

　宝塚記念で３着に終わった昨年の年度代表馬ジェンティルドンナ（牝４歳、栗東・石坂厩舎）が、登録していた凱旋門賞（１０月６日、仏ロンシャン競馬場・芝２４００メートル）を回避し、年内は国内のレースに専念することが９日までに分かった。

　昨年は牝馬３冠制覇に続いて、ジャパンＣでも牡馬のオルフェーヴルを倒し、凱旋門賞へのプランが立ち上がった。しかし、今年は初戦のドバイ・シーマクラシックで２着に敗れると、宝塚記念でもゴールドシップの３着に完敗。

　石坂調教師は「オーナーサイドと相談して凱旋門賞は使わないことになりました。いまのところ秋は天皇賞（１０月２７日、東京・芝２０００メートル）から始動する予定です」と話した。その後は、ジャパンＣ（１１月２４日、東京・芝２４００メートル）に向かうことが濃厚だ。