2012年12月31日月曜日

戦表

http://www.daily.co.jp/horse/2012/12/31/0005637516.shtml
http://www.daily.co.jp/horse/2012/12/31/1p_0005637516.shtml

ジェンティルドンナ凱旋門賞参戦表明

2012年12月31日
 ジャパンCでオルフェーヴルを破ったジェンティルドンナ(左から4頭目)=11月25日・東京競馬場
 ジャパンCでオルフェーヴルを破ったジェンティルドンナ(左から4頭目)=11月25日・東京競馬場
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 牝馬3冠とジャパンCを制した4冠馬のジェンティルドンナ(牝3歳、栗東・石坂)が、凱旋門賞・仏G1(10月6日・ロンシャン、芝2400メートル)を2013年の最大目標にすることが30日、分かった。ジャパンCで鼻差の死闘を演じたオルフェーヴルも同レースへの再挑戦を表明しており、世界最高峰の舞台で両馬の再戦が実現する。
 現役最強牝馬のジェンティルドンナが、世界最高峰の舞台に参戦する。69年のスピードシンボリを皮切りに、延べ14頭の日本馬が臨んだ凱旋門賞。過去3度の2着が最高で、欧州調教馬以外は未勝利という果てしなく高い壁に、日本の牝馬として初めて挑戦する。石坂師は「まずは凱旋門賞が基本。そこからの逆算になるでしょうね。来年はそれが最大の目標になります」と明言した。
 今年の凱旋門賞で2着と惜敗し、ジャパンCでマッチレースを演じたオルフェーヴルも、既に同レースへの再挑戦を表明。競馬ファンが再戦を望む牡牝3冠馬の“夢対決”が、今度は世界一を決めるレースで実現する。2頭の3冠馬による参戦は日本史上初となる。
 現在は滋賀県のノーザンファームしがらきに放牧中。始動戦は未定で「2月には帰厩する」と石坂師。ドバイ国際競走(3月30日・UAEメイダン)のシーマクラシック(芝2410メートル)とデューティーフリー(芝1800メートル)にも登録して、参戦するプランもあり、今後はスケジュールを詰めていく。
 06年の父ディープインパクト(3位入線も失格)も実現できなかった世界一の夢。その遺伝子を受け継いだ娘が、世界の強豪を打ち破って新たな歴史の扉を開く。

が最

http://www.nikkansports.com/race/news/p-rc-tp0-20121231-1066402.html

ジェンティル来年「凱旋門賞が最大目標」

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 史上4頭目の牝馬3冠を達成し、3歳牝馬で初めてジャパンCを制したジェンティルドンナ(牝3、石坂)の来年の最大目標が、世界最高峰レースの1つ「凱旋門賞」(仏G1、芝2400メートル、13年10月6日=ロンシャン)となることが明らかになった。30日、同馬を管理する石坂師が栗東トレセンで「凱旋門賞が基本。(それまでのレース選択は)そこからの逆算。そこが来年の最大目標になってくるでしょう」と話した。
 同馬は現在、放牧でリフレッシュ中。「2月には帰厩する予定」(同師)となっている。来年3月30日のドバイシーマクラシック(G1、芝2410メートル=メイダン)にも予備登録を行うが、出否に関しては未定で、あくまで13年最大の標的は凱旋門賞となりそうだ。
 同レースには、今年2着のオルフェーヴル(牡4、池江)が再挑戦する予定で、ジャパンCで激闘を繰り広げた1、2着馬が、そろってロンシャンを駆ける可能性が大きくなってきた。
 [2012年12月31日8時42分 紙面から]

が決

http://hochi.yomiuri.co.jp/horserace/news/20121230-OHT1T00154.htm

ジェンティルドンナ、凱旋門賞挑戦が決定

 3歳牝馬として初めてジャパンCを制覇した“4冠牝馬”ジェンティルドンナ(栗東・石坂厩舎)の凱旋門賞(10月6日、仏ロンシャン競馬場・芝2400メートル)挑戦が決まった。石坂調教師が30日、明らかにした。
 来年は3月30日に行われるドバイ国際競走(メイダン競馬場)のドバイシーマクラシック(芝2410メートル)、ドバイデューティフリー(芝1800メートル)の2レースに登録する意向だが「凱旋門賞が基本になります。そこを最大目標として、逆算して調整していきます」と同調教師は話した。
 同馬は現在、栗東トレセン近くのノーザンファームしがらきで休養中で「2月に帰ってくると思います」とトレーナー。ジャパンCでオルフェーヴルに競り勝った日本最強牝馬が来年、フランスで日本競馬の悲願に挑む。

2012年12月30日日曜日

実現

http://race.sanspo.com/keiba/news/20121230/ove12123005030000-n1.html

2012.12.30 05:03

ジェンティル、ドバイ挑戦へ…来春にも実現

ジャパンCを制したジェンティルドンナ(手前)が、来春のドバイ国際競走に遠征する可能性が出てきた
ジャパンCを制したジェンティルドンナ(手前)が、来春のドバイ国際競走に遠征する可能性が出てきた【拡大】
 今年の牝馬3冠とジャパンCを制したジェンティルドンナ(栗東・石坂、牝3)が、来春のドバイ国際競走に遠征する可能性が出てきた。その場合はドバイシーマクラシック(3月30日、ドバイ・メイダン競馬場、GI、芝2410メートル)が濃厚で、ワールドカップ(オールウエザー2000メートル)には登録もしないもようだ。
 ジェンティルドンナは現在、栗東近くのノーザンファームしがらきで調整。来年の始動戦は未定だが、ジャパンC(11月25日)から間隔が開いていることからもドバイ遠征前に国内で一戦するのが濃厚。京都記念(2月10日、京都、GII、芝2200メートル)あたりが有力だ。ジェンティルドンナはジャパンC優勝後に石坂調教師が来年の海外挑戦を明言。順調に体調が整えば、来春に実現する。

29thヘアカット

ヘアカットした。
6ミリ。
久しぶりでした。

2012年12月29日土曜日

マC

http://www.nikkansports.com/race/news/p-rc-tp0-20121229-1065643.html

ジェンティルがドバイシーマCに予備登録

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ドバイシーマCに予備登録を行ったジェンティルドンナ
ドバイシーマCに予備登録を行ったジェンティルドンナ
 3歳牝馬3冠&ジャパンCを制したジェンティルドンナ(石坂)が来年3月30日のドバイシーマクラシック(G1、芝2410メートル=メイダン)に予備登録する。出否に関しては未定で、状態面などを考慮した上で判断が下される。28日に石坂正調教師(62)は「シーマクラシックに登録する。(同日の)ワールドCには登録しないと思う」と説明した。現在はノーザンファームしがらきで調整されている。
 ジャパンCでは凱旋門賞2着のオルフェーヴルや海外の猛者たちを破っており、世界でも通用する実力を証明した。レース後の会見でも石坂師は「海外に出て行くことになると思います」と遠征への意欲を口にしていた。来秋には凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月6日=ロンシャン)に挑戦する計画もある。世界最強馬を目指す第1歩としてドバイの地を選ぶのか、動向に注目が集まる。
 [2012年12月29日8時57分 紙面から]

