2009年1月14日水曜日

一発

危機一髪?
間一髪?
国道8号線を走っていた。
巷でいう「ルート8」ってやつだ。
マシンはオレの愛車・日産フェアレディーZだ。
回腸に走行中、前が詰まった。
時速60㌔アンダーで走る枯葉マークが5台前を走っていた。
追い越し可能車線に入った。
前の車たちは誰も抜かそうしない。
タイミングを計っていたら、オレの前の軽自動車が追い越しをかけた。
それでもまだ前に3台いる。
抜かすのか?待っていたが誰も素振りを見せない。
満を持してアクセルを吹かした。
プゥ~~~と軽く踏んだらあっという間に4台追い抜かした。
そのときは90㌔オーバー。
すぐ元の車線に戻った。
そうそう、最近8号線には測定や覆面が構えている。
冬場なのに走りやすいので、調子に乗るなと捕獲しまくっているのだ。
そのことは常に念頭においている。
だから、すぐ速度を70㌔程度に落とした。
が、そのとき、ピ~~~~~~~とレ~~~~~~~~~~ダ~~~~~~~が鳴り響いた。
と同時に、真っ暗だった駐車スペースからヘッドライトと赤いサイレンが点滅した。
さらにぐるっと回転し車道へ。
でも、ピィィィィィ~~~~~となったときにはすでに減速してたはず。
オレじゃないよな、と自問自答。
パトカーもオレの前を走っていた軽自動車を追跡していった。
確かに前を走る軽はオレの視界からどんどん、どんどんどんどんどんどん遠ざかっていった。
パトカーは軽を側道へ誘導。そして、止めた。
オレはその横を何食わぬ顔で通過。
オレの後方はさらに減速したのかバックミラーで確認しても見えないくらい小さくなった。
オレは勝ち誇った。
セフティドライブ、当然よ!
そうつぶやきさらにアクセルを踏み込んだ。
もちろん、制限速度50㌔のところは50㌔で。
60㌔のところは60㌔だ。
気持ちの中では。
が、実際は1万5000円が惜しい20㌔超えに注意してハンドルを握った。
背中はビショビショ。手のひらはベトベト。額からは冷や汗が。
家についても膝がガクガクブルブルして降りられなかったZ!
世も末・・・。

もちろん、フィクションだZ!一部分は。

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