【JBCC】ヴァーミリアン好調
「JBCクラシック・交流G1」(11月3日、名古屋)
JBCクラシック3連覇を狙うヴァーミリアンは、栗東坂路で4F53秒2をマークした。「絶好調だよ。何の心配もない。冬場が合うのもあるだろう」と久保助手。ワンダースピードはCWで併せ馬。6F85秒1-12秒0で先着。「状態はいい。ただ、コーナリングが下手なので苦戦は免れないと思う」と羽月師。メイショウトウコンはBで6F80秒5-11秒7。「ここ3走がふがいないので不安だけど、変わってくれると思う」と武田師は反撃に力を込めた。
3連覇がかかるヴァーミリアンは5枠5番/JBCクラシック
11月3日(祝・火)に名古屋競馬場で行われる第9回JBCクラシック(3歳上、交流GI・ダート1900m、1着賞金1億円)の枠順が31日に確定した。
アドマイヤドン(02~04年)以来のJBCクラシック3連覇がかかるヴァーミリアンは5枠5番に、05年のJBCスプリント(交流GI)、06年のJBCマイル(交流GI)を制しているブルーコンコルドは6枠7番に、マーキュリーC(交流GIII)、日本テレビ盃(交流GII)と重賞連勝中のマコトスパルビエロは7枠10番にそれぞれ決まった。発走は15時45分。枠順は以下の通り。
( )内は性齢、所属・騎手
1-1 マルヨフェニックス(牡5、笠松・尾島徹)
2-2 スパイナルコード(牡5、高知・西川敏弘)
3-3 メイショウトウコン(牡7、栗東・藤田伸二)
4-4 タガノシャンハイ(牡7、兵庫・木村健)
5-5 ヴァーミリアン(牡7、栗東・武豊)
5-6 ワイティタッチ(牡5、愛知・山本茜)
6-7 ブルーコンコルド(牡9、栗東・幸英明)
6-8 マヤノグレイシー(牡10、愛知・吉原寛人)
7-9 ウイニングウインド(牡8、愛知・吉田稔)
7-10 マコトスパルビエロ(牡5、栗東・安藤勝己)
8-11 トミノダンディ(牡5、笠松・東川公則)
8-12 ワンダースピード(牡7、栗東・小牧太)
【JBCクラシック】好気配ヴァーミリアン
《栗東》11月3日に名古屋競馬場で行われるJBCクラシック(GI、ダ1900メートル)とスプリント(GI、ダ1400メートル)に出走予定の各馬が追い切った。
帝王賞以来で、クラシック3連覇を狙うヴァーミリアン(石坂、牡7)は坂路で4ハロン53秒2-38秒9。力強いフットワークで仕上がりに不安はなさそう。シリウスSで5着に敗れたワンダースピード(羽月、牡7)はCWでペガサスダンディー(牡2未勝利)と併せて、6ハロン85秒3、3ハロン41秒1-12秒3。最後の1ハロンはきっちりと伸びて併入した。昨年3着のメイショウトウコン(武田、牡7)はBコースで単走。6ハロン80秒5、3ハロン37秒2-11秒7の好反応を見せた。
スプリント組ではスプリンターズS2着のビービーガルダン(領家、牡5)がCWで6ハロン80秒5、3ハロン37秒5-11秒8の好時計をマーク。安藤勝騎手は「終いを伸ばしたけど、変わりなくいい感じ」と笑顔。白山大賞典を勝ったアドマイヤスバル(中尾秀、牡6)はBコースで6ハロン77秒8、3ハロン36秒6-11秒4の抜群の時計を出して好調をアピールした。