がド

http://hochi.yomiuri.co.jp/horserace/news/20121228-OHT1T00193.htm

ジェンティルドンナがドバイ国際競走に登録

 ジャパンCでオルフェーヴルとの一騎打ちを制し、4冠を達成したジェンティルドンナ(牝3歳、栗東・石坂厩舎)が、3月30日に行われるドバイ国際競走(メイダン競馬場)に登録することが28日、分かった。
 登録を行うレースはドバイ・シーマクラシック(芝2410メートル)とドバイ・デューティフリー(芝1800メートル)の2つ。出否については未定だが、ジャパンC後に石坂調教師が来年の海外挑戦を明言。凱旋門賞(10月6日、仏ロンシャン競馬場・芝2400メートル)も視野に入っているが、早ければ春にも世界の強豪と対決することになる。同馬は現在、栗東近隣のノーザンファームしがらきで休養している。
 石坂調教師「体もすぐに戻ったし、前走の疲れは見られない。遠征するかどうかは、馬の様子を見ながら話し合って決めていきます」
(2012年12月29日06時01分  スポーツ報知)

バイ

http://daily.co.jp/horse/2012/12/29/0005633885.shtml

ジェンティル、ドバイシーマC登録へ

2012年12月29日
 牝馬3冠&ジャパンC制覇の偉業を成し遂げたジェンティルドンナ(牝3歳、栗東・石坂)が、来春のドバイ国際競走(3月30日・メイダン)に挑戦する可能性が出てきた。1月18日の予備登録締め切りを前に28日、石坂師が「シーマクラシック(芝2410メートル)には登録します。ワールドカップ(オールウェザー2000メートル)にはしないと思います」とコメントしたもの。現在は滋賀県のノーザンファームしがらきで調整中。13年の海外挑戦を早々と明言しているだけに、今後の動向が注目される。

SC

http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2012/12/29/kiji/K20121229004870190.html

ジェンティル ドバイSC参戦も!石坂師が予備登録を明言

 JCを制した3冠牝馬ジェンティルドンナ(牝3=石坂)が来春にドバイ遠征する場合、ドバイシーマクラシック(3月30日、メイダン芝2410メートル)に出走することが確実となった。石坂師は「遠征するかどうかは決まっていない」と前置きして、1月18日締め切りの予備登録について「シーマクラシックはする。ワールドカップはしない」と話した。

 遠征しない場合、春は国内専念の可能性が高く、秋は凱旋門賞挑戦が視野に入っている。
[ 2012年12月29日 06:00 ]

進出

http://www.tokyo-sports.co.jp/race/67037/

ジェンティルドンナ「世界進出」欧米ドバイ視野
2012年12月28日 15時55分
【有力馬の動向:栗東】オルフェーヴルをジャパンカップで破ったのが、史上4頭目の牝馬3冠の偉業を達成したジェンティルドンナ(牝3・石坂)。オルフェーヴルと同じくノーザンファームしがらきで放牧中で、2月頃に帰厩する予定。
 
 具体的なローテーションは協議中だが、石坂調教師は「これだけの成績を残しているんだし、来年はドバイやフランスの凱旋門賞、あるいはアメリカなども視野に入れ海外に出て行くことになるだろう」と世界進出をもくろんでいる。

馬記

http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2012/12/24/kiji/K20121224004843360.html

ジェンティルドンナ 関西競馬記者クラブ賞に選出

 関西競馬記者クラブは24日、ジェンティルドンナ(栗東・石坂正厩舎)を2012年の関西競馬記者クラブ賞に選出した。同馬は日本中央競馬会(JRA)史上4頭目の牝馬3冠を達成、3歳牝馬として初めてジャパンカップを制した。

 また自身の持つJRA年間最多騎乗記録を更新し、1081回騎乗を達成した幸英明騎手に特別賞を贈ることを決めた。
[ 2012年12月24日 17:03 ]

が受


http://www.jiji.com/jc/zc?k=201212/2012122400248



ジェンティルドンナが受賞=関西競馬記者クラブ賞

 関西競馬記者クラブは24日、ジェンティルドンナ(栗東・石坂正きゅう舎)に今年度の同記者クラブ賞を贈ることを決めた。同馬は秋華賞、桜花賞、オークスを制し、史上4頭目の牝馬三冠馬となり、3歳牝馬で初めてジャパンカップを制した。 (2012/12/24-19:35)




ース

http://www.nikkansports.com/race/news/p-rc-tp0-20121228-1065156.html


12年ベストレース3冠馬たたき合ったJC

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オルフェーヴル(左)を抑え、ジャパンCを制したジェンティルドンナ
オルフェーヴル(左)を抑え、ジャパンCを制したジェンティルドンナ
 日刊スポーツ新聞社制定「2012年中央競馬年間ベストレース」は、3冠牝馬ジェンティルドンナ(牝3、石坂)がオルフェーヴルを破ったジャパンCに決定した。2位はゴールドシップが完勝で締めくくった有馬記念。武豊騎手が2年ぶりにJRA・G1を制したマイルCSが3位に入った。
 3冠馬同士、いや最強牡馬と最強牝馬の壮絶なたたき合いがファンの心をわしづかみにした。
 ラチ沿いから外に進路を求めるジェンティルドンナ、それを封じて前に出ようとするオルフェーヴル。共に世代の頂点を極めたスターホースたちが直線で意地をぶつけあった。「抜かせない」、「抜かす」。「そのまま」、「かわせ」。2頭の馬体が並んでからの最後の300メートルは、岩田、池添両騎手の心の声と、見ているファンの思いがシンクロした。
 死闘の果てに鼻差でジェンティルドンナに軍配が上がったが、1頭が強いだけでは成り立たなかった名勝負。「競り合いがすごかった」。「3冠馬同士のたたき合いは2度と見られない」。「直線の攻防に震えた」「テレビの前で大きな声が出るくらい鳥肌の立つレースだった」。ジャパンCに投票したファンのほとんどは、2頭のしのぎ合いに感動していた。勝ち馬が直線内から外に出す際に何度か馬体がぶつかり長い審議となるほどだったが、その激烈な競り合いは見た者の記憶から消え去ることない衝撃を残した。勝ったジェンティルドンナだけでなく、敗れたオルフェーヴルもまた主役としてファンの脳裏に焼き付けられた。
 2頭とも有馬記念をパスして、13年のさらなる飛躍に備えた。前半のローテは未定だが、秋には凱旋門賞で激突する可能性は高い。世界最高峰のレースで日本馬のワンツーがあるのでは。ジャパンCの激戦は、ファンの夢を膨らますのに十分すぎる衝撃を与えた。【高木一成】
 ◆年間ベストレース 02年創設。その年のG1レースを対象にファンが最も印象に残ったレースに投票。ニッカンコム投票システムで得票ポイントが最も高かったレースを選出。
 [2012年12月28日9時27分 紙面から]

