2008年3月14日金曜日

最終おい隠し

http://www.daily.co.jp/horse/2008/03/13/0000872123.shtml
豊が騎乗…ヴァーミリアン猛烈11秒7
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 武豊を背にダートで追われたヴァーミリアン=京都競馬場
 「ドバイWCデー諸競走」(29日、UAE・ナドアルシバ)
 ドバイワールドCに挑戦するヴァーミリアンの国内最終追い切りにはこの日、笠松での騎乗がある武豊がわざわざその前に京都競馬場に駆けつけて騎乗した。アドマイヤオーラと並んでダートコースに入り、オーラの追い切り終了直後に6F手前からスタート。馬なりのまま上がって行くスピードは最後まで衰えず6F74秒2、ラスト1F11秒7の猛時計で駆け抜けた。
 引き揚げてきた武豊は開口一番「いい動きですよ。何も気になるところはない。やっぱりダートでは動くね」と合格点以上のジャッジ。石坂師も「すごく落ち着いたキャンターだった」と、素軽い動きに目を細めた。
 昨年は4着に完敗した。だが気後れはない。指揮官はむしろ、手応えすら感じている。「日本やから強かったんやないか、と言われないような競馬がしたい。今ならできそうな気がする」。出発は15日。世界の分厚い壁を、本気でぶち破りに行く。

http://hochi.yomiuri.co.jp/horserace/news/20080312-OHT1T00230.htm
ヴァーミリアン万全11秒7…ドバイ国際競走国内最終追い切り

破格の時計を叩き出したヴァーミリアン
 ◆ドバイ国際競走国内最終追い切り(12日) ドバイ・ワールドC(29日、ナドアルシバ競馬場・ダート2000メートル)に出走するヴァーミリアンが12日、京都競馬場のダートコースで国内最終追い切りを行い、順調な仕上がりをアピールした。
 力強い脚さばきでテークオフへの準備を整えた。早春の暖かい日差しを受け、武豊を背にスムーズに加速。十分な手応えのまま直線に向くとさらに鋭く伸びてフィニッシュ。6ハロン74秒2―36秒2―11秒7と絶好のタイムをマークした。
 デビュー前に騎乗して以来、約3年半ぶりに追い切りにまたがった武豊。早朝は栗東で調教をつけ、午後には笠松の交流競走に騎乗と、タイトなスケジュールの中で志願した。「元気だね。坂路では動かないが、ダートでは動く。競馬場に入ってもテンションが上がり過ぎていない。現時点で心配はないね」心身両面で充実するパートナーに目尻を下げた。
 昨年4着のリベンジへ、期待が大きく膨らんだ。「最後まで落ち着いた格好だった。名前は一緒でも去年とはちょっと違う。楽しみ」と石坂調教師。出発は15日。この1年でバージョンアップした日本の砂王が世界へと飛び立つ。
http://www.nikkansports.com/race/news/p-rc-tp0-20080313-334749.html

ヴァーミリアン絶好調「何も不安はない」
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武豊騎手を背に京都競馬場のダートコースで追い切られたヴァーミリアン
 世界最強へ、ヴァーミリアン(牡6、栗東・石坂)が大きく近づいた。ドバイワールドC(G1、ダート2000メートル、29日=ナドアルシバ)への国内最終追いは12日、京都競馬場のダートコースで6ハロン74秒4-11秒7(馬なり)。手綱を取った武豊もびっくりの好時計で、夢実現へ万全の仕上がりをアピールした。
 武豊騎手を背に、ヴァーミリアンが最高のパフォーマンスを見せた。馬場開場の正午すぎに登場。好天の中を気分良く駆け抜けた。前半からスピードに乗って軽快なラップを刻む。直線に入っても武は馬の首の動きに合わせて手を動かした程度。馬なりで6ハロン74秒4、ラスト1ハロン11秒7をたたき出した。武の表情も明るい。「気になる点はないね。坂路では動かないけど、ダートでの動きは違う。競馬場で調整しているからテンションが上がってないか心配したけど問題なかった。あとは現地で乗るし、何も不安な点はない」。
 昨年は栗東で検疫を受けての出国。だが、今年は競馬場での調整のため、戦闘モードに入りすぎていないかを確認したかった。この日は、早朝に栗東トレセンでポップロック(阪神大賞典1週前)ダノンゴーゴー(ファルコンS)の追い切りをつけ、午後3時半からは笠松競馬場で交流競走に騎乗した。「(笠松に)間に合うか心配」と笑って競馬場を後にしたが、タイトなスケジュールを縫って手綱を取ったかいはあった。
 石坂師も順調な調整に納得の表情だ。「落ち着いているし、リズムよく走っていた。昨年とは違う」。川崎記念は出走取り消しとなったが、フェブラリーSで国内G1・4連勝を飾り、堂々と日本代表を名乗れる。「現地では『日本だから強かっただけ』と言われないようにしたい」と同師。国内でやれることはすべてやった。最高の仕上がり、という自信を胸に、15日に決戦の地、ドバイへ旅立つ。【高橋悟史】

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