2009年6月24日水曜日

さんすぽ

【帝王賞】死角なし!武ヴァーミリアン中心
2009.6.24 05:01
 上半期のダート最強馬決定戦『第32回帝王賞』が24日、大井競馬場で行われる。最多タイ記録となるGI7勝に挑むヴァーミリアンが中心視されるが、06年のJCダート馬アロンダイトや、一昨年の帝王賞覇者ボンネビルレコードなども虎視眈々。地元・南関東勢では史上初となる連覇を目指すフリオーソがこれを迎撃する。王者・カネヒキリ不在で、再び混戦の様相を呈してきたダート界。頂点に登りつめるのはどの馬か。注目のゲートは20時10分に開かれる。
 〔本紙の狙い〕力の要るダートならヴァーミリアンが不動の中心だ。交流重賞はGI4勝を含む【7・1・0・0】。唯一敗れた2走前もカネヒキリとクビ差で中身は濃い。やや忙しいマイルで、レコード決着になった前走はさすがに条件が厳しかったが、今回はベストといえる大井2000メートル。JBCクラシック連覇がともに7カ月ぶりだったことからも久々は走るタイプで、しかもほぼ勝負付けの済んだ組み合わせ。負けるシーンは考えにくい。国内最多タイとなる7度目のタイトル獲得は目前。
 一昨年の優勝馬で叩き2戦目の上積みも見込めるボンネビルレコードが相手の筆頭。昨年の覇者フリオーソの巻き返しも必至だ。
 底を見せていないバグパイプウィンド、昨年の4着馬マルヨフェニックス、定量57キロで前進が見込めるアンパサンド、復調示すアロンダイトが押さえ。

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