を選

http://hochi.yomiuri.co.jp/horserace/news/20121224-OHT1T00124.htm

ジェンティルドンナを選出…関西競馬記者クラブ賞

 関西競馬記者クラブは24日、史上4頭目となる牝馬3冠を達成したジェンティルドンナ(栗東・石坂正厩舎)を2012年の関西競馬記者クラブ賞に選出した。同馬は3冠のほか、3歳牝馬として初めてジャパンカップも制した。
 また自身の持つJRA年間最多騎乗記録を更新し、1081回騎乗を達成した幸英明騎手に特別賞を贈ることを決めた。

ーザ

http://www.nikkansports.com/race/info/info-race_121228.html

ユーザーが選ぶ年度代表馬はジェンティルドンナ

 日刊スポーツでは、カードゲーム「大熱狂!!ダービーカード」を運営する株式会社gloopsとの共同企画で、25日から28日正午まで「あなたが選ぶ年度代表馬」と題して、年度代表馬になってほしい馬のアンケートを実施しました。
 得票率が一番高かったのはジェンティルドンナでした。牝馬3冠獲得に加え、オルフェーブルを下したジャパンCの印象も強烈でした。2位は有馬記念を勝ったゴールドシップ。皐月賞、菊花賞の2冠も獲得しました。3位は凱旋門賞で2着に入ったオルフェーヴルでした。この3頭への投票が90%以上を占めました。
上位馬の順位と得票率は以下の通りです。

1位

ジェンティルドンナ
得票率 47.6%

29th-9℃

今朝は-9度でした。
車のフロントガラスが凍ってました。
月明かりが雪に反射して明るい夜です。

2012年12月28日金曜日

28thプール

15時過ぎに行きました。
どっかのスポーツクラブの団体が2コース貸切で激しく泳いでました。
ほか一般に2人。
自由コースで泳ぎました。
自由コースは自分のほか1人。
悠々と泳げました。
ウォークとジャグジーとサウナでその後spaでした。
今年の泳ぎ収めです。

1500、ウォーク、ジャグジーサウナ、クールだウン、サウナ、spa
52.95です。
お昼のランチがまだ原に残ってました。

2012年12月27日木曜日

27th-16.5℃

今朝はマイナス16.5度。
事務所へ向かう道中でマイナス11度まで上がったが。
風がないだけまし。
まさに底冷え。
しんから冷める。

2012年12月24日月曜日

24th-10℃

車中-10℃~10.5℃~11℃でしたよ。
むいさむいさ。

2012年12月21日金曜日

21thプール

1500、ウォーク、サウナ、ウォーク、サウナ。
プール行きました。
⑮時45分すぎにin。
すいてました。
先客は1人。
コースで泳ぎました。
ココで泳ぐのは3月以来です。
久しぶりです。
泳いでる間に男性1人、親子1組、女性一人でした。
さみしいですが、すいてるとプレッシャーもないのでよいです。
教室もないようです。
ただただ、ラスト500で左足が攣りました。
右足も攣りそうになりました。
なんとかがんばってノルマをクリアしました。
歩いてても大変でした。
サウナ2回でスよ。
身体拭いて温泉移動です。
51.90でした。
身体洗って湯船に浸かってoutです。
51.85でした。

2012年12月15日土曜日

15thプール

15:06~17:18
54.85~54.20
1500、うぉーく、じゃぐじー、サウナ、500、くーるだうん。さうな、クールダウン、サウナ
最終日です。
混んでました。
コースは埋まってました。
自由コースでした。
波がきました。
16:00から少年団です。
激しく泳いでました。
知人に遭遇しました。
出るとき、知人の携帯がなってましたので、一緒に来ていた知人多く様に伝えました。
お忙しい方です。

2012年12月11日火曜日

座交

http://number.bunshun.jp/articles/-/311766

三冠牝馬がJCをも制覇。
怪物を退け、王座交代なる。
~非凡さ見せつけたジェンティル~

片山良三 = 文

text by Ryozo Katayama
photograph by Yuji Takahashi
筆者プロフィールRSS
2012/12/08 08:00
 牝馬三冠を成し遂げたばかりのジェンティルドンナ(牝3歳、栗東・石坂正厩舎、父ディープインパクト)が、史上最高とも言われる超豪華メンバーが集結した第32回ジャパンカップ(11月25日、東京、芝2400m、国際GI)を、あっさりと制した。
 3歳の牝馬としては初めての快挙。64年ぶりに牝馬のダービーウィナーとなったウオッカも成し得なかった(4着敗退)難事を、オルフェーヴルという怪物がいるステージでやってのけたのだから、手放しで称賛されていい。
 逃げ馬不在でペースは速くならないと読めるからこそ、どの馬にも難しいレースになった。特に、凱旋門賞に続いて大外枠をあてがわれたオルフェーヴルは、折り合いに格別に気を遣い、前半は馬群の後ろにつけて我慢させるしかなかった。
 それでも3コーナー過ぎからこの馬らしい俊敏なギアチェンジを見せ、直線入口で2番手までポジションを上げてきたときも余力は十分。鞍上の池添謙一騎手も、この時点で勝利を疑わなかったろう。
 一方ジェンティルドンナも外から3つめの15番枠。やはり不利な枠順だったが、こちらは折り合いに苦労しなくてもいい従順な気性が作戦の立てやすさにつながった。岩田康誠騎手の、「馬場は内側の状態が断然よかったので、スタートを決めて早めに好位のインに潜り込む作戦だった。直線に向くところまでは完璧に乗れたと思う」というコメントを聞けば、脚力だけではない、プラスアルファの能力が高いジェンティルドンナの競走馬としての非凡さが伝わってくる。

接触事件はあったが、オルフェーヴルを上回る脚を使った事実。

 岩田騎手が「直線に向くところまでは」と、自らの完璧な騎乗に注釈をつけざるを得なかったのは、そのあとにオルフェーヴルとの接触事件があったからだ。逃げていたビートブラックの失速で、後続とは次元が違う脚で叩き合う2頭にとっては、その存在が障害物となった。
 先に抜け出そうとしたオルフェーヴルに、ビートブラックとの隙間から並びかけたプレーが「強引」と裁定されて岩田は2日間の騎乗停止。それでも着順はそのままで、史上最強牝馬が公式に誕生した。
 あと味が悪い、とは不思議と感じなかった。鼻差ではあるが、怪物を上回る脚を使った後継馬はここに確かに存在した。来年こそ、凱旋門賞で日の丸が上がるのを見られるかもしれない。

2012年12月9日日曜日

8thヘアカット

6ミリです。
カットしました。
寒かったです。
風呂。

2012年12月8日土曜日

8thプール

15:08~17:22
54.50~54.05
1500、ウォーク、サウナ、500、サウナ、クールダウン、サウナ
プールでした。
駐車場混んでました。
体育館のほうだとおもいますが。
少年団ないのですね。
コースあいてました。
一番深いコースで1500です。
そのうち隣のコースも埋まってました。
サウナはまだ70℃でした。
コースが空いていたので500しました。
ゆっくりです。
力抜いてです。
来週でクローズです。
残念です。
ここがシーズンオフの間は違うプールへいくことになります。
自ずとそっち方面へ行く機会が増えます。
意図的に増えます。


2012年12月4日火曜日

長代

http://www.yomitoku-keiba.com/archives/cat_50050002.html

週末編集長代理のレース回顧【ジャパンC】

朝から晴れ、清々しい気候の下で行われた今年のジャパンC。好メンバーが揃っていたので、東京競馬場にも多くの人が詰め掛け熱戦が繰り広げられた。


スタートは、今回もルーラーシップが出遅れ。外国馬のジャッカルベリーもアオる感じで後方からの競馬となった。まずは、ビートブラックが最内枠を生かしてハナを切る。トーセンジョーダンが2番手につけ、直後の最内にジェンティルドンナ。その後ろにフェノーメノとソレミアが並び、エイシンフラッシュ、ローズキングダムが中団。オルフェーヴルはこの後ろにいて中団~やや後方の外めを追走していた。出遅れたルーラーシップも向正面では内めをスルスルと上がっていき、このあたりの位置取りに。ダークシャドウ、ジャガーメイル、メイショウカンパクが後方を進んだ。前半の1000メートルが60秒2。超スローペースにはならず、平均的なラップをビートブラックは刻んだ。


ただ、ビートブラックは3コーナー過ぎに石橋脩騎手の手が動き、後続との差を広げにかかる。欅の手前では、2番手のトーセンジョーダンに5~6馬身ほどリードを取り、早めのスパートを開始。そのあたりから、オルフェーヴルも馬群の外を進出してきて、4コーナーではソレミアと並ぶ形で3、4番手集団にまで押し上げて直線に向いた。


やや内に切れ込みながらオルフェーヴルが伸びてきて、ビートブラックを捉えにかかる。ただ、そこで内々のラチ沿いを進んできたジェンティルドンナも伸びてきた。前のビートブラックを避ける形でジェンティルドンナは外に出したが、そこでオルフェーヴルと接触。それでも、ジェンティルドンナ=岩田騎手が激しく追う。対するオルフェーヴル=池添騎手も何とか体勢を立て直し必死にムチを入れる。残り100メートル、2頭の激しい叩き合いが続き、先に前に出たジェンティルドンナが、そのままオルフェーヴルの追撃を振り切り、ハナ差で勝利となった。オルフェーヴルは悔いの残る2着に終わった。


パトロールビデオを見てもわかるが、明らかに岩田騎手は強引に外に出していった。馬体も完全に接触しており、一歩間違えば落馬の危険もあったほど。20分以上の長い審議の末、結果は「着順は入れ替わらないが、危険な騎乗だったので岩田騎手は2日間の騎乗停止」という、最も意味のわからない制裁。池添騎手が「納得のいかない判定」とコメントしていたのも、当然だろう。バランスを崩してから追い直したわけだし、着差がハナ差。悔しさはハンパなものではないだろう。…まぁ、脚色から、ジェンティルドンナも並んだら交わさせない感じだったので、あの斜行がなくても着順は変わらなかったかもしれない。しかし、明らかに妨害があったのは確か。ちょっと、後味の悪い結果となってしまった。


それでも、ジャパンCの歴史で、3歳の牝馬が勝ったのは初めて。史上4頭目の「牝馬三冠」を達成したジェンティルドンナだったが、また新たな歴史の1ページを書き加えたことになる。この「実力」は、評価できると思う。当日はマイナス14キロの馬体重でも細くは見えなかったが、秋華賞で見せたときのような迫力は正直感じなかった。それでの勝利なのだから恐れ入る。年内は休養して、来年は海外競馬を視野に入れているとの話だが、マイルから2400メートルまでこなせるスピードと持久力は、底が知れないものがある。もしかしたら、来年の凱旋門賞で再度オルフェーヴルと再び対決、ということも十分ありそうだ。世代や性別の壁を越えて、どこまでも突き進んでいってもらいたい。


オルフェーヴルは、ほぼ完璧な競馬をしながら2着。大外の8枠17番という不利でも、折り合いはついていたし3~4コーナーで差を詰めていったのも正解。ぶつけられる不利も跳ね返したのだから、一番強い競馬をしたのはオルフェーヴルだろう。凱旋門賞のときも、そうだった。ちょっと、運には見放されているが、海外帰りでも馬体重は宝塚記念時よりプラス2キロの458キロでの出走。二人引きでクビをグッと下げ気合が乗っていたし、状態面での不安はまったく感じなかった。まだ馬体も若く、来年以降も活躍は期待できる馬。まずは今年の有馬記念で、この鬱憤を晴らしてもらいたい。


3着以下には触れていなかったが、3着には出遅れて直線でもお大外を通ってきたルーラーシップ。天皇賞・秋でも出遅れ、直線大外に持ち出し上がり3ハロンがメンバー最速(32秒7)。レース振りは、前走時とまったくといっていいほど同じだった。ただ、マイナス8キロと馬体はキッチリ絞れており、キビキビと歩き気合も現れていた。しかし、以前はゲート難もなかったが、ここ2戦がちょっと目につくことはつく。有馬記念に出走予定とのことだが、中山の2500メートルはトリッキーで直線だけの競馬だと好走するのが難しいコース形態。一定以上の評価は、しないつもりだ。


4着にはダークシャドウが入った。道中は後方から進み、4コーナーで大外。ルーラーシップと馬体を併せるように伸びてきた。ルーラーシップにはアタマ差届かず、1・2着には2馬身半差。「レース展望」でも触れたが、このあたりのメンバーに入るとややパンチ不足の感もある。GⅡレベルなら、2つ3つは獲れると思うが…。


5着にはフェノーメノが入線。道中は好位から、直線でもいい手応えできたと思ったが、追い出してもグングンとは伸びてこなかった。パドックではいつもより少しイレ込んでおり、蛯名騎手によれば「1コーナーで他馬(スリプトラ)と接触してハミを噛んでしまった」とのことだが、この「ちょっとした力のロス」が最後の叩き合いに出たように思う。ただ、まだ3歳馬。今後の伸びしろに期待したい。


ちなみに、外国勢はレッドガドーの8着が最高で凱旋門賞馬のソレミアは13着。近年は一流馬の参戦がなく、日本馬同士で上位を争っているのが実情でもある。今年で32回目となったジャパンCだが、何らかの「転換期」を迎えているのかもしれない。


さて、今週はジャパンCダート。こちらは3年連続で外国馬の出走がなく、過去12年で外国馬の優勝馬ですら1頭という状況。ジャパンCより、もっと見直しが必要(時期や開催場所など)だと思われるが、日本馬のラインナップは豪勢。佐藤哲騎手の落馬、岩田騎手の騎乗停止でエスポワールシチー、ローマンレジェンドの鞍上が替わるのは残念だが、それでもレースはハイレベルになるだろう。今のところ、本命候補はこの馬。

競馬 ブログランキングへ(現在40位ぐらいです)。


まだ時間はあるので、レースを見直し週末の予想に備えたいと思う。


…あ、あと「WIN5」もキャリーオーバーが発生して配当が「割り増し」されるので、こちらの予想にも力を入れたい。

2012年12月1日土曜日

1thプール

14:09~16:15
54.40~53.75
2000、ウォーク、サウナ、クールダウン、サウナ、クールダウン、サウナ

2000をいっぺんにしました。
あのじいさんきてました。
ゆっくりペースで2000ですよ。
まあ、いいかなってかんjです。
サウナは60℃だったんで長くいました。
あんまり汗でませんでしたが、まあいいですいいです。
残り少しですしね。
楽しみたいと思います。

そし

http://www.prcenter.jp/yushun/blog/2012/11/08/

そしてまた西へ。

 当ブログ既報のとおり、昨日は西へ向かっていたTBTです。
 実は、先週も西に行っておりました。
 というわけで、まずは先週のお話から。

 向かったのは栗東トレセン。
 お目当てはこの馬の取材です。
 
GentildonnaA.JPG かわいいでしょう。
 横顔だといまひとつ特徴がわかりにくいので、もう一枚。
 
GentildonnaB.JPG これでおわかりですか?
 この馬、最近のレースではメンコをつけているので、素顔だとわかりにくいかもしれませんね。

 正解は、ジェンティルドンナです。

 牝馬三冠達成までの道のりを振り返り、ジャパンCへ向けての期待のほどを伺ってきました。
 といっても、もちろんジェンティルドンナにではないです。
 お相手は石坂正調教師です。
 馬にも話ができたらいいんですけど、そうはいかないので、
 かわりに石坂調教師にたっぷりお話していただきました。
 石坂調教師には二冠を達成をした春にも取材しましたが、
 そのときと同じくらい、いやそのとき以上に感じたのが、
 ジェンティルドンナの能力に対する自信と確信。
 いやあ、ジャパンCは面白くなりそうです。

 とその前に、今週のエリザベス女王杯には、
 三冠レースすべてでジェンティルドンナの2着だったヴィルシーナが出走します。
 ここで強い競馬をするようなら、ジェンティルドンナの株もさらに上がるというもの。
 果たして、宿敵のいないレースでどういう結果を出すのでしょうか。
 それを見届けるため、今度の日曜もまた、わたしは西に向かいます。
 そのリポートはまた後日。
 では、また。

 【TBT】
 

部員

http://www.prcenter.jp/yushun/blog/2012/11/vs-3.html

編集部員のGⅠリポート⑦ 三冠馬vs三冠牝馬

昨日は東京競馬場ジャパンCを取材してきました。
11万人を超えるお客様がつめかけた場内からは、
GⅠレース当日の独特の雰囲気を久々に感じることができました。

ジャパンC1・ゴール板.JPGジャパンC2・スタンド.JPG 

レースはみなさんご存じの通り、
ジェンティルドンナがオルフェーヴルとの競り合いを制して優勝しました。
先日のブログ「知っ得データ集」でお伝えしていましたが、
3歳牝馬によるジャパンC制覇は外国馬を含めて一度もなかっただけに、
初の快挙達成となりました。
ジャパンC3・ジェンティルドンナ.JPG 








                                                                        ジャパンC4・石坂正調教師.JPG    管理する石坂正調教師は
「相手は強いが通用すると思って挑戦した。
(今後は)馬の疲れをとって、
海外に行くことになると思う」
と仰り、有馬記念の参戦は考えていないそうです。



ジャパンC5・岩田康誠騎手.JPG鞍上の岩田康誠騎手は
「(オルフェーヴルのことは考えずに)
自分のレースをすることを心掛けた。
(接触した)オルフェーヴルには申し訳なく、
後味は悪いが、
ジェンティルドンナのことは褒めてやって欲しい」
と愛馬の走りを讃えていました。


今後は、オルフェーヴルとの再戦があるのかも含めて、
ジェンティルドンナの一挙一同に注目が集まることになりそうです。

※おまけ
レース後、すっかり暗くなったパドックでは、
春のイベントで優勝したAKB48・河西智美さんのライブが行われました。
ジャパンC時のパドックと変わらない数のお客様が詰め掛けて声援を送るなど、
ここでもいつもとは違う競馬場の雰囲気を作り出していました。


ジャパンC6・AKBコンサート.JPG

【Maria】

は是

http://news.netkeiba.com/?pid=column_view&cid=20188

日本ダービーは是非とも東京競馬場で

2012年05月25日(金)12時00分
注目数:20人
 やはりジェンティルドンナは強かった。

 桜花賞後、岩田騎手が、「まだ6分のデキ。この馬のポテンシャルは相当なものがある」と言っていたことが思い出されます。

 とは言え今回のオークスに関しては、いろんな意味で初物尽くし。しかもパドックとゲート裏では、明らかに桜花賞時よりもハイテンション。

 初コンビとなった川田騎手も、「ゲート裏ではとにかくテンションが高くて、落馬しないように気をつけていた。だから、鐙もはかない状態で…」と。

 結果的に折り合いに関してはハイペースに救われたところはあるものの、それでもレース前のテンションとスタートしてからの折り合いを欠かないあたりは、馬の賢さと、陣営の日頃からの卓越した馬作り、そして川田騎手の騎乗技術が重なり合ってのものだったように感じます。

 素晴らしかったですね。あの走りに3冠の可能性は大でしょう。とにかく無事にいってほしいと願うばかりです。

 さぁいよいよ今週は日本ダービーとなります。
 皆さんは、もうお決まりでしょうか?

 皐月賞の内容から、ゴールドシップとワールドエースに注目が集まることでしょうし、別路線で考えると、ダービー1本に絞ったヒストリカルの存在もあなどれないようにも。

 また東京コースの経験とレース振りから、フェノーメノやスピルバーグも面白い存在。

 そして前走レコード勝ちをし、引き続きウィリアムズ騎手騎乗となるトーセンホマレボシも…。いやいや、アグネスタキオンの最高傑作グランデッツァの巻き返しだってありえるでしょう…と、そんな声を聞こえてきそう。

 週中の取材から好ケハイを感じるのは、ゴールドシップ。やはり1週前追いきりに騎乗した内田騎手が、「反応がよくなっている」と大絶賛。皐月賞が2か月あいてのレース。フレッシュさを兼ね備えながら、叩かれての上積みも見込めるだけに、魅力いっぱい。しかも距離伸びてよし。2冠達成は十分に考えられると感じます。

 また流れが速くなり、切れ味勝負となればヒストリカルもあなどれない雰囲気。今回、初輸送競馬となるので、当日の馬体重チェックは必要ですが、腰の甘い状態で32秒台がだせるあたりは相当なポテンシャルあってのもの。大幅な馬体減りがなければ、こちらも魅力です。

 それでは皆さん、この日ばかりは是非とも東京競馬場でお逢いしましょう。

 ホソジュンでしたぁ。

驚き

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驚きのレース後…

2012年10月19日(金)12時00分
注目数:21人
 史上4頭目の牝馬三冠馬誕生となった秋華賞。

 なによりも私が驚いたのは、レース後のジェンティルドンナの様子でした。ヴィルシーナとともに検量室前で周回し、着順の確定を待っていた時の雰囲気が、とてもレース後とは思えない涼しげな表情で、鼻息1つ乱れていなかったのです。

 岩田騎手が、「まだまだ遊んでいる。こんなものじゃない」と表現するその言葉の意味が十二分に理解できましたし、今後ジェンティルドンナ自身が疲れ果てるほどの走りをレースで見せた時には、「どこまで強いのか?」と、底知れぬ可能性を感じました。

 次走はジャパンCに出走することとなりましたが、十分勝ち負けを狙えそうな、そんな雰囲気さえ感じものでした。

 歴史的快挙と言える三冠制覇ですが、後にこれすらもこの馬にとっては通過点と言える未来が待っていそうなそんな予感がします。

 また騎乗した岩田騎手ですがレース当日の午前中に話をする機会が度々あったのですが、明らかにここ最近の中ではかなりプレッシャーを感じていた雰囲気。

 昨年のブエナビスタの経験以降、精神的な面においては強くなり、GIでも楽しんで挑めるようになったと話されていましたが、この日ばかりは、「歴史が変わるかもしれないのだよ」と口にし、勝たなければならないレースに挑む胸の内は、相当なものがあったように感じます。

 それだけにジェンティルドンナの経験が加わった今後、岩田騎手の強さはさらに勢いを増していきそう。スプリンターズSに次いでの秋連続G1勝利。ほんと凄いです。

 さて今週は菊花賞となります。やはり注目はゴールドシップ。私はゴールドシップの2歳戦の時から、菊はこの仔と決めていた馬。

 血統的な背景はもちろんのこと、道中遊びながら走る余裕ぶりと2段階ギアが使えるその脚に、京都の3000mはピッタリの存在。また状態に関しては前走と比べ物にならないほど好ケハイ。体の張りとボリューム感、踏み込みの力強さ、元気の良さがところどころで感じられます。

 相手には長距離向きと感じるタガノビックバンと前走の内容が今回に繋がると感じるラニカイツヨシ、右回りの方が走りスムーズなスカイディグニティまで。

 それでは皆さん、可能ならば週末は競馬場でお逢いしましょう。
 ホソジュンでしたぁ。

師と

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勝負師としての差

2012年11月30日(金)12時00分
注目数:30人
 外国人騎手と地方出身騎手にあって、中央競馬の騎手にないもの。それは勝負への貪欲さと狡猾さではないかと思う。

 彼らは強引な違反すれすれのプレーをする。だが、それによって馬主や生産者が得る物は、とてつもなく大きい。ジャパンCの優勝賞金は2億5000万円。ジェンティルドンナの父ディープインパクトは、この勝利で日本リーディングサイヤーをほぼ手中に収めた。

 生産牧場のノーザンファームは、これでジャパンC3連勝。馬主はよりこの牧場の生産馬に群がることになるだろう。むろんジェンティルドンナと、母系の血統価値もハネ上がる。

 1、2着は同じ勝負服ではあるが、オルフェーヴルの父ステイゴールドは日高に売っている。生産牧場も同じ社台グループとはいえ追分ファームだ。岩田騎手は2週間の騎乗停止、浴びせられる批判と引きかえに、そのとてつもなく大きな物をノーザンファームにもたらした。それゆえに信頼が厚い。

 私はラフプレーが好きではないし、オルフェーヴルに勝ってほしいと願っていた者の一人だが、この勝負における貪欲さと狡猾さは否定しない。

 ただ、海外に比べると中央競馬は多頭数だし、週ごとに伸びのいい馬場が違う。ジャパンC当日は朝から内を突いた馬が伸び、外を追込む馬は苦戦していた。

 そこに今回の騒ぎが起きた。やっぱり日本は、「日本なりのお行儀の良さ」が必要かもしれない。第一、中央競馬の騎手はそう教育されている。こんなラフプレーが続けば、いずれ大きな事故が起こるだろう。

 とはいえ、馬に罪はない。何度も体がぶつかりながら、少しもひるむことなく最後まで伸びたジェンティルドンナには、ただただ脱帽するしかない。

 この日、東京競馬場には12万近くもの人が入った。オルフェーヴルが集客したものであることは、ジェンティルドンナの表彰式で拍手がパラパラでしかなかったことでもうかがえる。

 オルフェーヴルには有馬記念で勝ってもらおう。誰にも迷惑をかけない大外をぶん回し、ファンが見守る外ラチ沿いをゴールすればいい。そのほうがオルフェーヴルらしい。

まじ

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凄まじかったジャパンC

2012年11月30日(金)12時00分
注目数:27人
 迫力アリアリの凄まじいジャパンCでしたねぇ~。

 最後の直線、外から締めにかかるオルフェーヴル、そこに挑む3歳牝馬のジェンティルドンナ。長い審議となり岩田騎手の騎乗停止という結果になり、さまざまな意見はあるとは思いますが、それでも3歳の女の仔が、あのオルフェーヴルに対して体当たりしていく姿は凄かった。

 また岩田騎手の覚悟を決めた潔いい1コーナーまでの入り口と、イメージしていた通りの直線、前を走る自分とジェンティル、そして後ろから先に仕掛けるオルフェーヴルという完璧とも言える内容は、改めて岩田騎手の凄さを感じるものでしたぁ。

(岩田騎手の騎乗をラフプレーだと感じている方々にとっては納得のいかない私のコメントだとは思いますが、私自身は今回においては、勝負をかけた凄まじい内容での競馬であったと思いますので、ご了承下さい)

 それにしてもジェンティルドンナという馬は凄い、凄すぎますね。

 直線、オルフェーヴルに体当たりしていく瞬間を捉えたあるカメラマンさんは、「オルフェーヴルを噛み付きに言っていたようにも見えた」と話されており、普段は担当する日迫助手に甘えるの女の仔が、勝負においては一線級のオトコ馬相手に気迫で負けない勝負根性を発揮するのだから、本当にアッパレ。またこの秋、ようやく体を使えるような動きになったことを考えても、まだまだ体的にも成長過程。

 来年、どこまで強くなるのだろうか? そして世界の舞台でどんなパフォーマンスを発揮するのだろうか? ほんと楽しみでしかたがありません。

 また一方、2着と敗れはしたものの海外帰りでの中6週というハードなローテにもかかわらず力のあるところを見せたオルフェーヴル。栗東で見るより体のボリューム感も弱冠戻っており、輸送もある中でサスガと思えるものでした。

 宝塚記念以上のデキと見ましたが、毛ヅヤ的にも体の張り的にもまだまだ良化途上。とは言えただ単純に、時間があるから海外帰り2戦目の有馬記念のほうがよくなるという確証はなく、逆に気が張っている初戦よりも2戦目のほうが調整的に難しい面もでてきそうな気も…。

 有馬記念への出走を願いうとともに、またいい方向へと向うと期待し、もし出走となれば的確なジャッジをしなければと思います。

 さて今週はジャパンCダート。

 岩田騎手の騎乗停止そして佐藤哲三騎手のケガにより、ジョッキーの変動が…。ジャパンCダートが楽しみではあるのですが、なによりも哲三さんの体がほんとに心配…。意識はあるとのことですが、骨折の箇所があまりにも多く、辛いだろうなぁと心が痛みます。
祈ることしかできませんが、快復を願うばかりです。

 ジャパンCダート、現時点で気になっている馬は、ローマンレジェンドとワンダーアキュート、そしてイジゲンとホッコータルマエ。

 それでは皆さん、競馬場もしくは関西テレビ「競馬BEAT」でお逢いしましょう。ホソジュンでしたぁ。

2012年11月30日金曜日

ガジ


SUPER SELECTION メールマガジン「清水成駿の競馬春秋(12/11/29)」

【遅ればせながら重賞リフレクション】

 ジャパンCはラスト200、オルフェーヴルとの壮絶な叩き合いをハナ差制した3歳牝馬のジェンティルドンナに勝利の女神が微笑んだ。

 予想通り流れは落ち着いた。前後半5Fが60秒2-58秒6の典型的な決め手比べ。実質、ラスト800の競馬。4コーナーで射程内に入れられなければ、まったく勝負にならない流れ。

 ジェンティルドンナはこの流れを3番手の内々でじっと我慢。大外枠からスタートを決め、3番手を取ったこと自体がファインプレイだろう。対してオルフェーヴルは後方外目。が、3コーナー過ぎの反応が抜群。アッという間に4コーナーでは2番手グループの外に並びかけていた。

 直線入り口。手応えでは圧倒的にオルフェーヴル。ジェンティルドンナの手綱が動いてもオルフェーヴルはまだ持ったまま。あと400。追い出されたオルフェーヴルは例によって徐々に内々にもたれ始める。いつも程ではない。既にこの時点で岩田のジェンティルドンナは左鞭6本。

 そしてあと200。逃げるビートブラックと外から内によったオルフェーヴルとの狭い間をジェンティルドンナがこじ開ける。この時にオルフェーヴルが弾きとばされた。ここが長い審議の対象。裁定は着順に変更なく、ジェンティルドンナの岩田は実効2日間の騎乗停止となった。

 まともなら走行妨害で岩田は降着。何しろ一か八かの確信犯だ。ただ、オルフェーヴルも内へ内へとよっている。岩田が勝つ為にはビートブラックのさらに内を割るか、両馬の真ん中を割るかの2つに1つ。どちらも狭い。といって外に出したら優勝2億5000万のかかった勝負じゃない。これはあくまでも流れと両騎手の必死さから生まれたアクシデント。これを降着にしたら勝負の醍醐味が損なわれる可能性がある。裁定は苦渋の中の好判断であったと思う。

 結局は岩田の必死さが池添のそれを上回った。岩田の左鞭は間を割るまでに6本。オルフェーヴルと馬体を並べてからさらに8本。動物の愛護精神に富んだ欧州競馬なら間違いなくこれだけで処分の対象になる。ただ、左鞭を連打しなければ、オルフェーヴルから一完歩毎にラチ沿いに詰められる恐怖もあったのではないか。

 因みにオルフェーヴルは一度も鞭を使わなかった。左鞭を使うスペースがなかったのか、それとも馬をよせれば競り勝てると思ったのか。もちろん、右鞭を使えばたぶん勝てただろう。が、今度は内にもたれるオルフェーヴルが被害馬から加害馬に替ってしまう可能性がある。やはり使えなかったのだろう。

 いずれにしてもオルフェーヴルがあの手応えで突き抜け切れなかったのは、結果からみてやはり仕掛け早。ラスト100ではジェンティルドンナと同じ脚色。3~4コーナーの爆発力からみて、もうワンテンポ遅らせていれば、完全に抜け切り2馬身の差はつけていたような気がする。いずれにせよ、その瞬発力たるや同じ競走馬とは思えぬほど。次の有馬はコーナー6回。使えば勝つだろう。が、使わずにそのまま種牡馬入りということもなきにしもあらず。

 3着ルーラーシップは出遅れがすべて。ウイリアムズなら前に行けるだろうと思っていたのが痛かった。とはいえ出遅れたウイリアムズもタダでは転ばない。すぐに進路を最内、博打を打った。隙があれば内を縫って出遅れを挽回しようという作戦。が、馬群はスローで密集した。仕方なく大外。いかに最速32秒7を使おうと前2頭が32秒台の上がりでは手も足も出なかった。

 かくしてサンデーRのワンツースリー。社台F系のダークシャドウを挟んで5着にもサンデーRのフェノーメノが食い込んでいる。 

馬同

http://www.s-shimizu.jp/pc/muryou03.html?id2=6356&PHPSESSID=4315f31041500eac5e8206aaa95cdcd6

三冠馬同士の一騎打ちを振り返って

 オルフェーヴルがまた敗れた。3歳牝馬ジェンティルドンナとの叩き合いで鼻差。ラスト1F地点でジェンティルドンナが狭いビートブラックとオルフェの間に強引に入ったため、モロにオルフェが外へ弾かれる不利。

 レース後に池添や関係者も怒り心頭だったようだが、パトロールで見ると確かにかなりの不利には映る。2、3度体が接して外へオルフェが飛ばされ、岩田はラフプレーで今週は騎乗停止のペナルティ。馬は無罪、人は有罪。このジャッジは何度も見ているが、先々週のGIマイルCSも直線でぶつけられた馬、弾かれた馬が続出。馬もジョッキーも必死の攻防の中、しょっちゅう起こり得るアクシデント。これという妙案がない現状、入線順位どおり、を選択するしかないようだ。

 このJCはブエナビスタが1着入線していながら、斜行により被害馬で2着入線ローズキングダムと降着により入れ替わった例もあり、池添にしてみれば「わずか鼻差」を言いたかったのだろう。この鼻差ならワンツーは逆でもいいのでは、の思いだ。ブエナビスタとジェンティルドンナを比べると、どちらがひどいとも言い難いラフプレーだが、私ならどちらも入線順のジャッジだ。

 ブエナの場合は脚勢と着差で圧倒していたし、あの不利を受けていなければローズキングダムがブエナを負かしていた、と考えるのはどだいムリ。当時の降着(スミヨン騎手)は諦めきれない心境だったに違いない。

 一方、今回だが確かにオルフェーヴルは一瞬体が浮くようなシーンもあったし、馬もひるんだ。しかし、まるまる1F分もの間、内の牝馬を競り落とせず押し切られたのは見方によっては不満。見た目、やはりピカピカで絶好調に映った凱旋門賞時をピークとすれば9分がいいところだったか。ジェンティルドンナは9分では負かせない女傑だったということだろう。

 1Fびっしり叩き合ったのは事実だし、態勢有利なはずの外オルフェーヴルを考えるとジェンティルが想定以上の走りで恐るべき能力を秘めていたことにもなる。

 レースラップも優秀。前5F60秒2→6F1分12秒3。対する後6F1分10秒8→5F58秒6と前後比でいえばスロー気味だが、4F目の12秒3が最もスロー。それ以外は全て12秒1以内。ラスト4Fの刻み方も11秒9→11秒7→11秒5→11秒5。やや緩めの前半は中団後ろ目を追走して3~4角進出。4角では2番手まで余裕で上がってきたオルフェーヴルは長い直線で再び加速して、内目で脚をタメたジェンティルドンナとの死闘へとシフトするわけだが、3着ルーラーシップ以下が離されたように、さすがに最強に恥じないレースをしている。

 ちょっと運がなかった、と思うしかあるまい…。オルフェーヴルがあれほど叩き合うシーン自体、ほとんど見た事がないのだから、3冠牝馬ジェンティルドンナは強かった。若干、後味の悪さのあったJCながら、レースは面白かったし、JCの売り上げが前年比109.6%ならまずは大成功。話題性が豊富でなければレースは盛り上がらない。

 今回は凱旋門賞帰りの日本最強馬、その最強馬を負かした凱旋門賞馬の再対決に加えて、3冠牝馬ジェンティルドンナほか、ルーラーシップ、エイシンフラッシュほかのGI馬やダービー、天皇賞秋で2着惜敗のフェノーメノ。メンツの豪華さはこれ以上ないもので、スターがいれば揃えば人気が出るのは当然。スターをつくってせっせとPRしていけば、まだまだ競馬もやっていける。

 JCはウインズ梅田横の行きつけの店で観戦したのだが、老若男女問わず大いに盛り上がっていた。こちらも思わず嬉しくなってしまう。JC観戦のために上京するという何人かの大学生もいたし、喫茶店などでスターホースの名前がチラチラと目に入るのも心地いいもの。

 盟友・清水成駿のように長く予想界をリードしてきたホースジャーナリストの貢献も見逃せないし、私も関西を少しでも盛り上げるべく、節目のGIでは前夜祭を催して競馬ファン囲まれ、レース解説、予想で頑張っている。

 12月22日(土)も恒例の「有馬記念前夜祭」を大阪豊中の阪急豊中駅前のパブ「ベルウッド」で行うが、秋田や福岡からも駆けつけてくれるので自然と力も入る。もう、そんな季節かとつい自分の年齢も考えてしまうが、競馬が励みになっているのは確かで、これが毎週あればヘコんでおれないのが現実。

 今週はJCダート。JCもJCダートも名ばかりの「JC」では困る。軸足を我が国のビッグステージに向かわせるように世界の強豪を惹きつけなければ未来はない。そのためにはやはり凱旋門賞を優勝、いやワンツーで決めるとか、海外でのパフォーマンスも不可欠だろう。サラブレッドのレベルアップと魅力ある環境、設備にイベントなど色々考える余地はまだある。そこには世界へ向けての発信力も問われる。内憂外患こもごもで厳しい情勢、踏ん張りどころではある。

2012年11月29日木曜日

牧へ 

http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2012/11/29/kiji/K20121129004661630.html

ジェンティルドンナ放牧へ 復帰戦は未定

 ジャパンCを制したジェンティルドンナ(牝3=石坂)は28日、栗東近郊のノーザンファームしがらきに放牧に出された。「あれだけのレースをした後で疲れはあるはず。まずはリフレッシュ」と石坂師。復帰戦は未定。「来年、海外に行くことは間違いない。日本で1番の馬だと思っています」と力強く語った。
[ 2012年11月29日 06:00 ]

魔法

http://www.yomitoku-keiba.com/archives/52009838.html

丹下日出夫コラム【魔法】

「最近、後方ままで、ひと息の競馬が続いているけれど、外国人ジョッキーに乗ってもらえば、現状打破があるかもしれない」と、ある近しい馬主さんがポツリ。


先週は、JCウィークと並行して、WSJSが行われたが、古くは、サーの称号を貰ったイギリスの至宝ピゴット。マッキャロンにスティーヴンス。近年ではデザーモにペリエと、外国人ジョッキーが跨ると、魔法をかけられたように激走する馬というのを目にしてきたし、今もその魔法は、解けていないかもしれない。


一流と言われる外国人騎手は、どんな馬にまたがっても、ほぼ能力のマキシマムを出し切ってくれる(日本人騎手は、馬によってアタリハズレがある?)。


それでも、競馬には勝ち負けがつきものだ。しかし、たとえ負けたとしても、ある程度は結果に納得できるし、「距離がもたないと思っていたのに。折り合いが微妙なのに。あのダート馬が、芝で勝てるの?」――なんていう、新味を引き出してくれることも多いから、自然と騎乗を依頼したくなる(キャピタルSのヤマニンウィスカーを想像した人は少なかった)。


JCは、ジェンティルドンナとオルフェーヴルの、息の詰まるような叩き合い、削り合いと同時に、長い長い審議。ジェンティルは岩田。オルフェーヴルの池添も、お手馬だけに、工夫を凝らし、持てる力は発揮できたが、WSJSのアレコレを考えると、普通にまっすぐは走れなかったのか。なんか物足りなさのようなものも感じる(一昨年はスミヨンの降着もあったけれど)。


なんて、ジェンティルドンナは、スタートして外から、すぐに二番手。向こう正面で好位のポケットに落ちつき、スタミナを温存。直線中ほどまでは、理想の、満点のポジショニング。オルフェーヴルの池添も、後方よりで、折り合いに慎重。3~4コーナーをリズムよく回り、直線、追い出しをできるだけ我慢。繊細で苦心した道中だった。


残り1F手前。岩田とすれば、脚の上がったビートブラック、トーセンジョーダンが、内ラチ沿いに失速してくるのを避け、ひとつ外に持ち出したい。内にモタれ加減の池添のオルフェは、そのまま切れ込んで、できれば内を締めたい。が、右鞭は打てない。


進路の変更の大きさのぶん、岩田に非があるのは当然とはいえ、両者の言い分は、あくまで事情徴収。審議の結果は、自信と自分たちのルールにのっとって、もう10分は早く確定しておけばという思いもある。


ただ、3着とは決定的な2馬身半差。上がり4Fのラップは、11秒9―11秒7―11秒5―11秒5の加速ラップ。二頭の力は抜けていた。


ルーラーシップは、発馬直前。ゲートでガタガタするのが大写しに。スタートしてすぐ、インに切れ込みポジションを探ろうとした、ウィリアムズの意図は見えたが、ふう。何かが足りない、切ない馬だなぁ…。


フェノーメノは、4角手前で、もうひと呼吸我慢。前回の天皇賞は、やや仕掛け早。まだ脚があると判断して、追い出しのタイミングをずらしたようにも見えたが、少し疲れがあったのかもしれない。ダークシャドウも、馬に重みを増していたが、2400mは微妙に長いか。トーセンジョーダンは、次走の有馬はもっとよくなる。


JC週は、2歳のベゴニア賞で1分33秒6のレコード。少し芝を刈りこんだようだが、過度の芝の調整は無意味に思う。